Bona lingvoを読む（エスペラント） - トップページ
エスペラント語で書かれた「La bona lingvo」*1を少しずつ読みたいと思い、このwikiをはじめました。著者は故クロード・ピロン（1931-2008、ベルギー人）氏*2で、著名なエスペランティストでした。できるだけ、順番に読み進めたいと思いますが、その時の気分で、アトランダムになることもあるかもしれません。単語の意味と、日本語訳および文法についての解読が、主な内容になる予定です。
クロード・ピロン


世界エスペラント協会（UEA）の公式専門雑誌「Esperanto」の2018年1月号に、クロード・ピロン氏の特集記事が掲載されていました。その日本語訳です。「クロード・ピロン、10年前に逝去」さらに、「素晴らしくてシンプルなエスペランティスト」も必読です。

目次

第１章 序論
  1. Bona Lingvo （良い言語）
  2. Iom pri la fono de ĉi tiu verko（この本の背景について少々）
  3. Stranga esperantisteco（奇妙なエスペランティストの性（さが））
  4. Tri pliaj konvinkofontoj （３つの確信的な背景）
  5. La francoj kaj mi（フランス人と私）
第２章 言語と精神
  1. Lingvo, kiu ekzistas（存在する言語）
  2. Riĉas la reala lingvo（現実の語法は豊かである）
  3. La du cerbaj duonsferoj（二つの脳半球）
  4. La spirito de la lingvo（言語の精神）
  5. Nekonsciaj principoj regas komunikadon, malsame laŭ la lingvo（言語によらず、無意識的な原理がコミュニケーションを支配する）
  6. Bona lingvo, kiel sentata de la popolo（良い言語、大衆によってどのように感じられるのか）
  7. Mutacio（突然変異）
第３章 先天的な自己表現
  1. Emo ĝeneraligi tuj post asimilado（同化のすぐ後で一般化する傾向）
  2. Kruciĝo de plene konsekvencaj serioj（完全に整合性のある連続の交差）
  3. Ŝparo de nerva energio（神経エネルギーの節約）
  4. Mal-: ĉu beno aŭ malbeno?（Mal-:祝福なのか？呪い（非祝福）なのか？）
  5. Kial ferm kaj malferm?（なぜ、「ferm」と「malferm」なのか？）
  6. Ena filozofio（内面の世界観）
第４章 定義する傾向、想起する傾向
  1. Angoro kaj trovalorigo de la maldekstra cerbo（左脳による”苦悩と過剰な価値づけ”）
  2. Franca edukprincipo influas lingvan konceptadon（フランスの教育方針が言語の概念形成に影響を与えている）
  3. La signif-amplekso de la vortoj: io konvencia（単語の意味の広がり：慣習的なもの）
  4. Timo malpreci（はっきりしない不安）
  5. ... kaj angoro perdi（そして、喪失不安）
第５章 造語法の技
  1. Simila vortfarado en malsamaj popoloj（異なった民の中の類似した造語法）
  2. Pri la arto klare klarigi kaj kelkaj aliaj（明確に説明する技術などについて）
第６章
第７章
あとがき