雑感
カリスマ溢れる紅魔館の主。
Aルートでは完全にブレイクし、加入後は実際にスキル「カリスマ」を失ってるという徹底ぶり。
しかし作中ではそれ以上に、主人公の運命を決定づける大きな役目を担っているキーキャラクターである。
全体的に高いステータスと機動力を誇り、特に速さは成長率95%と全ユニット中でもトップクラスの成長率を誇る。
CC後は高速弾と大型弾を使用可能であり、相手に合わせて武器を選びやすい。
飛行特攻を受けるのが難点だが、氷精のリボンなどで無効化できれば並のモブユニット相手には猛威を振るうことも可能。
実は吸血鬼でありながら銀弾特攻を受けない特性も有しており、意外とスキは少ない(原作準拠の設定?)
ピーキーなステータスが目立つ紅魔館メンバーの中では、かなり扱いやすい印象を受けるだろう。
素のステータスを見ると特段硬い訳では無いのだが、数値以上に耐久性能は高い。
スキル「金剛」による物理ダメージ軽減効果と、いわゆる奥義に相当するスキル「吸奪」を持つためである。
多少のダメージであれば自己回復を狙うこともでき、割と滅多なことで致命打を貰うことが無い。
それは、優れた速さによる回避の高さと、支援関係の豊富さが相まって、より安定感を向上させている。
但し、乱舞・貫通・連続といった、他の紅魔館メンバーが軒並み所持するダメージアップ狙いのスキルが一切無い。
このため、ボスユニットのような強敵が相手だとイマイチ決め手に欠ける場合もある。
レミリアのユニークスキル「運命」により、弱った相手には確実に攻撃を命中させられるのだが、フットワークの軽いレミリアが初撃を叩き込み辛いというのは勿体無いところ。
ここは絵巻を使って連続などを習得させれば、レミリアの威厳も保たれることだろう。
ただし、紅魔郷勢全体に言える事だが空きスロット数が少なく、レミリアは全キャラ中最小タイの2。付けるスキルはよく考えよう。
吸血鬼のペナルティとして、日中の野外ステージでは毎ターン開始時に約1割のダメージを負ってしまう。
微々たるダメージではあるし、吸奪が発動すれば自己修復もできるのだが、このスリップダメージで敗走することもあるので留意が必要。
特に、強敵から痛恨の一打を受けて、耐えはしたものの次ターン開始時にピチューン、では泣くに泣けない。
アイテム「特注の日傘」を持たせることでスリップダメージを無効化できるので、忘れずに持たせておきたい。
雑感(Switch版)
CC後の運命がなくなったが、空きスロットは3つになり、初期値は力が4上がった。
飛行ユニット最強クラスの実力を持つ。初期値から既に強く、CC直後の時点で力25に速さ30と恐ろしいスペック。
速さは余裕でカンストし、速攻アタッカーにありがちなHP、守備、魔防が低いといった弱点もない。
むしろ吸奪に金剛と防御面もしっかりしているので使い勝手が非常に良い。
フランドールとは異なり、何故か銀弾で特攻を受けない点も強い要因の一つ。
氷、風で特攻を受けるがチルノが持参する氷精のリボンを持たせればその特攻も防ぐことができる。
Aルートはさらに特注の日傘を持参するため、最初から万全の状態で戦える。
Aルートはカリスマブレイクしてしまうが、全体的に見ても恐ろしい強さを持つ。
転生CCでの追加スキルはないが、転生1回でも一騎当千の強さになる。