冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

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カークリーズと核爆弾(1983)


KIRKLEES AND THE BOMB (1983)

1980年代、民間防衛政策を推進する英国政府に対して、カークリーズ行政区議会はそれを誤った政策であるとし、住民に向けてそれを説明するブックレットを制作した。
​Kirklees Metropolitan Council became a Nuclear Free Zone in January 1981. On becoming a Nuclear Free Zone the council also committed itself to giving the public more information about the questions of war and peace and the effects of nuclear war and a Peace Sub-committee was set up in May 1983. This booklet which forms part of that committment was produced to tell of the effects that a nuclear explosion might have on the Kirklees District

カークリーズメトロポリタンカウンシルは1981年1月に非核地帯になった。非核地帯になると、カウンシルは、戦争と平和の問題と核戦争の影響について住民に情報を提供することを約束し、平和小委員会が設置された。 そのコミットメントの一部を形成するこのブックレットは、核爆発がカークリーズ行政区に与える影響を伝えるために作成された。

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このブックレットは核爆弾の効果とその後の影響について、核の冬を含めて、幅広く解説し、核戦争が起きれば、生存は絶望的であることを概説している。

なお、英国政府の民家防衛演習Square LegやHard Rockに言及しているものの、核攻撃の詳細シナリオは想定されていない。また、フィニングリー空軍基地および工業地帯を攻撃目標として想定したサウスヨークシャーと異なり、カークリーズ行政区では工業地域が主たる攻撃目標として想定された。







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