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※※ この記事を書いた時のココフォリアのバージョンは CCFOLIA 1.0.2 です。

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バージョンが違うと、記事の内容と異なる場合があるのでご注意ください。




はじめに


このページでは、キャラクター編集ウインドウの「立ち絵・差分」について紹介します。

要望が多かった立ち絵・差分の機能がついに実装されました!

セリフやダイスロール結果に合わせて簡単にキャラクター画像を切り替えることができる機能です。

ですが、立ち絵・差分機能は設定しなくても遊べる機能となっていますので、とりあえず良いかなーって人は飛ばしてしまっても問題ありません。

※このページでは、「チャット機能」や「ダイスロール」との連携も紹介しています。

(分からない部分があれば、そちらをご確認いただければ幸いです。)




立ち絵を設定する

まずは通常時を設定


基本情報で紹介した通り、キャラクターの情報を入力していきます。

とりあえず、キャラクターアイコンには通常時の画像を設定して盤面に追加します。

この時、名前と駒サイズは適当に設定しておきます。




立ち絵・差分画像の追加


立ち絵・差分と書いてある部分の[+]ボタンをクリックします。

画像選択ウインドウが表示されるので、好きな差分を選択しましょう。

選択すると、立ち絵・差分が追加されます。




ラベルの入力


ラベルを入力します。

後で詳しく説明しますが、チャット欄からラベルに入力したテキストを使って差分を変更することができます。

覚えておきやすい名前を付けておきましょう。




差分の削除


設定した差分を削除したい時は、[-]ボタンをクリックすると一番下にある差分が削除されます。

ver1.0.2現在、下から順番に削除することしかできませんので、気を付けてください。

要望は既に出ていますが、不便だと強く感じた場合はご自身でも要望を提出すると良いと思います。


通常差分も追加しておく


切り替えた後、再び通常差分に戻したいのであれば、「通常」差分も用意しておきましょう。





差分を切り替える

キャラクター編集画面から手動で切り替える


ラベルの右にチェックマークが付いています。

実はちょっと差があり、

・切り替えることができる画像(差分)には白色(画像オレンジ色枠内)
・現在キャラクター画像として設定されている画像(差分)には灰色(画像青枠内)


という違いがあります。





色が白になっているチェックマークをクリックすると画像が切り替わるはずので、クリックしてみます。

キャラクターの画像として設定されている画像が切り替わりました。





切り替えた後、編集ウインドを閉じると盤面上のキャラクター画像も切り替わります。

この方法で、立ち絵を手動で切り替えることができます。


チャット欄から差分を切り替える


次にチャット機能と連携して、差分を切り替える方法です。

まず、差分を変更したいキャラクターを選択します。

チャット欄の「キャラクター選択」アイコンをクリックすれば、キャラクターを選択可能です。(詳しくは別記事)

ちなみに、キャラクターの名前を入力してなかったズボラさんはキャラクターを選択できないので、チャチャっとキャラクターに名前を付けてあげてください。

先人からのアドバイスです。(1敗)





さて、無事に設定できました。





それでは、先ほど設定した差分名を入力して、チャットを送信してみます。

今回は通常に戻したいので、「通常」と入力して送信してみます。

無事に表情が変更されました。




チャット連携の応用

@以降のテキストはチャット欄に表示されない


「なんだそりゃ。」と思うかもしれませんが、とりあえず試してみましょう。

試しにチャット欄に
あいうえお@かきくけこ

と送信してみます。





なるほど、@以降は表示されないということが分かりました。

実はこれ、表示されないだけで末尾文字として認識されます。

どういことかと言うと、差分名の始まりを@にすることで、チャット欄に表示せず差分を切り替えることが可能なんです。

早速試していきます。

まずは差分名を「@怒る」と「@通常」に設定します。





そしてチャット欄に入力して送信!

今回はテキストセッションのイメージで入力してみました。





送信してみると…。

無事に画像は切り替わり、セリフの後の「@怒る」はチャット欄に表示されていません。





ちなみに、
@通常

のように最初から@を付けたテキストを送信した場合、チャット欄には何も送信されません。

ただ、画像が切り替わるだけです。


ダイスロール結果に応じて差分を切り替える


ダイスロールの結果が失敗だったら失敗差分に自動で切り替える...そんなこともできちゃいます。

差分はチャット欄の末尾に応じて切り替わります。

ですので、遊ぶゲームシステム毎にダイスロール結果がどのように表示されるか確認しましょう。

今回は「クトゥルフTRPG」を例に見ていきます。

成功あるいは失敗した時のロール結果の末尾を見たいので、まずは適当にダイスを振ります。
CCB<=50 【TEST】

(コマンドの意味は、出目が50以下だったら成功、です。詳しくは別記事参照。)





...とっても幸先が良いですね。

とりあえずこれは置いておきます。もう一回振りましょう。





なるほど末尾には

> 失敗

と表示されるようですね。(>は全角、その後のスペースは半角です。)

では早速、失敗用差分を作ります。





@は付けちゃだめですよ!

ではこの状態で再度ダイスを振ってみます。

必ず失敗してほしいので極端にいきます。

CCB<=1

無事にてへぺろに切り替わりました。





先ほど「致命的失敗」も出ていたのでついでに設定しておきます。

ロール結果の末尾には、

> 致命的失敗

と表示されていました。

せっかくなので成功とクリティカルも準備しちゃいましょう。

> 成功
> 決定的成功/スペシャル

というわけで全部設定しました。





あとは頑張ってダイス振って試してみてください。

多分大丈夫なはずです。


優先度の話


ダイスロールに連携させる差分のラベル名を設定する際、

「チャット末尾に反応するのだから、わざわざ>を入れなくても"失敗"と"致命的失敗"だけでも良いんじゃないの?」

と思った方もいるかもしれません。

実はそうなんです

「あれ、致命的失敗なんだから、失敗差分が反応するんじゃないの…?」

と思っている鋭い方もいらっしゃることでしょう。

現在はこんな仕様になっています。

  • 差分のラベルが二つ以上マッチした時に長いラベルが優先的に適用される

ということで、ダイスロール結果の末尾が「致命的失敗」だった場合、

ラベルに設定されている"致命的失敗"と"失敗"の両方にマッチするが、"致命的失敗"のラベルの方が長いので"致命的失敗"が適用される。

という処理が走るわけですね。

このように、">"を必ずしも入れる必要はないのですが、

できるだけ一意になるように設定しておくことで、想定外の動作が起きにくくなると思うので紹介させて頂きました。

これはあくまでも私の考えですので、自分の好みの設定にするのがベストだと思います!


おわりに


というわけで、立ち絵・差分の紹介でした。

正直かなり手探りで調べながら書いたので、間違いがあったら指摘してもらえると嬉しいです…。

私は絵をかける人間ではないので、「差分機能ねえ...楽しいとは思うけど」なんてぶっちゃけ思っていたのですが、

実際にダイスロール結果に合わせてコロコロ立ち絵が変わるのはかなりリッチな機能で、セッションも盛り上がるだろうなぁと感じました。

必ずしも必要な機能ではないですが、使うと盛り上がる機能になっていますので、興味がある方は是非使ってみてください!



次項:ステータス・パラメータに移動する。

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