C&A広辞苑、C&A喜怒哀楽、C&A百科、ひとことQ(CHAGE and ASKAオフィシャルファンクラブ会報「TUG OF C&A」より)

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*&size(20){血【水よりも濃いのは当たり前だ】}
いつも強気なCHAGEさんだが、血を見るとヘナヘナになってしまうという弱点がある。ヒゲ剃り負けで出した血であっても、ガラステーブルの上に腰をかけてガラスを割って手をうんと深く切って出した血であっても、とにかく血を見ると全身の力が抜けて意識が遠のいてしまう。滅多に人を尊敬しないCHAGEさんだが、血を見ても平気な看護婦さんを、うんとうんと尊敬しているのだった。

*&size(20){治安【危うい】}
ロンドンの治安のよさは有名である。ASKA自身、ロンドンに在住していたときに痛感していたことだ。どんな理由であれ、危害を加えたほうが裁かれるという法のもとで、国全体の秩序が保たれているようだ。
それは日本も同じであった。海外の物騒な事件を耳にするたびに「日本に生まれてよかった」と思っていた人は多いはずだ。CHAGEは昨年のアメリカ旅行で、危ないアメリカの側面を垣間見て、「安全と水はただ」の日本を思ったものだ。
しかし、今年に入ってからの国全体を揺らすような事態によって、日本は治安を誇れる国ではなくなってしまっている。リアルキャストのロンドンオフィスからは「日本はいったいどうなってるの?」なんていう問い合わせがくるし、すでに海外から治安の悪さを問われる国になっているのが現状である。それを思うたびに、CHAGEもASKAも不安になるのだった。

*&size(20){痴漢【みんな気をつけよう】}
痴漢は女性が被害に遭うものだと思いがちだが、実は男性が痴女に遭遇したという話は、意外と多いものである。(機会があったら、身近な男性に聞いてみてください。けっこう興味深い話が聞けるはずだよ)
CHAGEとASKAも、多くの男性がそうであるように、痴女の被害には遭っている。それは高校のときだった。当時、SMAPの木村拓哉君のような顔をしていたCHAGEは(本人がそう言っている)、満員電車の中で女性にグイグイ押しつけられて、グイグイとされてしまった経験がある。
一方ASKAは通学中のバスの中だった。女性がグイグイと押しつけてきて、やっぱりグイグイだった。そのときのふたりの驚きと恐怖感は、そりゃもうすごいものだったらしい。
一方ASKAは通学中のバスの中だった。女性がグイグイと押しつけてきて、はっぱりグイグイだった。そのときのふたりの驚きと恐怖感は、そりゃもうすごいものだったらしい。
男性、女性に限らず、成長過程でグイグイなんていう体験をしてしまうと、どこか歪んで育ってしまう人がいるものだが、幸いにもふたりは歪みもネジ曲がりもせず、立派な大人の男としてスクスクと成長した。よかったよかった。

*&size(20){ちくしょう【悔しいときに漏らす言葉】}
福岡では「ちきしょう」。東京では「ちくしょう」。でも、東京でもときどき「ちきしょう」という人がいるから、どっちを使っていいのか迷うASKAであった。
ちなみに「ち」を抜き、言葉をためながら「………きしょう」と言うとわりと木村たくちゃん的になれると思うが、それはどうでもいいことだろう。すいません。

*&size(20){チケット【課題】}
その昔、コンサートチケットと言えば、それぞれのアーティスト独自の嗜好を凝らし、個性を生かしたデザインのチケットが出回っていたものだ。ところがある時期、チケット販売にコンピューターが導入されるようになってからというもの、チケットのデザインは同一化され、実に味気のないものになってしまった。年間、70本を越えるコンサートを行うCHAGE&ASKAだが、毎回が記念コンサートになるように熱唱するCHAGEとASKAである。そう思うと、やっぱり気になるのがチケットのデザインである。なんとかCHAGE&ASKAらしいものにできないかと考えてしまう。せめてファンクラブ主催のコンサートに関しては、毎回みんながワクワクするようなチケットデザインを心がけているのであった。

*&size(20){チロリアン【♪チロ〜リア〜ン】}
チロリアンは福岡のお菓子である。CHAGEもASKAも、子供の頃はよく食べたものである。どこの家庭でもチロリアンの丸い缶はあったし、ASKAなぞは友達の家で石炭を入れるような紙袋の中にゴッソリ入ったチロリアンを出され、何個でも食べていいんだという喜びに震えたという。
昨年、福岡でコンサートを行ったときは、CHAGEが故郷を偲んで「♪チロ〜リア〜ン」と叫んだため、その後プレゼントには山のようにチロリアンが届いた。あのとき、みんなで死ぬほどチロリアンをいただいたので、あと2〜3年は食べなくてもいいなと思っているCHAGEとASKAです。

*&size(20){千代の富士【黒いまわしのウルフ♡】}
デビュー当時、どこへ行っても「千代の富士に似てる、似てる」と言われ続けたASKA。どこが似ているのか本人はまったく理解できなかったのだが、ああまで「似てる」と言われれば、なんとなく千代の富士に親近感を抱いてしまうものである。九重部屋の親方になった現在でも、ASKAはつい「元気かな」と思ってしまうのだった。
余談だが、千代の富士の熱狂的ファンだった女性スタッフMは、ASKAが千代の富士に似てると聞くたびにムッとしていた。それをASKAは知っていて、ムッとするMにムッとしていた。遠い昔の話だが、ときどき思い出しては、今もASKAはMにムッとする。やれやれ。

*&size(20){CHAGE【チャゲ】}
「CHAGEという名前は、CHAGEの容姿、行動形態、生活様式をすべて物語っている」──ASKA──

*&size(20){ちゃんとしなさい【CHAGE流ディベート】}
''C''「おれさ、昔から親に"ちゃんとしなさい"って言われるんだけどさ、"ちゃんとしなさい"の"ちゃん"はなんなんだよ」
''編''「擬音語でしょう」
''C''「なんの擬音語なんだよ」
''編''「背筋を伸ばせってことかなあ」
''C''「じゃあゴロゴロ寝ながら物食ってるときとか、野球見ながらゲームやってるときとかに、なんで"ちゃんとしなさい"って言われるわけ? 背筋を伸ばせってことに当てはまらないじゃないか」
''編''「そ、そう言われても………」
''C''「背筋伸ばしてゴロゴロしてれば言われないのか? 背筋伸ばしてゲームしてれば言われないのか?」
''編''「………」
''C''「誰か"ちゃんとしなさい"の本当の意味を教えろー!」
賢明なるファンのみなさん、どうかこのCHAGEのディベートを負かすような真実の語源を教えてやってください。

*&size(20){チェス【ふたたび】}
昔々、日本が高度成長の真っ只中にいる頃、日本のテレビでよく放映されていたのがアメリカのホームドラマであった。馬がくにちゃんみたいにしゃべる『ミスターエド』、くにちゃんと言えばそうそう『じゃじゃ馬億万長者』なんてのもあったし、りんこみたいにやかましい女性が登場する『ルーシーショー』も懐かしい。車がしゃべる『かあさんは28年型』なんてのもあった。
宮崎少年は一連のアメリカンホームドラマの大ファンだった。なかでも宮崎少年の心をくすぐったのが馬(またくにちゃんか)と少女のドラマ『走れチェス』だった。少女が愛馬チェスを育てながら胸をキュンとさせるストーリーが展開するドラマである。宮崎少年はチェスに乗る少女にうっとりしながら、まだ恋と呼ぶにははかなすぎる思いを寄せていたものだ。
しかしあんなにも大好きだった『走れチェス』なのに、周りにこのドラマを知っている人は、皆無なのである。「そんなドラマ、ないよー」なんて言う人まで出る始末。ASKAは遠い記憶をたどり、少女の弟の名前がドナルドであったことまでは思い出したが、そんなことは証拠にならない。仕方なく、ASKAだけの思い出として胸にしまうつもりだった。
ところが去年渡米した際、帰りの飛行機の中で、偶然そのドラマと再会してしまったのだ。最初、ASKAは「どっかで見たシーンだなあ」としか思っていなかった。ドラマが進むうちに少女のセリフ「こら、ドナルドやめなさい」のひとことで思いが爆発したのである。
「おれの記憶に間違いはなかった………」。
ASKAは目頭を熱くしながら、『走れチェス』を最後まで鑑賞したのであった。

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