傾向:
『ジャンル色々ちゃんぽん状態』や『なんちゃって外国人風』。インドやインドネシアなどの楽器が登場する機会も多い。一貫して、たとえフザけた曲でも陽気な曲でもテンションが振り切れていようと、なんのかんのと下品にはなりすぎず、上品な歌い方や汚れ感の少ない曲が多め。

『しらない春』/『薔薇のoh you 〜君はアリス〜』/『夕日の決戦 〜炎の航海〜』/『Galactic Hello』/『赤ずきんちゃんのうた』/『ここは高級スーパーマーケット(亀吉と一緒)HARAKIRI ver.』/『CHABUDAI in a dream』/『月の酒盃』/『アディアリバットゥバルベイナ』/『王子の船出』/『Figure no.1』/『春の雷』/『おいしくたべて』


しらない春

 あなたは今を春と呼ぶ
 どうかおしえて

 わたしの知らない
 あなたにとっての四月のいろを

 わたしには寒くつめたい陽も
 あなたにとってはあたたかな日を

 あなたの知らない
 わたしがとっても待ち焦がれていた
 いつか出会える さくらの花
 春の嵐がきちゃう前に

 台詞:『南から春をむかえにきまシタ……♪』


薔薇のoh you 〜君はアリス〜

 ba ban ・  ba ban 
 ba ban ・  ba ban

 Oh You're my wife?

 君にあいたくって来たこの世界は
 アメイジングな毎日だ!
 小さな世界!(It's a small world !)
 君はまるでアリス
 ワンダーランドのどこで迷子になってるの?
 すぐに見つけてみせるって

 邪魔しないでねMad Hatter
 ウサギとチェシャ猫、
 どちらが君の味方をしてるんだい

 ba ban ・  ba ban 
 ずっと君にいいたかったコトがあって

 ba ban ・  ba ban 
 やっと逢えるって思うと
 喉元まで出かかった言葉
 魔法にかかって忘れてしまいそう

 邪魔しないでねMarch Hare
 ウサギとチェシャ猫、
 どちらが君の味方をしてるんだい


Galactic Hello

 Galactic Hello 四角の光
 Galactic Hello 夜に逆らう営み

 ひとつ窓明かり 窓と窓との間に間に
 ぼやけた光冠 まるで希薄で 
 星と星のあいだに 人と人の間に間に
 繋がること拒んだ僕らの
 星間物質 薄く 息が詰まりそうだ
 
 Galactic Hello 街灯の砂粒
 Galactic Hello 0.1カラットの信号
 
 街の吐息 テールランプのストローク
 一晩中 誰かの息遣い
 溜息の駅前 繁華街のネオン
 繋がり欲した僕らの
 希薄物質 おねがい 君を見つけたいよ

 Galactic Hello 
 have a core-halo structure...
 Galactic Hello
 have a core-halo structure...

 Galactic Hello! 無数の星々から
 Galactic Hello! 今ひとつ選んで
 窓を開けて Galactic Hello


赤ずきんちゃんのうた

 腹具合はいかが ミートパイを持ってきた
 ワインの色は赤と白
 一緒に食べると約束をした

 うそのおばあちゃん 
 チョークで手を真っ白に
 怪我の具合はいかが
 森を超えて お見舞いにきたの
 赤い頭巾かぶりながら

 うそのおばあちゃん 
 耳が大きいのね 聞こえるバイブス
 あらゆる音楽を喰いに
 森を超えて お見舞いにきたの


CHABUDAI in a dream

 おスシいろはに ワサビにほへと
 こきりこ きみと踊れたら 

 あなたとたべたい
 湯気を囲って 
 たらのめてんぷら
 おにぎりの具に
 なにをつめよう

 おスシいろはに あなたとたべたいな 
 こきりこ きみと踊れたら


月の酒盃

 ナ ハニヤナ ニェナーチャ   (精霊の手よ 魂に触れ給え)
 トゥナァニィプ ハトゥビナィニャ (月の酒盃 精霊の花の蜜)
 ニァ カプルカラマミナ   (恵みを口に 乳海で魚となる)

 目を見て 精霊に委ね
 星降りそそぎ 今夜君の甘いトコロを暴く
     (台詞:悪用だなんていわないで……)
 
 Feeling 何も言わなくても
 酔わせて 月の酒盃 ここからが本番
 蕩かして 砂漠もすべて 甘い蜜の海
 
 マナミリャ ニァナンマニャホァニェ (温め合う まるで二頭の獣)
 星のまたたき 溶けあい、僕ら朝まで
     (台詞:ぜんぜんたりないよ……)

 Feeling 深いトコロ 感じて
 舐め合おう 月の神酒 鼓動見透かして
 蕩かして 君のカタチ 君のあまい熱

 Feeling 火照る体 君の息
 飲み干そう 月の神酒 潤んだ目 やめてあげない
 蕩かして もっともっと 君をもっと ……


アディアリバットゥバルベイナ(全パイーパティ語)

 ピルビァ〜〜
         ライタバゥ〜〜〜 バィ〜〜

 イップラァー アンマティーラ ンドゥカラヤ〜〜〜〜〜〜
     コダ〜〜〜〜〜カルミナ〜〜 
           チャトコウニァ〜〜〜〜〜〜〜

 アディアリバットゥ (アディアリバットゥ!)
    バルベイナ

 アディアルバッチャー (アディアリバットゥ!)
    バルベイナ

 ヤトゥヤトゥ〜〜〜〜〜〜〜〜
    ヤイタバゥ〜〜〜 マナィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(日本語訳)
 永い想い 今伝えずいつ伝えましょう
 せめて心を捧げさせてください
 願う我儘をお許しください
 手放せない想いなのです

 行かないで (行かないで)
 恋したあなた

 行かないで (行かないで)
 恋したあなた

 気付かれなくてもいい
 あなたが無事でいてくれさえすれば
 


王子の船出

 王子の運命は歪められている
 王子の航路《運命》に嵐あり
 
 打ち勝て、ヤニクよ
 精霊の加護を得ろ

 十歳の王子 海精霊との対話
 精霊は幼子の魂を喰らう
 共に泳ぎ 対話は成った

 打ち勝て、ヤニクよ
 労働を許す

 十歳の王子 労働を許された
 運命の航路が示す遥かな日の出ずる国
 七年後の春 その船出のために


Figure no.1

 天井めいっぱい伸ばしたリンネル
 誰かのFigureナンバーワン
 
  直方体に降り積もる日々描いて
 『待て』といわれて 時間を止める 
 誰かの帰りをまつワンルーム
 鍵をあけてもらうのを待ってる
 等身大の人物画
 『おかえりなさい』を喉元で待つ
 主役の抜け殻 誰のおもかげ? 

 くうねるあそぶ おもいのままの 
 誰かのFigureナンバーワン
 
 遠い誰かと喋る声も涙も 油断したその鼻歌さえ
 雨も風もすべて外の出来事にして 胸に仕舞った

 誰かの帰りをまつワンルーム
 『いってきます』はいつもちょっとだけさびしいよ

 肖像画 あなたがぬけたあとは
 からだのまんなか 穴があいたようだ
 主役の抜け殻 『ただいま』をまつ
 誰かのFigureナンバーワン 『ただいま』をまつ
 誰かのFigureナンバーワン 気を付けて帰ってきてね

 この街をはなれるまで 一緒にいられる?
 いつかさよなら そのときまで


春の雷

 私の背を楽にさせてくれたのは あなたのさくら色の体温
 むねに花が芽吹いたような あたたかな夜
 寒がりの私にあなたが教えた季節

 はんぶんこしよう ぬくいひだまりで
 はんぶんこしよう 僕らの視界
 手と手 とりあうやわいぬくさを
 あなたに何があげられるだろう

 はんぶんこしよう あたたかなかぜ
 凪いだ海を往く 一隻のふね
 漕ぐ手 ゆうゆうとゆるやかに
 ふれられなくてもこんなにも感じる

 春雷 晴れ渡った空にまたたいた光
 なさけなくもあなたを想う
 あなたに何があげられるだろう  


おいしくたべて

 みなみのうみ 日差しのしたおいしく育ちマシタ
 毎日ヘルシーメニュー 美味しいものだけ食べマシタ

 こわがらないで まずくしないよ
 キレイでいるかおり高さが
 美しくいる 芳醇さ
 やさしくいる まろやかさが

 あなたの舌の上とけあって……
 
 Ah あじわってたべて
 神に精霊に愛された味
 Ah あじわってたべて
 禁断のジューシー肉

 南の島うまれ 数量限定特上特上肉
 Ah あじわってたべて...  Ah あじわってたべて...

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