凉丘の創作キャラクターまとめ

ケイオスキュリーデを中心に、あらゆる世界に現れては世界を食らい尽くす化物の総称。
この怪物に食われた世界は、最初から存在しなかったかのように忽然と存在が消えてしまう。
ヒトを歪にしたような姿。猛々しい獣の姿。そして巨大な虫の姿など、様々な外見のディマンジオ・セクトが存在するが、今まで確認されている限りそのどれもがまともな知性を持ち得ていない。
知性が無いと言っても、侮ることは出来ない。特筆すべきは彼らの強力な精神汚染能力である。

彼らは「適合」する生物の精神（心に闇を抱えている者が大半である）に働きかけ、
その者の持つ「欲」や「負の感情」を理性で制御出来ない程に増幅させてめちゃくちゃに狂わせてしまう。
このことを知る者達は、この現象を「共鳴」と呼んでいる。（不思議なことにどの世界においても
この現象に対する呼称はその世界での「共鳴」を指す言葉である。）

共鳴し狂わされた生物は遅かれ早かれ身体を物理的に侵食され、新たなディマンジオ・セクトの個体となる。
共鳴は連鎖し、やがて彼らは知性無き肉塊の軍勢の一員となり果てる。そして、生まれ故郷である世界を食い尽くすのだ。
（尚、中には精神汚染を受けぬまま身体侵食が起きた例（日向 かけらの侵食例）もあり、この点は更なる調査が必要である。）

世界に最初に出現したディマンジオ・セクトがセラフと呼ばれる個体へと変化し、『始まりの共鳴』を起こして軍勢を生み出していくのだが、
このセラフを撃破することでその世界における共鳴の連鎖が止まることが過去の事例から明らかになっている。
故にディマンジオ・セクトに対抗する際に優先すべきはこのセラフと呼ばれる個体の撃破となる。