「案ずるでないぞ、幼子よ。身を委ねるのじゃ。我が、少しだけ力を貸してやろう――」

二つ名紅の暴君、闇よりの守護者
種族創世の闇/吸血鬼
性別
年齢疾うの昔に数えることをやめている
所属世界ケイオス・キュリーデ
身長可変
体重可変
スリーサイズ可変
好き人間、湯浴み、清潔
嫌い退屈、不潔
趣味魔術・魔法研究、料理、魔導書の電子化
イラストつがさん

Profile


数多の世界を行き来しながら、ありとあらゆる魔術・魔法を研究している吸血鬼。
基本的には少女の外見をしているが、気の遠くなるような永い時を生き続けている。
ケイオス・キュリーデを狙う多くの世界からの侵攻に対抗する為、
また三千世界を害する超常存在と戦う為に創られた組織、「ユヴェール・ガルムディア」の長。
(ちなみにユヴェール・ガルムディアの長として活動する際は、黒のスーツを着用することもある。)

三千世界の闇の概念そのものを父に持ち、その闇から生まれた始祖吸血鬼を母に持つ。
その半身は創世の闇そのものである為に途方も無い力をその身に備えているが、自らの強靭な精神力でそれを常に抑え込み、飼い慣らしている。
もしこの力が完全に解放されてしまえば、その時は三千世界が一夜の内に虚無へと還るであろうと言われている。
その生い立ちから彼女は本質的に、人、神、魔、といった枠から外れた、文字通り超常の存在として世界に在る。

途方も無い力を秘めていながら、根差す性格は温厚そのもので、慈愛に溢れている。
自分の愛するものや仲間達には尽きぬ愛を注ぎ続け、
敵対する者達に対してもまた、出来る限りの慈しみを持って接する。
彼女は、そんな母性愛の化身である。


今現在はかつて母を虚無へと還し、自らの有していた吸血鬼の力の大半を奪った無貌の闇を追っている。


Skills


■虚無の素質
何かを修めようと思い立ったとしても、生物には向き不向きというものがある。
例えば魔術や魔法を学ぶ際にも、それは例外なく立ちはだかる。
しかしながら、彼女はありとあらゆる術に対する素質を有している。
学びさえすれば、どのような術であれ身に付け、問題なく行使することが出来るのである。
この能力と、吸血による能力奪取がある為、この世に彼女が使えぬ技は一つとて存在しない。


■影術
吸血鬼の行使する数ある術の内の一つで、戯書の世界の中で戦っている内に取り戻したもの。
影を操る、という非常にシンプルながら汎用性の高い術である。
影で相手を縛ったりなどする基本的なものに加えて、影から物を創り出すことも可能。
無数の刃を創り敵に射出したり、刀剣を創り手にして振るったり、腕や触手を創って防御や攻撃の補助としたり、
また椅子を創って休息に使ったりと、ルージュはこの術を様々な形で使っている。

■支配
対象をコントロールし、思いのままに操る術。吸血鬼由来の力。
心を支配するのは勿論、相手の記憶を一瞬の内に自由自在に再構築することが可能。
能力の応用幅は広いが、基本的には面倒な相手に対して闘争心を奪う操作をし、あしらうことに使っているらしい。

■吸血
吸血することで、エネルギーを補給することが可能。酸の血液だろうが何だろうが、体液と呼べるものであれば、問題なく摂取することが出来る。
ただし本人曰く、酒飲みの血と薬の入っている血は不味くて飲めぬ、とのこと。
吸血鬼の能力として、彼女自身が望めば、摂取した血液からその主の『記憶』、そして自らに適した形でその者の『能力・特性』を取捨選択して取り込む事が出来る。
本来であれば、一度奪った力は失われることなく行使し続けることが可能であったのだが、吸血鬼としての力が弱まっている今現在、せいぜい使えて数時間、
それ以上使いたい場合は繰り返し吸血を行う必要がある。
彼女は吸血鬼であるが、彼女に吸血されれば吸われた者も必ず吸血鬼になる、という訳でなく、吸血鬼になるかどうかは主に彼女の意志による。(具体的には、吸血された後に彼女の血を与えられることで吸血鬼となる)
また、力を失う前、その吸血は対象に、この世のものとは思えないほどの、途方もない快楽を与えるものであった。(吸い続ければこの快楽は増幅して行き、加減を間違えれば失血よりも先に快楽で相手がショック死してしまう)
今では、ちょっと気持ちのよい、ほろ酔いにも似た感覚を与える程度であるが、それでも思考が蕩けるような、抗いがたいものであることに変わりはない。


■血の儀式
吸血については先述した通りである。それとは別に、一度吸血した者を自らの創り出した領域で包み込み「血の記憶」を与えることで、その者の能力を一時的にではあるが、爆発的に引き上げる能力。それが血の儀式である。
(例えば古強者の剣士の血の記憶を与えれば、その者は素人だろうが熟達した剣を振るうだろう)
本人曰く、「一度血を吸えば血の『縁』が生じる」らしい。これは紛れも無い吸血鬼の能力であるが、実質彼女固有の能力である。
当初は代償として、自らの血と能力を引き出される者の血を多く必要としたが、現在はルージュ自身の血の消費のみで結界の展開が可能となっている。
この術の応用で、一個人の秘められた潜在能力、才能を定められていた限界以上に開花させ『覚醒』させることもできるが、これには多くの魔力と血液が必要であり、更に眷属としての契りが必要不可欠である為、あまり積極的に眷属を持とうとしない彼女が使うことを見ることは稀だろう。
吸血によって他人の力を引き出す、というこれらの力――「血の儀式」は、最も特徴的な彼女の能力と言えるかもしれない。


■不滅存在
数多の異世界の何処かに僅かでも「闇」の概念(例えば暗がりや影など闇そのものであったり、人々や世界の記憶の中に残っている「闇」など)の存在がある限り、彼女は何度でも完全な肉体と精神で以て復元され、彼女の望む場で蘇る。
人、魔、神といった枠を超えた超常存在として在る、ということは先述した通りであるが、彼女が世界の枠から外れた存在であることを際立たせているのが、この性質である。
一度消え去ったように見えても、闇がある限り何度でも蘇り続けるのだ。この法則を無視し得る存在は、人狼のクロエ・ルガ=リフェクティ、そして無貌の闇。これらの存在のみに限られている。
クロエはルージュの不滅性を永きに渡って封ずることの出来る力を持っており、無貌の闇は、この法則を無視して彼女を取り込み主導権を握ることの出来る唯一の存在である。
その他の存在では、どのような手をもってしても滅ぼしたり封印したりすることは絶対に不可能である。

この他、途方もない魔力から放たれる数多の魔術、吸血鬼由来の技を使いこなすことができる。
力が弱まっているのが現状ではあるが、それでも彼女が比類なき力を持った正真正銘の化物であることに変わりはない。

※イラストはつがさんに頂いたものです。

Relationship to ExternalCharacters


◆大楽寺 三郎(PL:つがさん)
最も信頼を寄せており、また愛情を注いでいる人間。
剣の世界で共に長旅をした過去があり、その旅の果て、世界を喰らう者との戦いで人間としての可能性を魅せつけた
彼のことを、ルージュは心底評価しており、如何なる助力も惜しまない。
(徹夜して作った手製の魔石をプレゼントしており、呼ばれればいつでも飛べるようになっている。)
ちなみに、ルージュの料理趣味は彼の存在なくしてはあり得なかったであろう。


◆ミリサエラ・エダフォズリ(PL:八月一日さん)
ルージュの一番の親友と言っても過言ではない、ドワーフの少女。
アンジニティの地で出会ってから、様々な場所で行動を共にしており、三郎と同じく共に世界を喰らう者を倒した。
ルージュは彼女の鍛冶の腕を信頼しており、時折仕事を頼んでいる。
未来の時間軸で彼女の結婚式に呼ばれた際には、盛大に祝ったようである。


◆セユリ・ティアルノ(PL:かきみーらさん)
剣の世界で初めて出会い、共に旅をした可愛らしい少女。
ルージュは彼女の力も評価しており、別れ際には手製の魔石を渡した。


◆ルーミリア・リィス(PL:立花 唯さん)
剣の世界で共に旅をした仲間の一人。
彼女の魅力的なダンスは、ルージュも好んでいた。
魔石を渡した人間の一人。


エリス(PL:ろたさん)
戯書の世界で出会った、創世の竜姫。
幾度も拳を交えており、犬猿の仲である……かのように見えて、二人でお茶会を楽しんだり、結構仲良くやっているらしい。
それでも、二人の人間に対する価値観は基本的に真逆であり、
また彼女がルージュを手に入れようとしていることもあって、対立することが多い存在であることは確かである。


◆ユゥ=アタラクシア(PL:くるくる姫さん)
特に愛情を注いでいた人間の一人。
戯書の世界において、多くの時間を共に過ごした人物。
同性の彼女から結婚を申し込まれたルージュであったが、それを断り今は離別している。
この際一芝居を打ち憎き吸血鬼を演じたルージュであったが、共に過ごし彼女を理解していたユゥには、
見透かされていたのだった。ルージュは彼女を異次元にある武器庫へ招待し、魔剣を渡している。


◆イズアルボーグ(PL:ギョーマさん)
戯書の世界で出会った。出会う以前から互いにその名を知っていたようである。
バレンタインデーにはチョコレートを交換した。友人。


◆夜魔の庭園(組織)
戯書の世界に居る際に、ルージュが仲間と協力して創り出した洋館に共に暮らしていた人々。
人間やら竜やら魔王やら、様々な人々が共に暮らしたり、遊びに来たりしていた。


◆ルージュファンクラブ(組織)
戯書の世界において、本人の意志とは関係ないところで生まれた非公認ファンクラブ。
主にどこぞの魔王ヘキサ(PL:とらいさん)が主犯格である。
活動に関しては全く認めてないルージュであったが、このクラブに属している人々とは結構仲良くやっていたようである。

Relationship to Characters


◆無貌の闇
「問いたださねばならぬ。貴様に、全てを。
 その為にも我は、立ち止まってはおれぬのだ」

◆迦仙堂琥毬
「煌津国に訪れた際に出会った猫又じゃな。共に大蛇を封印したのも懐かしい話じゃ。
 治癒の術の腕はいいが、少々色に溺れすぎておるのが玉に瑕じゃな」

◆クロエ・ルガ=リフェクティ
「奴らの影響で狂い果てた人狼の里の生き残りか。哀れな幼子じゃ。
 次に出会った時、お前には真実を語る必要があるじゃろうな」

◆九ヶ崎創也
「人を超え、人を捨て、今のお前は何を望む。
 我は、ただ我が出来ること全てを、お前に施そう」

◆九ヶ崎詩織
「年端もゆかぬ人間の少女であるが、退魔の力は凄まじい。
 猫又はちゃんとしつけておくことじゃ。それからまた共に蕎麦を食べにゆこうぞ」

◆久遠 阿虎
「上手く人間と共存しておるし、人間を愛しているようじゃ。
 色々と話の合う奴じゃの」

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始源混沌世界『ケイオス・キュリーデ』

◆儚世幻想世界『イリュジオーム・スティッジ』
  • エレネスティナ・ゼス=アルヴィート
  • フィネア・フェル=フォルクローレ?
  • フランツィスカ・ゼス=アルヴィート?
  • ライム?
  • リューゼリア・ウェルク=アートラム?
  • ルフト・サーザン=ロス?
  • レオン・サラ=サーバウッド?
  • レジス・シュヴァイ=エターナー?

◆千魔万欲世界『ウィストラド・リゾン』
◆機哭捲鉄世界『』

◆冥府『フェルヘイ・アントゥーム』

その他世界出身

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  • バイオウルフ?

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