エスペラント語で書かれた「La bona lingvo」を読み進めます。

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エスペラント日本語辞典の「fojo」の項目の中に、「Mi donas helpon al vi unu fojon por chiam」(君を助けるのはこれ限りだ)という例文が掲載されています。この訳から判断すると、「一度かぎり」という翻訳は妥当でしょう。英語の「once and for all」も「これを最後に」というニュアンスが強いようです。ザメンホフさんも、エスペラント語が信頼される公的権威に認定された暁に、変更は一度だけで、何度も変更されることは望まなかったのではないでしょうか。一度、変更されて、さらに別の変更が加えられるとすると、イド語のように永遠に変更が続く言語になってしまうでしょう(笑)。イド語のことをけなしているわけではないのですが、現状は、そうなっているいるのですよ。そこがまたイド語の面白みのひとつでもあるわけです。人間の理性には限界があり、完全なものは何一つありません。

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Posted by  verbum303 verbum303 2018年02月15日(木) 09:11:43

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