（履歴） - 突然キャラソンを歌い出す村

■名前：柊木真理（ひいらぎ　しんり）
■年齢：18
■誕生日：4/8（おひつじ座）
■身長、体重：175㎝、64㎏
◇得意科目：理科（化学）
◆苦手科目：国語

◇ペンライト：スパークルイエロー
◇イメージフラワー：ホウセンカ
◇得意楽器：爆弾、ツリーチャイム、打楽器系

　『お前も化学部に入らないか！？』

桃園学園三年生。「化学室の爆弾魔」の異名を持つ。
学校のどこでも爆発騒ぎを起こして高笑いを上げている顔のいい変人である。

以下ネタバレ

■爆弾魔としての柊木
　一年の時からはじまり、二年で日常となり、三年で浸透しきっている。

　柊木が爆発を好きになった切欠は攻略ルートでも語られるが幼少期にある。
　レンジで温められたエビフライの尻尾がポン！と大きな音を出し、それに興味を持った柊木がレンジの中を覗いていると、母が「爆発しちゃったね、びっくりした？」と声を掛けてくれたのがはじまりだ。
　そこからどうしてそうなるのか等を聞いたり学んだりして、日常にある様々で小さな爆発を知っていく。それに興味は尽きずに中学になってからは図書館に入り浸る毎日となった。（中学の頃のあだ名は「図書館狂い」である事も本編で書かれている）
　その間、爆発以外の事にもいろいろと興味を持ち科学という分野に強く惹かれるようになる。こういった原理を、仕組みを、いろいろ知りたい、実際に見たい、自分でも見つけてみたい！　これが柊木の原動力である。

　そこへ辿り着いた切欠である爆発はやはり特別で、柊木にとって一番楽しいものだ。それゆえに科学の中でも化学に特化し情熱を割くようになり今に至る。

　乗り物が好きで、工場が好きで、水が好きで、雷が好きで、宇宙が好きで、他にもいろいろ大好きで、それを集約したものが柊木にとっての「爆弾」なのだ。
　それゆえに！柊木は毎日どこかで爆発を…っ　起こしているのだ…っ！！

　余談。世に溢れる爆発事故や兵器的爆弾の使用については複雑な気持ちを抱いている。
　あれはあれで派手で良いとの思いもあるが、柊木にとっての「爆発」は本来楽しいものである故に。使用することを考慮しない兵器的爆弾は勿論大好きである

■人間関係
　柊木は誰を相手にしても距離を詰めるのは早い。
　はやいが、その後のやり取りの中での相性で話しかけなくなるか、もっと踏み込むかが極端に変わる。

　三年で言うと、平澤みなみに対して積極的に私事で話しかける事は少ないし、追儺沙羅についても積極的ではない。だが刷屋始と五十鈴輝也についてはかなりの積極性を伴い親友と呼べる関係にまでなっている。
　これは「柊木の本質、特異性への許容」が大きく関係しており、それを否定したり許容できないといった態度をとると柊木はすぐにその相手との関係を諦める。柊木側からそこを説得する労力をかけるという発想がまずない。
　要するに、「好意には好意を」「否定には無関心を」という等価交換に近い価値観がある。
　好きだ好きだと言っていれば柊木からも好きだが返ってくるという事でもあり、チョロい枠である由縁はここだ。

　ただ、平澤みなみのように「否定的ではあるが関わろうとする人間」に対しては少し許容もある。向こうがこちらにかける労力があるという事なので、それに見合うものを返そうとするためだ。けれどその否定の仕方が話し合いにもならないようなら、「こいつは自分の邪魔になる」という判断をし完全に避ける方向へと向かう。

　そうして本編の攻略に関わる話だが、「邪魔になるけど避けられない」という状況においてはじめて柊木は排除という思考に至るのである。

　因みに初期の好感度は、
　柊木の絨毯爆撃に引っかかり好意を返した刷屋、
　柊木の爆発に惹かれて来た五十鈴、石炉への三人へが最も高く、

　趣味爆発を許容してくれる葉桐、面白さを見てくれる相良、
　生徒を縛らない紅杜への好感度が次に高い。

　文句は言えど起こしてからならと許容を見せた禰多や、
　心配はするが止めもしない若林に対しても高くなっている。

　追儺沙羅については特殊で、現在のかかわりは強くないが、
　過去の楽しかった事への補正が働いており好感度はやや高めである。