ラブライブ!派生キャラ チュン(・8・)チュンのまとめwikiです。

昔々、とある山の中に、赤いリボンをつけた一羽のチュンチュンが住んでいました。
赤チュンは毎日太陽が高く昇る頃に目を覚まし、餌となる木の実を探し、取ってきた木の葉や草の根で器用に衣を編み、
水辺で小鳥の囀りと小川のせせらぎに耳を澄ましながら一緒になってお歌を歌い、昼下がりの心地の良いそよ風に優しく体毛をなぜられて微睡み、
そうやって気ままに楽しく一日を過ごしていましたが、あたりが暗くなって巣に帰る頃になると一抹の寂しさを感じていました。
(キョウモ ヨイイチニチダッタチュン。コンド オトモチュント アウヤクショクモシタチュン。タノシミチュン。)
(デモ ホントウハ オヤマノフモトニオリテ ニンゲンシャンタチト アソビタカッタチュン。ケド ソエハムリチュン…。)
(マエニイチド ニンゲンシャンノムヤヘイッタヤ チュンチュンノスガタヲミユナリ イシヲナゲヤエタチュン。ニンゲンシャンタチハ チュンチュンノコトガキヤイミタイチュン。)
(ドウシテナンヤチュン…? チュンチュンタチ ナニカキヤワエユコト シチャッタノカチュン? ダカヤナカヨクデキナイチュン…?)
(イヤ アキヤメタヤ ソコデシアイシュウヨウチュン。チュンチュンハキット ニンゲンシャント ナカヨクナッテミセユチュン!)
人間たちとも友達になりたいと考えた赤チュンは、自分の巣の前に、
「ココヨノヤシャシイ チュンチュンノオウチデスチュン。ドナタデモオイデクダシャイチュン。オイシイチーユケーキト マカヨンガゴザイマスチュン。オウタモオキカセスユチュン。」
と書いた札を立てました。
「コエデオッケーチュン。ココヨヲコメテ オモテナシスエバキット チュンチュンハワユイトリジャナイッテ ワカッテクエユチュン。」
「サア ツカエタシモウネユチュン。アシタニナッタヤ ニンゲンシャンタクシャン アチュマッテクエタヤウエシイチュン…タノシミチュン……スピー…プワー…。」

次の日、いつもより早起きした赤チュンは、「プワ〜オ。マダネミュタイケド オモテナシノヂュンビスユチュン。キョウハ イソガシイイチニチニナユチュン!」
と、張り切って巣の中を掃除し、おめかししておやつを並べたりと、これからやってくるであろう人間たちへのもてなしの支度に勤しみます。
ところが太陽が傾き、日が沈む時間になっても、一人として来客は現れません。赤チュンはがっかりしましたが、
(カンガエテミエバ マダフダヲタテテカヤ イチニチモタッテヤイチュン。マタアシタニナエバ ダエカミニキテクエユチュン。)
と、すぐに思い直し、その日はさっさと寝て、翌日に備えることにしました。

しかし、やはりというか、次の日も、また次の日も、
丸三日たっても、誰も山奥の赤チュンの巣を訪れるものはいませんでした。
「マダウワサガヒヨマッテナイミタイチュン…モウチョットマツチュン…。」

さらに五日、誰も来ません。
「チュン……チュンチュンハ シンヂテユチュン…。」

十日が過ぎました。
「チュン…チュン…ヒグッ…ヂュ…。」

十七日。
「ドウシテダエモキテクエナイチュン!!」
とうとうチュンチュンは癇癪を起して、立て札を力任せに引っこ抜いて踏みつけました。
用意していたおやつも蹴飛ばし、ばらばらになった立て札の上に飛び散った羽毛が舞い落ちます。
こんなに怒ったのは生まれて初めてでした。同時に、深い悲しみが襲ってきます。
「ビィ…! ヒグッ…チュンチュンハ コンナニミンナト ナカヨクシタイノニ…ドウシタヤイイチュン…チュン…チュン…。」

「チュン…? オトモチュン ドウシテナイテユチュン…?」
丁度そこに訪ねてきたのは親友の青チュンでした。
「オトモチュンカナシンデユト チュンチュンモカナシイチュン…。」
心優しい青チュンは赤チュンを慰めると、泣いていたわけを聞きました。
「ナユホド…オトモチュンハ ニンゲンシャント ナカヨクシタイノカチュン。」
「デモチュンチュンタチ キヤワエテユチュン…。モウドウシタヤイイカ ワカヤナイチュン。」
「チュンチュンニ イイカンガエガアユチュン。」
青チュンの考えた作戦はこうでした。
「チュンチュンガ ニンゲンシャンノ ムヤデアバエユカヤ オトモチュンハ チュンチュンヲ ポカポカタタクチュン。」
「ソウスエバ オトモチュンハ イイチュンチュンダッテ ワカユチュン。ミンナオトモチュンノコト スキニナッテクエユチュン。」
「デモ…ソエジャ オトモチュンニ ワユイチュン。オトモチュンハ ニンゲンシャンニ キヤワエチャウチュン…。ソエハデキナイチュン…。」
「チュンチュンノコトハ キニシナクテイイチュン。ソエデオトモチュンガ ニンゲンシャント ナカヨクナエユナヤ チュンチュンハ ウエシイチュン。」
「チュン…チュン…オトモチュン アイガトチュン…。」
「アタイマエチュン。チュンチュンタチハ トモダチナンヤカヤ。」
「サア サッソク ムヤヘシュッパツチューン!」
「チューン!!」

「あっ! チュンチュンだ! チュンチュンがいるぞー!」
「こいつ! せっかく育てた作物を荒らしてやがる!」
「ビヒヒヒヒヒッ!!! オイシイチューン!!! クヤシカッタヤ ツカマエテミヨチューン!!」
(オトモチュン…)
草葉の影から、村で悪戯をする悪いチュンチュンを全力で演じる青チュンの姿をひっそりとうかがい見て、赤チュンは胸をしめつけられる気持ちでいっぱいでした。
けれど、それは全て友達である自分を想ってのことなのです。その気持ちを無駄にしないためにも、頃合いを見計らって赤チュンは飛び出しました。
「チューン! ヤメチュン! ワユイチュンチュンハ ユユサヤイチュン!! チュンチュンガ コヤシメテヤユチュン!!」
赤チュンは勇ましく、高らかに叫びます。しかし、そんな赤チュンに気を払うものは誰もいませんでした。
「この糞鳥!悪さしやがって!痛めつけてやれ!」
「ヂュッ…!? グボッ!!」
村人が次々青チュンを取り囲んで、手に持った棒で青チュンを打ちのめし始めたのです。
「ビィィィィィ!!! イダッ!! イタイチュン!!」
「ヤメテクダシャイチュン!!」
たまらず赤チュンは、村人たちのもとへ駆け出しました。
「オトモチュンヲイジメヤイデ!! チュンチュンハタダ ミンナトナカヨクシタカッタダケチュン!! オトモチュンハソノタメニ…」
「仲間が出てきたぞ!こいつもやっちまえ!」
「ビエッ!?」
後ろから棒で頭を一突きされ、これまで経験したことのない痛みに赤チュンは泡を吹いて昏倒してしまいました。

「ビヤァアアアアアアアアアアアァァ〜!!!!」「ヤメテッ!! イタイノヤン!ヤン!!」「ギイイイイイイイ!!!」
「ハッ…!!」
耳をつんざくおぞましい悲鳴に、赤チュンは意識を取り戻しました。
ここは人間の家でしょうか。前々から、赤チュンはいつかここに入ってみたいと思っていました。
見知った自分たちの巣と違って、中はどんな風になっているのだろう。。
しかし、目を覚ました赤チュンが見たのは、あるものは台に縛り付けられ、あるものは天井から吊るされて、
ずっと仲良くしたいと考えていた人間たちに痛めつけられる仲間のチュンチュンたちの姿でした。
「ギェェアアアアアア!!! セナチュンイダヂヴヴヴヴヴ!!!!」
右を向けば、漢方用の薬草をひくのに用いられる薬研(やげん)の車の下敷きとなって、
ごつごつした石の窪みに体を押し付けられて全身を摩り下ろされているお友チュンの姿が見えました。
背骨の上から圧迫され、くの字に折れ曲がった体は血達磨で、前後に引き動かされる度、圧をかけられている背中がばきばきと嫌な音を立てました。
「ヤンヤン!! チュンチュンナイモシテナイチュン!! オネガイヤカラ ハシテチュン!」
左の方では、なにやらぎざぎざした爪のついた、熊捕りの罠のような器具で体を挟まれたお友チュンが、泣き叫んでいました。
よく見ると器具の両端の爪はチュンチュンのお腹にがっちりと食い込んで、そこから血が流れています。
「チュンチュンノポンチュンニハ タマチュンガハイッテユチュン! オネガイダカヤキズチュケヤイデ!!」
「そうか、なら子供ごと駆除しないとな。」
そう言って村人は器具についた取っ手をひくと、バチン!と大きな音を立てて、器具が左右に開いたのです。
「ヂュギャアアアアアアッ!!」
同時に、爪が食い込んだままのチュンチュンのお腹も左右に引き裂かれ、そこから中に抱え込んだ灰色の卵の頭がのぞきます。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛……オネガァイ…ヤメ」
ぶちっ、っと村人が棒の先端でお腹に入ったままの卵を押し潰し、それを見た親鳥は「チュン…チュン…」と血涙を流しながら力なく頭を垂れました。

この場で行われていることのあまりの恐ろしさに、赤チュンは震えどおしで泣くことしか出来ませんでした。
(オトモチュンガ ハタケヲアヤシタカヤ チュンチュンタチミンナ オシオキサエテユチュン…?)
その時、自分を見下ろす村人と目が合いました。その目は暗く冷たく、これから仲良くしようなどという望みは到底叶わないのだとすぐに分かりました。
それでも、赤チュンは仲間たちのことを思い懇願します。
「ホカノオトモチュンタチハ カンケイヤイチュン。ワユイノハチュンチュンチュン…ニンゲンシャン オトモチュンタチヲ ハヤシテアゲテクヤサイチュン…オネガイシマスチュン…コノトオリチュン」
「駄目だ。また悪さされないように、見せしめが必要だからな。」
「ショ、ションナ…」
(チュンチュンノセイデ…オトモチュンタチ コヨサエチャウチュン…。)
自分が、人間たちと仲良くなろうなどと考えなければ。チュンチュンは後悔と申し訳なさとで溢れる涙をこらえきれません。
「さあ、お前の番だ。」
村人に手羽を固定され、まんぐり返しの姿勢をとらされても、赤チュンは抵抗すらしません。
(コエハ チュンチュンヘノバッチュン…シンデ ミンナニオワビスユチュン…。)
「チュン…?」
にゅるんとした感触にチュンチュンは下を向きます。村人が何かうねうね動くものをチュンチュンの下腹部に近づけていました。
それは初めて見る生き物でしたが、一目見た途端、チュンチュンは本能的な生理的嫌悪を抱きました。
「こいつは沙蚕(ごかい)っていうんだ。ごめんなさいの拷問にはうってつけよ。」
自身と同じ毛むくじゃらで、如何にも狭いところが好きといった風に細い身をくねらすその姿を見て、赤チュンはこれから何をされるかを即座に理解しました。
「五匹入れるぞ。まず一匹目。」
「ヤンヤン!! キモチワユイチュン!! オネガイダカヤ ソエダケハヤメテクダサイチュン!!」
当然、聞き入れられるはずもなく、赤チュンの性器をこじ開ける様に、沙蚕は内部ににゅるりと容易く侵入していきます。
「ヂビィィエェェエエエエエエ!!!!! ヂャビュウ!! ギボヂワユエァアアア〜ッ!!」
ぞわぞわとした感触が下腹部の中で暴れまわっていました。内臓を、チクチク鋭い毛を生やしたおぞましい何かがかき乱し、チュンチュンは必死に体を動かそうと無駄な努力を続けます。
「そら、二匹目だ。」
再び、ゆっくりと突き上げる様に、ぼさぼさのブラシが強引に挿入されていく感触が下半身を苛み、赤チュンは「モウヤメテェ!!」と絶叫しながら、その侵略に抵抗するように思い切り息みます。
すると、収縮した内部で侵入者二匹ともがまとめて押し潰されるぶちりという音がはっきりと聞こえ、今度はまんチュンの中を伝うどろっとした生温い感触に、気が付けば赤チュンは目をむいて失禁していました。
「休んでる暇はないぞ。次はこっちだ。」
むんずと喉元を掴まれ、無理やり開かされた嘴の縁に、にょろにょろと三匹目が這って行きます。
「&=<$#"*〜!!!」
するりと、開けっ放しの嘴の奥に落ちていった沙蚕は、そのまま食道を目指してゆっくり行進し、その体毛が赤チュンの乾ききった喉奥をじょりじょりと撫ぜます。
「ヂュゲボォエエエエエ〜!!!」
たまらず胃の中身ごと赤チュンは勢いよくおう吐し、沙蚕が自らの吐瀉物の中でびちゃびちゃと跳ねるのをぜいぜい荒い呼吸をしながら見守りました。
「吐き出しちゃ駄目だろ。しっかり味わいんさい。」
四匹目。それを嘴の間に挟められ、抵抗する間もなく、今度は強制的に閉じさせられます。
ぶちゅり。頬いっぱいに、ぞわりとした悪寒と、これまで嗅いだことのない磯の生臭さが広がり、
得体のしれない渋味と苦味が入り混じって一直線に胃の中を目指し、赤チュンの体内を侵していきました。
(ナンエ…ドウシテチュンチュンガコンナメニ アワヤイトイケナインダチュン……。)
(カミシャマ……ドウカチュンチュンヲ…チュンチュンタチヲタシュケテ…)
「頑張ったな。これで最後だ。」
赤チュンの切なる願いとは裏腹に、無情にも五匹目が今度は耳の穴をじゅるじゅると掻き回し始め、
その脳まで犯されているような音と触感に赤チュンは再び沙蚕入りのゲロをぶちまけました。

「ゲボッ!! オェッ…ゼェハァ……モウユユシテ…オネガイダカヤ ユユシテクダサイチュン…」
村人は赤チュンの哀願など無視し、てきぱきと次の拷問の準備に移っていました。
「モウ…ニンゲンサマノチカクニイコウヤンテ オモッテナイチュン…チュンチュンガ オヨカダッタヂュベッ!!」
突如として顔面に振り下ろされた木槌が、赤チュンの言葉を中断させます。
「ビヂュッ!! イダッ!! ヂュバッ!! ゲヂュッ!! ビェッ!!!」
それは容赦なく幾度も赤チュンを打ちのめし、割れた額から血を流して赤チュンはおとなしくなりました。
ここで死ねていたらどれほど幸せだったでしょう。しかしチュンチュンというのはこの程度で死んでしまうような柔な動物でないのは村人も承知しています。
村人は医者が使うような鑷子(せつし)で赤チュンの皮膚を摘まみ上げると、そこに鋏を入れていきます。
じょきじょきと皮が切断されて血が溢れ出し、拍子に赤チュンがびくんと痙攣しました。
赤チュンは死んだわけでも気絶したわけでもありません。ただ、もう激しく体を動かしたり、叫び声をあげる気力が残されていないだけなのです。
作業がやり易くなったことで村人は手際よく皮を挟んで持ち上げては鋏で切り開くのを繰り返し、あっという間に赤チュンの全身の皮はなめし取られてしまいました。

今や赤チュンの体はくまなく赤一色に染め上げられていました。
村人は最後の仕上げをするために、まずはたわしで全身の血を落とす作業にかかります。
ごりごりごりと、赤チュンのむき出しとなった柔肌を削り取るようにもみ洗い、あまりの激痛に赤チュンは意識を失います。
手早く村人は、皮をむいたつるつるの里芋のようになった赤チュンの肌に、指の先につけた粗塩を摺り込んでいきました。
途切れることのない刺激が、赤チュンを覚醒させます。
(ピ、プゥワ〜ラッ、ギエアアアアグェユアアアエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!! イ゛ヤ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!!!)
もはや悲鳴として言語化することなぞ不可能な痛みを超えた痛み、気絶すら妨げるそれに対する最後の抵抗として、
赤チュンは心の中で大好きなお歌を歌って気を紛らわそうとするも結局上手くいかず、声にならない絶叫を上げ続けました。
両眼からとめどなく流れ落ちる涙の泉だけが、赤チュンの気持ちを代弁しているようでした。
「じゃあな。生まれ変わったらもう悪さはするなよ。」
そう言って、村人は赤チュンをゴミを捨てる様に大きな壷の中へ投げ込みました。
壷の中には、あのぞわぞわする沙蚕という生き物たちがたくさん蠢いていました。いえ、本当は沙蚕ではなく百足(むかで)でしたが、赤チュンにとってはもはやどうでもいいことでした。
痛みだけを認識出来る全てとし、うねうねと大移動を繰り返す百足たちの海で溺れながら、ぼろぼろに崩れた体をなおも切り刻まれ、もはやそんな痛覚も麻痺してきた頃、
ふと横を見ると、そこには自分と同じように放り棄てられた一羽のチュンチュンがいました。

よくよく見れば、それは友達の青チュンでした。
青いリボンのお陰で辛うじてそうと分かっただけで、その姿は二目と見れないものになっていましたが、それは赤チュンも同じでした。
「オトモ…チュン…」
「…ナニ…チュン」
「チュンチュンガ…バカダッタチュン……チュンチュンタチガ ニンゲンシャント ナカヨクナユナンテ…ムイダッタンヤチュン…」
「ゼンビュ ムダナドヨクダッタチュン……チュンチュンノセイデ…オトモチュンハ…」
「ゴメンヤサイチュン…ヒグッ…ホントウニ ゴメンヤサイ…」
赤チュンの懺悔に対して、しばしの沈黙の後、青チュンは最後の力を振り絞って答えました。
「……キニシテヤイチュン。チュンチュンノヤイカタガ マヂュカッタンダチュン…ワユイノハ チュンチュンノホウチュン…」
「ションナコト…!」
恨み言を浴びせられると覚悟していた赤チュンは逆に動揺しました。むしろ目いっぱい自分を罵ってくれたほうがまだ楽でした。虫の息の青チュンは続けます。
「ヒューッ……オトモチュン……コエダケハ オボエテイテホシイチュン…」
「チュンチュンハ イチュマデモ オトモチュンノ トモダチチュン…イチュマデモ…ドコマデモ…」
そこまで言って、青チュンの声は聞こえなくなりました。
すでに目の見えなくなった赤チュンには分りませんでしたが、大きな百足の一匹が青チュンの口内にずるずると入っていってしまったせいでした。
ぞぞぞぞぞと、百足たちの絡み合う音だけが響く中、手当たり次第にあちこち咬まれていることもお構いなく、
赤チュンは僅かに残った水分を、全て親友への涙に変えました。
こんなにも誠実で仲間思いの素晴らしいチュンチュンを、自身の身の程知らずな我儘のために殺してしまったのです。
チュン…チュン…と、再び全身真っ赤になった赤チュンは、青チュンの最後の言葉を二度、三度頭の中で反芻しながら、静かに泣いて息絶えました。
チュンチュンたちの死骸はそのまま百足たちに食べられて、後には何も残りませんでした。
「やはりチュンチュンは悪戯好きの害鳥だったなあ。噂通りだ。」
ただ、チュンチュンの悪い風評だけが、村伝いに伝わっていくのでした。

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