佐高信
　『戦後を読む―50冊のフィクション』　岩波新書



1.円地文子『食卓のない家』
2.藤島泰輔『孤獨の人』
3.麗羅『山河哀号』
4.生島治郎『腐ったヒーロー』
5.三浦朱門『雑草の花』
6.梶山季之『生贄』
7.中薗英助『拉致』
8.西木正明『ルーズベルトの刺客』
9.いいだもも『アメリカの英雄』
10.早坂暁『夢千代日記』
11.森村誠一『黒い墜落機』
12.丸谷才一『笹まくら』
13.山田太一『藍より青く』
14.樋口茂子『非情の庭』
15.渡辺淳一『冬の花火』
16.五十嵐フミ『小説風鳴門』
17.石坂洋次郎『丘は花ざかり』
18.松本清張『ゼロの焦点』
19.つかこうへい『戦争で死ねなかったお父さんのために』
20.堀田善衛『広場の孤独』
21.大佛次郎『帰郷』
22.高杉良『祖国へ、熱き心を』
23.野原一夫『生くることにも心せき』
24.野坂昭如『赫奕（かくやく）たる逆光』
25.東峰夫『オキナワの少年』
26.梁石日『夜を賭けて』
27.清水一行『風の骨』
28.右遠俊郎『小説朝日茂』
29.五味川純平『人間の條件』
30.戸川猪佐武『小説吉田学校』
31.石川達三『金環蝕』
32.城山三郎『官僚たちの夏』
33.内田康夫『沃野の伝説』
34.佐々木譲『愚か者の盟約』
35.水上勉『海の牙』
36.浅川純『わが社のつむじ風』
37.三好徹『白昼の迷路』
38.大下英治『小説電通』
39.山崎豊子『不毛地帯』
40.夏樹静子『家路の果て』
41.有吉佐和子『夕陽ヵ丘三号館』
42.山田洋次『男はつらいよ』
43.井上ひさし『偽原始人』
44.宮部みゆき『火車』
45.佐木隆三『復讐するは我にあり』
46.吉村昭『仮釈放』
47.高橋和巳『憂鬱なる党派』
48.村上龍『コインロッカーベイビーズ』
49.船戸与一『砂のクロニクル』
50.黒河小太郎『総理執務室の空耳』