児童ポルノ禁止法について、情報を共有するためのサイト

すでに単純所持規制、アニメや漫画などの規制をしている国についてその状態、特にそれによって起きた冤罪事件について述べる。
※見出し部分がリンクになっています。

アメリカ

単純所持が規制されている。一方、「被害者が存在しない」「性犯罪との引火関係が不明」という理由でアニメなどは規制対象外。
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とある男性のノートPCがコンピュータウイルスに感染、ウイルスによって多量の児童ポルノがネットから自動的にダウンロードされ、児童ポルノ所持とみなされ逮捕されてしまった。投獄期間は5年、かかった裁判費用は25万ドルにも及んだ。
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FBIが偽物のリンクを用意し、クリックした学生を「児童ポルノをダウンロードしようとした」として逮捕した事例。アクセス経路を調べ逮捕者の自宅を突き止めたのだが、逮捕者の無線LANは近所なら誰でも使える状態だったため、クリックしたのはその学生ではない可能性も高い。結局はっきりとした証拠が見つからなかったため、警察はHDDにあったキャッシュファイル(画像を表示したときに作られる。スパムメールやポップアップ広告で勝手に作られてしまった可能性が高い)を証拠にして逮捕した。

イギリス

単純所持が規制されている。この法律が成り立つとき、本来調査による結果を待ってから審議するはずがマスコミのキャンペーンによって半ば強引に可決した経由があり批判されている。
児童ポルノサイトの利用者を取り締まるために行われた警察による大規模な操作作戦。
課金制の児童ポルノサイトのクレジットカード情報を調べ、そのクレジットカードの名義人を検挙した。
ここで問題となるのはその名義人が実際にアクセスしたのかどうかを全く確認していなかったこと。盗難カードによるアクセス、他人のカードを借りてのアクセスなどは一切考慮されていない(捜査の最中に盗難カードの情報がかなり混ざっていたことが発覚したが、警察はそれを公表しなかった)。
4000人近い人数が逮捕されたがこの中には冤罪による逮捕人数が多く含まれているとされ、その人数は正確には分からない(取り調べに屈して容疑を認めてしまった人も多いと思われる)。また、少なくとも35人の自殺者を出した。
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70代男性が壊れたPCを修理に出したところ、そのPCに児童ポルノが入っていたとして修理屋による通報によって逮捕された。
実はその児童ポルノというのは彼の孫たちが庭で水遊びをしている写真だったのだが、警察側では「子供に性的に挑発するようなポーズをとらせてた写真」と扱われていた(実際の写真はただの水遊びであることが一目瞭然であり、そのような要素はないことは明らかだったのだが)。
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上司を失脚させようと考えた部下が上司のPCに児童ポルノを仕込み、また同様の内容のCDを作って「上司のPCに入っていた」と警察に通報した。上司が逮捕されたのは2006年、その後真犯人としてその部下が逮捕されたのは2007年である。
何の罪もないのに逮捕された上司や、彼の家族は周囲から嫌がらせなどを受けた。

スウェーデン

単純所持、アニメ等ともに規制対象。だんだん規制の目的が児童の権利を守ることからずれてきているらしく、批判の声が高まりつつある。
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漫画の規制に対して警察から寄せられた意見。
漫画などの規制にとらわれてそちらに時間を割いていては、実際の児童が対象となっているポルノを取り締まるのが疎かになってしまう。それでは結果的に児童を救うことにならない。架空のキャラクターが児童ポルノに該当するかどうかに時間とらせないでほしい、という意見。

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