地震/津波・自然災害・遭難事故・鉄道/航空事故wiki TOPへ

★新刊案内★


【三斗小屋温泉旅館殺人事件】 シリーズ山岳事件

 1983(昭和58)年9月26日早朝、栃木県・那須岳の三斗小屋温泉に2軒だけある旅館のひとつ「T屋」別館で、
旅館の主人Oさん(50)が血まみれで倒れているのをOさんの奥さんが発見した。
額は鈍器で殴られたように陥没しており、寝ていたマットレスには血が散らばっていた。
Oさんは前日夜酒を飲んでおり、普段から酒を飲んだ後は別館の客室で寝ることが多かったという。
 三斗小屋温泉は登山道の途中にあり車では行けない山の中にあり、電気も電話も通っていない。
そこで宿泊者が持っていた無線機で知人を通じて警察・消防へ通報した。
Oさんは意識不明の状態でヘリコプターで黒磯市の病院へ運ばれたが、頭蓋骨骨折により病院で死亡した。

 栃木県警はOさんが就寝中に抵抗する間もなく襲われたことや、犯行現場が山深い温泉宿で外部からの侵入が考えられないこと、
金品を奪われた形跡がないことなどから、Oさんを良く知り、Oさんに対して恨みを抱いている者の犯行とみて、
当日の宿泊者や家族等から事情を聞くなどの捜査を進めた。
 そして事件から1年4ヶ月たった1984(昭和59)年12月、栃木県警はOさんの息子A(28)が、Oさんを殺害したと判断した。
Aは事件当時精神科へ通院しており、普段からOさんに対して「殺してやる」と口走っていたことや、
事件後には母や妻に「自分がやった」と打ち明けていた事から、県警は犯人と断定した。
県警は精神病院に入院していたAの精神鑑定をして責任能力の有無を慎重に調べていたが、
回復は見込めず逮捕は無理と判断、書類送検することで事件は終結した。
 

コメントをかく


利用規約をご確認のうえご記入下さい

注目の本

自然災害/事故/危険生物の本


三毛別ヒグマ襲撃事件の本




芽殖孤虫を知る本



twitter

メンバーのみ編集できます