属性を持つ敵をふっとばす量産型妨害ユニット。
連続攻撃持ちで、烈波およびふっとばしは連続攻撃の2回目のみで発動するようになっている。
発動確率は、烈波が100%、ふっとばしが20%である。

射程があまり長くなく、攻撃発生や足も遅い方であるため射程負けする敵には無力。
また、感知射程〜最短射程がわずか75しかないので懐に潜りこまれやすい。
さらに、攻撃頻度7.4秒に対してふっとばし確率が20%とかなり低いため、期待値としては37秒に1回ふっ飛ばしが発動する計算になる。*1
再生産時間も量産キャラとしては長い為、量産性で補うことも難しい。

以上、ふっとばし要員としてはやや頼りない性能であり、それを補うためにねこ医師等の単一属性に特化したキャラを使うか、第2形態にした方が良い。
烈波までフルヒットした時のDPSは2,297と遠方範囲にしてはかなり高いので、量産火力としては期待できる。
なお、他の量産型ふっとばしキャラの多くは、城まで敵を追い詰めた時にめりこみから反撃をくらい前線が崩壊することがあるが、キャスリィ本人は攻撃後すぐ移動せずそのリスクは少ない。

大型キャラ化して、基本ステータスが向上した。
単段攻撃になったほか、烈波レベルがLv2に上がった。

烈波は、持続時間が伸びて同じ敵に最大2回ヒットするようになった。
また、壁のように場に残り続けるため、ツバメンズのような足の早い敵にも突破されにくい。

キャスリィのふっとばしは、属性を持つ敵全てを対象とするため、特に混成ステージで優秀な妨害役となる。
ふっとばしは1回のみ発動判定を行うため、攻撃+烈波の全てでふっとばしが発動するか、全く発動しないかのどちらかになる。*2
直撃のふっとばしが50%で発動し、その先で烈波が当たり再度ふっとばされて敵が彼方まで飛んでいくこともしばしばある。
広範囲の敵集団を遠方範囲攻撃と烈波でふっとばせるため、ふっとばし妨害キャラにありがちな、敵の前衛だけ中途半端に押し込んで巻き返されてしまう展開にもなりにくい。
また、攻撃後停止するカウンタータイプのため、間合い管理能力が極めて高く、射程の割にしぶとく生き残る。
波動無効や古代の呪い無効も持つため、古代種にも妨害を無力化されない。

なお、ふっとばし妨害を持つキャラの宿命として、モーションの大きい超火力キャラとの相性はやはり良くない。
一方で、真レジェンドの王冠3のように敵の突破力が凄まじいステージだと、敵を無理やり押し返して前線を維持するという、唯一無二の活躍をする。*3

弱点としては、遠方+烈波フルヒット時の火力がDPS8,793相当と遠方キャラとしては高いが、ふっとばしにより実効火力が下がる。
前進しにくいとはいえ、大型キャラとしては感知射程が375と短い点に気を付けたい。
当然ながら、一部の烈波無効を持つ超獣などとは相性は良くない。
また、黒バージョンとは違い、こちらは烈波無効を所持していない。体力もあちらほど高くはなく、烈波が吹き荒れる戦場では長持ちしない点に注意。