『ZERO』を基準として、シゼルの経歴を整理する。
- 南米千人殺し事件で家族を失い、本人も瀕死の重傷を負う。
- 永二に大人の義体を与えられ、一時的にフェンリルに身を寄せる。
- 永二の命令で甲と一夏を過ごす。
- フェンリルを離れ、傭兵として活動しつつ家族の仇として永二を狙う。
- 7年前、グッドマンの協力で永二を暗殺しようとするが、失敗。永二の指示で再びフェンリルに身を置く。
- 3ヶ月、グッドマンと訓練。
- 5年前、フェンリルに正式に入隊する。
- 星修学園都市に来訪(「SKY An」)。
ここから、甲と出会ったのは7年以上前であることが分かる。
「(グッドマンに対して)掃き溜めで育ったヘドロのようなガキを、九年経っても見間違えずに、人生のイロハを教えたのはどなたでしたか?」
シゼル・ステインブレッシェル/『BALDR SKY ZERO』マレル編11章「意地」
「掃き溜めで育ったヘドロのようなガキ」は南米千人殺し事件当時のシゼル、「九年経っても見間違えずに、人生のイロハを教えた」のは7年前の訓練を指す。つまり、南米千人殺し事件は16年前となる。
ここから、甲と出会ったのは7〜16年前であることが分かる。
また、「SKY An」ではフェンリルの一員として星修学園都市に来訪している。従って、学園時代から『ZERO』までの経過年数は5年以内、すなわち『ZERO』の甲の年齢は16〜21歳であることが分かる。