鈴木輝昭と、千原英喜の合唱作品を掘り下げるWiki。

少年少女(女声)のための合唱組曲「みち

曲データ

編成SMA+Pf.
演奏時間ca.23'50"
難易度中級
対象少年少女・一般合唱団
みち1ca.2'40"
みち3ca.1'50"
みち4ca.2'10"
みち6ca.5'00"
みち8ca.4'30"
みち10ca.1'30"
みち11ca.1'50"
みち12ca.4'20"

初演データ

全曲初演日1986年12月25日
初演会場仙台市民会館ホール
初演指揮小林光雄
初演ピアノ小林光裕
初演合唱オリザ・ジュニアコール

作品について

谷川俊太郎の詩集「どきん」に収録されている連作詩「みち」12篇より8篇の抜粋。

鈴木輝昭初めての純粋な合唱組曲。オリザのねがいで縁のあったオリザ・ジュニアコールと、同時に教育音楽のために作られた。初演ピアニストは桐朋の同級生、初演指揮者はその父。ピアノは当時としては難しい。2曲目「みち3」ではアリの六本足をピアノの六連符によって表現にするなど、ピアノが伴奏でなく合唱と対等に関わりあう試みはこの頃からなされている。
7曲目と終曲の8曲目はataccaで演奏され、1曲目と終曲はちょうど対になっている。初期の作品ながら難易度はそれほど高くなく、童声や輝昭作品入門編として中学生にもお薦めできる作品。谷川俊太郎のひらがなの連作詩という関連からは、みみをすますじゅうにつきとの関連も見出せるかもしれない。

楽譜・音源

やさしく簡潔な言葉づかいで、生きるものたちの本能、軌跡、意志などを象徴的にうたった連作詩「みち」から8篇を選び、付曲した。

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