冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

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On the brink: Doomsday (1997)


監督Gary Parker
脚本Gary Parker
配信Discovery Channel
リリース日1997/04/20
放映時間104分
言語英語

1995年までに、核戦争が起きかけた事件を取り上げた番組:
キューバ危機では、歴史の表舞台とは別に、偶発的に核戦争が始まる危機がいくつか起きている。そのすべてが明らかになっているのかはわからないが、"On the brink: doomsday"は次の3件を取り上げて映像化している。なお、制作された1997年時点では、ArkhipovとB-59潜水艦の件は明らかになっていないため、取り上げられていない。
  • 1962年10月25日、基地への破壊工作誤認により、空対空核兵器を搭載した戦闘機が離陸しかけた
  • 1962年10月26日、フロリダの基地が危機のさなかに、定期ミサイル発射試験を実施。これを知らされていなかったレーダー基地がソ連のミサイルと誤認しかけた
  • 1962年10月27日、北極圏でソ連の核実験実施を調べるための、大気サンプル採集という定期ミッションが実施された。このとき、U-2が誤ってソ連領内に侵入した。


この他、1973年10月のDEFCON3と、1979年11月の米軍NORADの訓練テープインシデントと、1995年1月のノルウェーロケットインシデントの部分に字幕を付けてみた。




なお、ソ連軍の早期警戒システムの誤検知とエイブルアーチャー83演習については「The 1983 Brink of Apocalypse(2008)」が、ArkhipovとB-59潜水艦については「The man who saved the world (PBS, 2012)」がドキュメンタリーとして取り上げている。



この他、1967年5月18日のソーラーフレアを、ソ連による弾道ミサイル早期警戒レーダーへの「ジャミング」と誤認しかけて、米空軍が1967年5月23日に、核兵器搭載機の発進準備をしたことがある。





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