鈴木輝昭と、千原英喜の合唱作品を掘り下げるWiki。

風姿花伝による混声合唱のための5つのタブロー「猿楽談義《翁》

曲データ

編成SATB+Perc.
演奏時間ca.17'00"
難易度中級〜上級
申楽延年のことわざca.3'30"
総角や、とんどやca.2'00"
ca.7'00"
祈祷ca.1'30"
花を知ることca.5'30"

初演データ

初演日2003年6月29日
初演演奏会大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団第38回定期演奏会
初演会場いずみホール
初演指揮当間修一
初演合唱大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団

作品について

風姿花伝は世阿弥が著した能の理論書。
また申楽談儀は能楽の伝書。
能楽「翁」からも題材を採っている。

タブローとはここでは「舞台に見えるもの」としており、世阿弥が能とはかくあるべきを人々に講釈する形の曲。

楽譜・音源

西洋の宗教音楽的な響きと日本伝統音楽の響きがひとつに溶け合った旋律に、能の語り口調、笏拍子、神楽鈴を入れ、日本の伝統的な能の世界を、シンプルで明快に表現しています。「世阿弥の『風姿花伝』と謡曲『翁』をテキストとして、風流延年や催馬楽歌謡、尺八楽や聲明などを音楽素材に用い、日本の祈りのかたちと美のこころを表現すべく、私の自由なイマジネーションで描いた音のタブロー(絵)です。」(千原英喜)。
立ち読み可

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