凉丘の創作キャラクターまとめ

◆煌律（あきつ）
現代の日本に似た世界。あきつこく、あきつのくにとも。（日本をにっぽんと呼んだりにほんと呼んだりするのと似たような感覚である）
小さな島国である煌律は珍しく吸血鬼の力があまり及んでおらず、
代わりに、この国に古くから存在している妖怪達が台頭している。
人間を快く思っていなかったり様々な害を与えている妖怪がかなりの数（全妖怪の７割ほどであると言われる）存在しており、人間側は長い歴史の中で対妖戦術を編み出している。
逆に、数は少ないが人間と寄り添うように、彼らを愛して生きる妖怪達も存在している。彼らは勿論、多くの妖怪達から良い目で見られていないが
強大な力を持った大妖怪の何匹かが人間側に属していることもあり、妖怪同士の対立が表向きになることは実はそう多くない。

首都は塔源京。異世界から流入した技術によって建造された巨大なタワーが林立する大都会である。
様々な種族でごった返しており、日々様々な事件がよく起きている。そしてそれらを解決する人間もまた多い。

他には、自然が多く残っており妖怪や妖精達が多く住まう『古西京』やサイバーウェア取引が盛んな「鋼血通り」があることで知られる『奈越月』などが代表的な地域と言える。

◆ドラストルマーニュ
かつて異世界からやって来た好戦的な竜達の国。
かつては幾度も他国へ戦争を仕掛けその領土を拡大していったが、永きに渡り国を率いていた古竜ドラトヴューユが命を落としてからは
体制が崩れ、吸血鬼による支配が進み、今では同盟国に入っている。
国民性としては、自己主張が激しい者が多いと言われる。
また彼らは長生きであるにも関わらず時間にとても厳しいことでも有名である。
一年に一度ドラトヴューユの生誕を祝う盛大な祭があり、他国から見に来る者も多いという。
首都はヴェルマーン。高い山々に囲まれた丘陵地帯にある、古い城壁に覆われた荘厳な都市である。
竜以外の国民は殆ど存在していなかったが、近年では他種族国民も増えつつある。

◆エスフェシオン
歌と躍りを愛する、情熱的な妖精達の国。
その歴史は長い。
首都はパフェイ。華やかな都市で自然豊か、酒も美味く、観光客が非常に多いことで知られる。
(いたずら好きな者も多いため、盗難にだけは注意である)
国民性については、細かいことを気にしない、ポジディブな者が多いと言われている。
国歌は鼻歌で歌う陽気なもの。

◆ギプシュラ
砂漠に覆われた国。
最も冥界に近い国と言われていおり、邪悪な霊達が跋扈している。
広大な砂漠を渡る為の巨大な潜砂艦や、砂を使った料理など他では見られない独自の技術や文化が存在している。
首都はジュアルブ。巨大なオアシスを中心とした都市で、多くの露店が開かれている。
種族としては獣人が多い。また、エスフェシオンを追い出された悪しき妖精達が流れてきており、問題となっている。


◆エアデルカ
オード＝ルテイスの中でも最も強大な軍事力と経済力を誇る国。
実に多くの種が住んでおり、調査によれば国民の種族数はオード＝ルテイスの中でも群を抜いているという。
また、吸血鬼の多くはこの国に住んでいると言われている。
首都はヴォヌーク。種族の多さの割に治安は良いが、それでも密かに闇は蠢いている。
エアデルカ一のヒーロー養成学校があることで知られ各国からヒーローの卵達が集まっているが、
近頃は自警行為を制限する条例が可決されかねない状況で、彼らの間で緊張が走っている。
四季はあるが春と秋は短め。

◆玉仙郷（ぎょくせんきょう）
数千年もの間、九尾の狐によって治められている国。
その為、煌律よりも妖怪・神怪（妖怪が神格を得た存在。煌律にも僅かだが存在している）達の勢力が強い。
首都は妖華境（ようかきょう）。常に紫色の霞がかかった魔都である。