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年	受賞者	受賞作
1979年	磯田光一	『永井荷風』
	酒井忠康	『開化の浮世絵師　清親』を中心として
	長谷川堯	『建築有情』を中心として
1980年	小泉文夫	『民族音楽研究ノート』を中心として
	谷沢永一	『完本　紙つぶて』を中心として
	若桑みどり	『寓意と象徴の女性像』を中心として
1981年	中野三敏	『戲作研究』
	芳賀徹	『平賀源内』
1982年	海老沢敏	『ルソーと音楽』を中心として
	辻佐保子	『古典世界からキリスト教世界ヘ』
	樋口忠彦	『日本の景観』
1983年	郷原宏	『詩人の妻』
	小林忠	『江戸絵画史論』
	佐々木健一	『せりふの構造』
1984年	田中日佐夫	『日本画　繚乱の季節』
	三浦雅士	『メランコリーの水脈』を中心として
	吉田敦彦	『ギリシァ文化の深層』を中心として
1985年	大笹吉雄	『日本現代演劇史』
	玉泉八州男	『女王陛下の興行師たち』
	船山隆	『ストラヴィンスキー』
1986年	阿満利麿	『宗教の深層』
	井上章一	『つくられた桂離宮神話』を中心として
	守屋毅	『近世芸能興行史の研究』
1987年	伊藤俊治	『ジオラマ論』
	井上和雄	『モーツァルト心の軌跡』
	宮岡伯人	『エスキモー』を中心として
1988年	佐々木幹郎	『中原中也』
	原広司	『空間＜機能から様相へ＞』
	松木寛	『蔦屋重三郎』
1989年	森洋子	『ブリューゲルの「子供の遊戯」』
	渡辺裕	『聴衆の誕生』

年	受賞者	受賞作
1990年	北澤憲昭	『眼の神殿』
	鈴木博之	『東京の「地霊（ゲニウス・ロキ）」』を中心として
	長谷川櫂	『俳句の宇宙』
1991年	鹿島茂	『馬車が買いたい！』
	五味文彦	『中世のことばと絵』を中心として
	西垣通	『デジタル・ナルシス』
1992年	川本皓嗣	『日本詩歌の伝統』
	中川真	『平安京　音の宇宙』
1993年	木下直之	『美術という見世物』
	杉田英明	『事物の声　絵画の詩』
	馬渕明子	『美のヤヌス』
1994年	今橋映子	『異都憧憬　日本人のパリ』
	玉蟲敏子	『酒井抱一筆　夏秋草図屏風』
	尹相仁	『世紀末と漱石』
1995年	今橋理子	『江戸の花鳥画』
	川崎賢子	『彼等の昭和』
	張競	『近代中国と「恋愛」の発見』
1996年	飯沢耕太郎	『写真美術館へようこそ』
	兵藤祐己	『太平記＜よみ＞の可能性』
1997年	イ・ヨンスク	『「国語」という思想』
	稲賀繁美	『絵画の黄昏』
	仁平勝	『俳句が文学になるとき』を中心として
1998年	岩佐壯四郎	『抱月のベル・エポック』
	佐伯順子	『「色」と「愛」の比較文化史 』
	高橋裕子	『イギリス美術』
1999年	榎本泰子	『楽人の都・上海』
	佐藤道信	『明治国家と近代美術』
	永渕康之	『バリ島』

年	受賞者	受賞作
2000年	蒲池美鶴	『シェイクスピアのアナモルフォーズ』
	成恵卿	『西洋の夢幻能』
	吉田憲司	『文化の「発見」』
2001年	岡田暁生	『オペラの運命』
	河合祥一郎	『ハムレットは太っていた！』
	田中優子	『江戸百夢』
2002年	加藤徹	『京劇』
	小谷野敦	『聖母のいない国』
	沼野充義	『徹夜の塊 亡命文学論』
2003年	飯島洋一	『現代建築・アウシュヴィッツ以後』を中心として
	宮崎法子	『花鳥・山水画を読み解く』
2004年	田中貴子	『あやかし考』を中心として
	原研哉	『デザインのデザイン』
2005年	齋藤希史	『漢文脈の近代』
	柴田元幸	『アメリカン・ナルシス』
	宮下規久朗	『カラヴァッジョ』
2006年	鈴木禎宏	『バーナード・リーチの生涯と芸術』
	竹内一郎	『手塚治虫＝ストーリーマンガの起源』
2007年	河本真理	『切断の時代』
	三浦篤	『近代芸術家の表象』
	山本淳子	『源氏物語の時代』
2008年	奥中康人	『国家と音楽』
	林洋子	『藤田嗣治 作品をひらく』
2009年	伊東信宏	『中東欧音楽の回路』
	藤原貞朗	『オリエンタリストの憂鬱』
	矢内賢二	『明治キワモノ歌舞伎 空飛ぶ五代目菊五郎』

年	受賞者	受賞作
2010年	石原あえか	『科学する詩人 ゲーテ』
	北河大次郎	『近代都市パリの誕生』
	古田亮	『俵屋宗達』
2011年	大和田俊之	『アメリカ音楽史』
	輪島裕介	『創られた「日本の心」神話』
2012年	堀まどか	『「二重国籍」詩人　野口米次郎』
	水野千依	『イメージの地層』
2013年	阿部公彦	『文学を〈凝視する〉』
	岡田万里子	『京舞井上流の誕生』
2014年	互盛央	『言語起源論の系譜』
	長門洋平	『映画音響論』

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