全知全能の肩書きに恥じず、多くのステータスが高水準にまとまっており、480という長射程から破格の5,413という高いDPSで属性を問わず攻撃することができる。
攻撃頻度が高いため小〜中型のラッシュにも対処でき、ナマルケモルルや師匠に対してその射程外から高火力を発揮するなど、汎用火力として実用性が高い。
特に師匠は後半まで悩まされる強敵であり、射程が活きる場面が多い。
これだけの性能を持ちながら、コストが5000円を切っているのは嬉しいところ。
以上、幅広いシーンで火力役を担うことができ、特に初心者にとっては使いやすいユニットであろう。
ただ、KB数が2回しかない点は、仕切り直しでリーチを活かしたい長射程キャラとしてやや欠点とも言え、押し込まれやすいステージには向かない。

天使に対する体力は、お宝込みでLv30だと32万相当を超え、超遠距離タイプのマンボーグ鈴木に対しては態勢を崩すことなく攻撃できる。
ただし、断罪天使クオリネルには懐に潜り込めず、まともにその重い一撃を食らうため、さほど長持ちしない。
また、危険な突破力を持つ高倍率の天使ゴンザレスの群れに対しては、壁キャラのサポートが要るだろう。

Ver9.10にて実装。
体力と攻撃力が10％程度上昇。DPSは6,000を超えた。
順当な進化ではあるが、射程を活かしきれない原因である、少ないKB数に変更が入らなかった点は惜しまれる。
特性にも変更がなく、周りのキャラのインフレに取り残された感が否めない。

Ver9.10にて実装。

基本体力アップ・基本攻撃力アップは強力。
それぞれを全解放するとLv50で体力13.5万、攻撃力6.9万、DPS11,539というかなり高いステータスになる。
これを射程480から攻撃出来るのは破格である。

しかし、他の本能は自身の強みとはあまり噛み合わない。
攻撃力ダウン耐性は、その対象となる天使には天使ブッタ・ミスターエンジェル・大天使エクスエルがいるが、いずれも攻撃回転が早いため、「耐性」止まりでは防ぎきれない。
波動耐性もダメージ軽減率が50％止まりな上、天使で該当するキャラはほぼ皆無である。

対象にゾンビを追加出来るが、ゾンビキラーを持たないためその復活を許してしまう。
潜行や再生で足下にゾンビが潜り込んでも強気に攻撃を重ねられるが、火力の高さが仇となり他のゾンビキラーを邪魔しがち。*1
なお、対応属性としてサルカニフェスとかぶることになるが、ゼウスのやや長い射程を明確に活かせるような敵はおらず、比較して優れている点はあまりない。

超本能も実装されたが、現状では多くのNPを使ってゼウスを強化して使い続けるより、他の特化キャラにNPを回していく方が難しいステージを打開してゲームを進められるという認識が一般的なようだ。

Ver12.3にて実装。
超獣特効と遅くする効果が追加された。
ただネコアイスと同様、本能玉を装着出来る数が増えていない点には注意。

超獣特効を追加する事で、ナーラに次ぐ高体力とウルスを上回る射程・DPSを併せ持つ、対超獣への優秀な大型アタッカーとなる。
対象属性の打たれ強いと重複すると133万相当の体力になるが、超獣としては、ラジャコングとアリアントのみ。
特にラジャコングに対しては、波動耐性と合わせて効果を発揮するため、この凄まじい突破力を持つタフな難敵への対策となる。

一方、遅くする能力の追加は、長射程キャラとしては有用であり100％発動であるものの、効果時間はわずか1秒と短い。
白ミタマなど他の鈍足能力持ちキャラと併用する場合にはその邪魔になりかねないので注意が必要。

以上、超獣という限られた相手への対応力強化のみと見てよく、それ以外の使い勝手は、これまでと大きく変わることはないだろう。

説明文に恐妻に弱いと書いてあるが、これは姉であり妻のヘラの事を指す。
ゼウスにはかなりの浮気癖があったため、ヘラとよく口論をしていたという謂れがある。

なお、公式に問い合わせたところ、ギガントゼウスシリーズ第3形態につく「G」には読み方が指定されていないそうだ。
実際、ゲーム内のキャラ検索で「じー」や「ぎがんと」などの読みで検索してもヒットしない。