トップページ
最終更新：ID:4SjJ9Pd0GA 2024年07月28日(日) 00:25:49履歴
【概要】
ブライトバンドとは
ここで言うブライトバンドは、気象レーダによる降水量観測において、しばしば帯状に出現する強いエコー（周囲より明るい部分）のことです。
気象レーダはアンテナを回転させて観測するので、ブライトバンドがレーダの場所を中心に同心円となることが多いです。
ブライトバンド出現の理由は、古典的な説明では、上空で雪として成長した降水粒子が落下し、0℃より暖かい高度で雨に変わるときに
１．氷から水への誘電率の変化
２．雪から雨への粒子密度の変化（粒子の大きさの変化）
３．雪から雨への落下速度の変化（数密度[粒子が空間に占める個数]の変化）
によって、レーダの反射強度に極大が見られるため、とされています。
＜記載項目（案）＞
・レーダによる降雨観測の歴史
・・シミュレーションによるブライトバンドの再現
・・ブライトバンド直上に見えるダークバンド（ダークレイヤー）
・・周波数による違い
・MRRによるブライトバンド観測
・・出現頻度
・・ブライトバンドと地上粒径分布の関係
・Xバンドによるブライトバンド観測
・・ブライトバンド（融解層）情報の活用＜精度向上の試み＞
■ブライトバンド上端とゾンデ観測による0℃高度の差と湿球温度
■
■2016/4/30
3:24-Z開始
上から降りてくる。１．５ｋｍ（仮）付近。BB明確。
3：52エコー終息。
全体に晴天域イメージ。
３：５７再び開始
サイト左側で幅広。
４：２７
ZというよりW。これまであったBBと地面の中間付近に新BB
■
○ブライトバンド（BB）を調べる目的○
・気象レーダによる降水量の定量観測に役立つ
・何より目立つ
・短時間、短距離で変化するので珍しい
・雪が融けている間は、等温層が続く
・雨雪の判別に役立つ−きっと天気マップの改善に役立つ
○○
このページはあなたのWikiのトップページです。自由に編集してください。
ページ名の
をクリックして編集ができます。
Wikiを始めたばかりの方向けに初心者ガイドで、Wikiの使い方を紹介しています。
また、どのようなWikiにしようか悩んでしまったら、人気ランキングに載っているwikiを参考にしたり、チェックシートで掲載されている項目を試してみることをお薦めします。
※このページの内容は初心者ガイドにも掲載しています。すべて削除しても問題ありません。
観測の歴史（自由に変更してください）
ブライトバンド観測のレビュー（自由に変更してください）
小見出し（自由に変更してください）
数値計算による再現の試み
画像例
XMPでブライトバンド（たぶん）が観測されるのは珍しい。0℃下1000m高度より上のデータは利用していないから。0℃高度が予報より低かったのではないかと推測される。
ブライトバンドの説明
http://apollo.lsc.vsc.edu/classes/remote/lecture_n...
Seesaa Wiki関連リンク
ーーー
観測例：RHI
ダブルブライトバンド＝RHI画像で、融解層が2本見られる現象、3本あればトリプルブライトバンドと呼ぶ。
4本以上出現することもあり得るので、マルチブライトバンドと総称する。
便宜上、上空からバンドA、B、C…と呼ぶこととする。
【説明の試行】
１:
上空に逆転層があり、0℃より高い層でいったん融け始めた雪粒子が、氷点下の層で、融解停止・再凍結する。この時、誘電率が水⇒氷と小さくなるので再凍結時には、反射強度因子が小さくなる（バンドAの形成）。その後、再凍結粒子が地表付近で再度融解すると、2本目のブライトバンド（バンドB）が2層出現する。
↑
単一粒子による説明
２：
上空の逆転層で0℃より高い層がある場合、小粒子によってブライトバンドが形成される。バンドA（融解した水粒子は、併合せずに今考えている系から抜けることを想定）
大粒子は融解の途中で再凍結。（例えば、スポンジ効果で融解した水が粒子内に入ると仮定することで、大粒子の融解はバンドAに寄与しない）地表付近で、大粒子が融解し、バンドBを形成する。
ブライトバンドとは
ここで言うブライトバンドは、気象レーダによる降水量観測において、しばしば帯状に出現する強いエコー（周囲より明るい部分）のことです。
気象レーダはアンテナを回転させて観測するので、ブライトバンドがレーダの場所を中心に同心円となることが多いです。
ブライトバンド出現の理由は、古典的な説明では、上空で雪として成長した降水粒子が落下し、0℃より暖かい高度で雨に変わるときに
１．氷から水への誘電率の変化
２．雪から雨への粒子密度の変化（粒子の大きさの変化）
３．雪から雨への落下速度の変化（数密度[粒子が空間に占める個数]の変化）
によって、レーダの反射強度に極大が見られるため、とされています。
＜記載項目（案）＞
・レーダによる降雨観測の歴史
・・シミュレーションによるブライトバンドの再現
・・ブライトバンド直上に見えるダークバンド（ダークレイヤー）
・・周波数による違い
・MRRによるブライトバンド観測
・・出現頻度
・・ブライトバンドと地上粒径分布の関係
・Xバンドによるブライトバンド観測
・・ブライトバンド（融解層）情報の活用＜精度向上の試み＞
■ブライトバンド上端とゾンデ観測による0℃高度の差と湿球温度
■
■2016/4/30
3:24-Z開始
上から降りてくる。１．５ｋｍ（仮）付近。BB明確。
3：52エコー終息。
全体に晴天域イメージ。
３：５７再び開始
サイト左側で幅広。
４：２７
ZというよりW。これまであったBBと地面の中間付近に新BB
■
○ブライトバンド（BB）を調べる目的○
・気象レーダによる降水量の定量観測に役立つ
・何より目立つ
・短時間、短距離で変化するので珍しい
・雪が融けている間は、等温層が続く
・雨雪の判別に役立つ−きっと天気マップの改善に役立つ
○○
このページはあなたのWikiのトップページです。自由に編集してください。
ページ名の
をクリックして編集ができます。Wikiを始めたばかりの方向けに初心者ガイドで、Wikiの使い方を紹介しています。
また、どのようなWikiにしようか悩んでしまったら、人気ランキングに載っているwikiを参考にしたり、チェックシートで掲載されている項目を試してみることをお薦めします。
※このページの内容は初心者ガイドにも掲載しています。すべて削除しても問題ありません。
観測の歴史（自由に変更してください）
・レーダによる降雨観測
イギリス
カナダ
・観測の始まり
・段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1
・人工衛星による観測
イギリス
カナダ
・観測の始まり
・段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1段落1
・人工衛星による観測
ブライトバンド観測のレビュー（自由に変更してください）
段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2段落2
| 観測 | 数値モデル | 実験 |
|---|---|---|
| 本文1 | 本文2 | 本文3 |
小見出し（自由に変更してください）
段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3段落3
ブライトバンドより上方の粒子成長に注目した論文
://www.metsoc.jp/tenki/pdf/1989/1989_03_0147.pdf
LIU,Guosheng & TAKEDA,Takao1989
typeA上昇が主である成長過程、typeB上からの種まきが重要である成長過程
７／２８’２４ move
3.3 東京でのMRRによる冬期ブライトバンドにおける強さと大きさの関係
3.3.1 本節の目的と概要
レーダ雨量計がブライトバンドを観測している場合においても、降水量を定量的に観測するために、ブライトバンド内の反射強度因子（または降水強度）の最大値と地上降水量の関係を調べた。
3.3.2 本節のデータと解析期間
地上降水量データとしてインパクト型ディスドロメータ（RD80）、レーダデータとしてマイクロレインレーダ（MRR）を用いた。MRRの観測分解能は時間1分、距離100m観測であり、ブライトバンドを計算する際に50m毎に線形内挿した。地上雨量とMRRから求めたブライトバンド情報の比較は5分間平均した値で行った。
対象期間は2015〜2017年冬期(11月〜4月)でブライトバンドが観測された日を対象にした。解析日は20日、評価時間は延べ46時間となった。
3.3.3 地上降水強度とブライトバンドのピーク強度の関係
地上降水強度とブライトバンド内における最大反射強度因子の関係を図 3.3.1に示す。伝統的なZR散布図に合わせて地上降水強度は対数軸とした。反射強度因子はばらつきがあるものの地上降水強度が大きい場合に大きいことが示された。
3.3.4 地上降水とブライトバンド厚の関係
地上降水強度とブライトバンドの厚さの関係を図 3.3.2に示す。決定係数R2は0.06と低く両者に明確な関係は認められなかった。図 3.3.2b)に示した出現頻度分布によれば層厚が300〜500mに集中しており、明確な相関関係が得られなかったと考えられる。
3.3.5 ブライトバンド下端の強度とブライトバンド内の最大強度の関係
ブライトバンドの下端における反射強度因子（以下、ブライトバンド下端強度）を粒子が融け切った直後の状態を示す指標と考え、ブライトバンド内の最大反射強度因子と比較した。結果を図 3.3.3に示す。ブライトバンド下端強度とブライトバンド内最大強度はよい相関関係にあり、下端強度と最大強度は数dBZの違いであることが示された。図 3.3.3には両者の差が5dBZの直線を示しており、直線の周辺に散布の点が集中していることがわかる。下端強度と最大強度の回帰式の傾きが1より小さいことから、下端強度が大きくなっても最大強度は下端強度ほど増加しないことがわかる。
3.3.6 本節のまとめ
本節の結果を以下にまとめる。
�｜肋綛濘絛�度はブライトバンド内の最大反射強度因子とよい相関関係にあった
��地上降水強度とブライトバンド厚には明確な関係が見られなかった
��ブライトバンド下端における反射強度因子とブライトバンド内の最大反射強度因子は約5dBZの差でよく一致していた
ブライトバンドより上方の粒子成長に注目した論文
://www.metsoc.jp/tenki/pdf/1989/1989_03_0147.pdf
LIU,Guosheng & TAKEDA,Takao1989
typeA上昇が主である成長過程、typeB上からの種まきが重要である成長過程
７／２８’２４ move
3.3 東京でのMRRによる冬期ブライトバンドにおける強さと大きさの関係
3.3.1 本節の目的と概要
レーダ雨量計がブライトバンドを観測している場合においても、降水量を定量的に観測するために、ブライトバンド内の反射強度因子（または降水強度）の最大値と地上降水量の関係を調べた。
3.3.2 本節のデータと解析期間
地上降水量データとしてインパクト型ディスドロメータ（RD80）、レーダデータとしてマイクロレインレーダ（MRR）を用いた。MRRの観測分解能は時間1分、距離100m観測であり、ブライトバンドを計算する際に50m毎に線形内挿した。地上雨量とMRRから求めたブライトバンド情報の比較は5分間平均した値で行った。
対象期間は2015〜2017年冬期(11月〜4月)でブライトバンドが観測された日を対象にした。解析日は20日、評価時間は延べ46時間となった。
3.3.3 地上降水強度とブライトバンドのピーク強度の関係
地上降水強度とブライトバンド内における最大反射強度因子の関係を図 3.3.1に示す。伝統的なZR散布図に合わせて地上降水強度は対数軸とした。反射強度因子はばらつきがあるものの地上降水強度が大きい場合に大きいことが示された。
3.3.4 地上降水とブライトバンド厚の関係
地上降水強度とブライトバンドの厚さの関係を図 3.3.2に示す。決定係数R2は0.06と低く両者に明確な関係は認められなかった。図 3.3.2b)に示した出現頻度分布によれば層厚が300〜500mに集中しており、明確な相関関係が得られなかったと考えられる。
3.3.5 ブライトバンド下端の強度とブライトバンド内の最大強度の関係
ブライトバンドの下端における反射強度因子（以下、ブライトバンド下端強度）を粒子が融け切った直後の状態を示す指標と考え、ブライトバンド内の最大反射強度因子と比較した。結果を図 3.3.3に示す。ブライトバンド下端強度とブライトバンド内最大強度はよい相関関係にあり、下端強度と最大強度は数dBZの違いであることが示された。図 3.3.3には両者の差が5dBZの直線を示しており、直線の周辺に散布の点が集中していることがわかる。下端強度と最大強度の回帰式の傾きが1より小さいことから、下端強度が大きくなっても最大強度は下端強度ほど増加しないことがわかる。
3.3.6 本節のまとめ
本節の結果を以下にまとめる。
�｜肋綛濘絛�度はブライトバンド内の最大反射強度因子とよい相関関係にあった
��地上降水強度とブライトバンド厚には明確な関係が見られなかった
��ブライトバンド下端における反射強度因子とブライトバンド内の最大反射強度因子は約5dBZの差でよく一致していた
数値計算による再現の試み
段落1
画像例
- 粒子融解のモデル
- 誘電率計算のモデル
- 画像例1
XMPでブライトバンド（たぶん）が観測されるのは珍しい。0℃下1000m高度より上のデータは利用していないから。0℃高度が予報より低かったのではないかと推測される。
- 箇条書きのリスト
- 番号付きのリスト
- 番号付きのリスト
- 番号付きのリスト
ブライトバンドの説明
http://apollo.lsc.vsc.edu/classes/remote/lecture_n...
Seesaa Wiki関連リンク
ーーー
観測例：RHI
- 石狩局 RHV PHM0
ダブルブライトバンド＝RHI画像で、融解層が2本見られる現象、3本あればトリプルブライトバンドと呼ぶ。
4本以上出現することもあり得るので、マルチブライトバンドと総称する。
便宜上、上空からバンドA、B、C…と呼ぶこととする。
【説明の試行】
１:
上空に逆転層があり、0℃より高い層でいったん融け始めた雪粒子が、氷点下の層で、融解停止・再凍結する。この時、誘電率が水⇒氷と小さくなるので再凍結時には、反射強度因子が小さくなる（バンドAの形成）。その後、再凍結粒子が地表付近で再度融解すると、2本目のブライトバンド（バンドB）が2層出現する。
↑
単一粒子による説明
２：
上空の逆転層で0℃より高い層がある場合、小粒子によってブライトバンドが形成される。バンドA（融解した水粒子は、併合せずに今考えている系から抜けることを想定）
大粒子は融解の途中で再凍結。（例えば、スポンジ効果で融解した水が粒子内に入ると仮定することで、大粒子の融解はバンドAに寄与しない）地表付近で、大粒子が融解し、バンドBを形成する。
コメントをかく