カメラ、写真に関連した漫画を紹介するWikiです。

著者丸山薫
掲載誌・連載時期Fellows! 2012.12〜連載中
単行本ビームコミックス1巻〜

'13年冬のアニメでは「これはいいな」と思えたのが「たまこまーけっと」です。このアニメの舞台になっている「出町桝形商店街」はまさに私の住んでいる場所の近くにある商店街で、100円ショップに用がある時利用するのはきまってここのダイソーなので、
「自分の居住区の目と鼻の先にアニメの整地がある」
その事実だけでも感慨深いものがあります。
特筆すべきは眼鏡っ娘率の高さです。湯本さゆりや朝霧史織が眼鏡というオプションでかわいさを引き立てられているというのもさることながら、メインヒロインの北白川たまこも基本コンタクトで眼鏡を着用することもあるというのがツボでした。呉智英大人が随筆「メガネをかけた女の魅力が分からないのかっ」(双葉文庫「大衆食堂の人々」所収)において眼鏡フレームの魅力は女性の下着のそれにも似たりと述べていましたが、たまこはピンクのフレームで、さゆりはリムレス眼鏡、史織は細身のフレームと個性が出ていて、そういうところも丁寧に描いてあるのもいいですね。
眼鏡と言えばかつてギャルゲーや萌えアニメでは多くの場合インテリ担当キャラだけのアイテム(今もその実例に「けいおん!」の真鍋和や「アイドルマスター」の秋月律子がいますが)でしたが、どこにでもいる普通の女の子の間でかくも眼鏡が浸透しているというのはある意味新鮮ではないでしょうか?!
本作の評論で日常を淡々と描くアニメはもう飽きたとの不満もありましたが、そうであったとしても私は眼鏡っ娘のためについていこうと1話以来決意し、ついて行っているところです。
そんな次第で今私の中で何度目かの「眼鏡っ娘ブーム」が来ており、「アイドルマスター」で秋月律子の自分内ランキングが急上昇していると共に今回紹介する「事件記者トトコ!」を読んで腹を抱えて笑って、当Wikiの新章に加えることを決意した私でした。

舞台は東京のようですが、大正時代のそこのように古めかしい感じに描かれています。が、新聞は横書きの見出しは左から右に書いてありましたし、後述する登場カメラのことを考えても太平洋戦争前とは思えません。今より少しだけ昔といったところでしょう。そこの新聞社「大東都新報」に勤めている薙澤兎々子と、彼女に毎回頭を痛めている先輩の入野記者が東京を騒がせている事件とその張本人を追いかける、というのが毎回のテンプレートです。
トトコは眼鏡っ娘でありながらむしろ「残念美人」にカテゴライズされそうな娘で、まともなインタビューもできなければ誤字脱字が多い、ドジに入野を巻き込む、やたら食い意地が張っていて特に甘い物には目がない。一言で言えば「KY」でしょうか。大暗黒仮面(準レギュラーとして登場する怪盗)を追って大富豪のパーティに潜入した時は食べるのに夢中でしたし、ジャングルに迷い込んだ時、入野がデスクから預かっていた伝書鳩を放そうとした時も第一声が、
「で 煮ますか 焼きますか!」
これですもん。
それでもトトコは
「バカな子ほど可愛いんですよ」
と公言する桃園デスクのお気に入りで、取材に失敗しても彼女からスイーツをもらってはヘラヘラ笑っているという体たらくです。そういえば作中でトトコが見せるギャグシーンもほとんど食べ物絡みでしたね。それと個人的にですが、薙澤家の女中の桔梗もある意味豪快で、彼女がメインを張る話が現状一番のお気に入りです。
話の肝は登場人物の人間くささがギャグとして活かされているところでしょうか。トトコと入野の掛け合いもそうですが、大暗黒仮面は
「なぜどこの新聞も私を『Masque de La Grande Obscurite』と呼ばないのか!」
とぶーたれては従僕のアレニェに呆れられていて、好物はある洋菓子店のフランス発祥のお菓子(ネタバレにつき秘密)とフランスかぶれの格好付けたがりですし(その正体はある高貴な身分の紳士らしいという未確認情報も桃園デスクの口から明らかにされます)、他の悪の組織も妙にやろうとしていたことがみみっちかったり、拉致した科学者が食えないおっさん(実はその正体は……という展開が待っているのですが)だったと知って困惑させられるという件もあったりします。「天体戦士サンレッド」辺りがお好きな方なら面白く読めるのではないでしょうか。

トトコのカメラはローライフレックスで、レンズの口径が大きいことから考えるとF2.8のレンズがついている方でしょう。ところがカメラというのは表向きで、ドラえもんの秘密道具のように鈍器、ロケット花火、飛び出しナイフを発射して、スクーター「薙兎二○○○」に変形する等39通りに使える武器です。ノーベル物理学賞物の発明などわけなくやってしまう彼女の親族のことを考えると、これくらいの改造は簡単にしてしまえそうではありますが。入野がニコンS(まだ巻き戻しクランクがついていない)を持っているカットもあったので、仕事上の写真は主にこちらで撮っていると思われます。
もちろんローライのギミックがギャグを呼ぶ場合も少なからずあるのですが、当の39の機能の中に「辞書」や「(犬の気を逸らせる)骨」があったのには笑いましたね。

ドジっ子が繰り広げるコメディとしてなかなか良くできていて、悪党もどこか憎めない人たちばかりの良キャラ揃いなので安心して勧められます。隔月連載だけに展開は遅いですが、毎回テンポ良く進む話で楽しみはあると思われます。

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