ラブライブ!派生キャラ チュン(・8・)チュンのまとめwikiです。

ここは西木野邸の地下にある使われなくなった空き部屋。ここで今あるお仕置きが始まろうとしていた。

真姫「ふぅ、ここなら外に音が聞こえる心配も無いわね」

彼女、西木野真姫はそう言いながら体積1m位のケージを床に下ろした。ケージはかなり重く、下ろした際にガスン!と大きな音が出た。

糞鳥「ココハドコチュン?ナンダカウスキミワユイチュン」

この鼻につくような声は糞鳥−−通称チュン(・8・)チュンである。体格は通常よりも大きく体中に肉が付いており、簡単に言えばデブである。ケージがかなり重くなっていたのは9割コイツが原因である。

真姫「穂乃果の家から貰ったこの鳥…さっそく使わせて貰うわよ」

彼女は将来医者にならなければならなく、日々勉強をしなければならない為かストレスがとても溜まっていた。それに加え今はある事件により、糞鳥に対する憎しみも芽生えていた。

糞鳥「チュン?オマエダレチュン?サッサトコノセマイオリカラダスチュン!」

真姫「言われなくてもそのつもりよ…(あんたがデカすぎるだけでしょ)」

そう思いながら真姫はケージの扉を開けた。

糞鳥「ヤットデレタチュン。サッソクハノケチュンチニカエユチュン」ズルズル

糞鳥が部屋の扉に向かってその太ったお腹を引きずらせながら歩いていく。スピードはとても遅く、蟻と互角くらいだ。

真姫「…」

真姫は糞鳥にバレないように背後に近づくと、横腹に思い切り蹴りを入れた。

ドムッッッッッッ!!

糞鳥「ヂュゥゥゥゥゥゥン!!!?」ゴボォ!

糞鳥は血を吐きながら横に転がっていった。

真姫「…予想以上に跳ばないわね」

体重が重いせいか、糞鳥はあまり跳ばなかった。

糞鳥「ナ…ナニスルチュン…!?コンナコトシテハノケチュンガダマッテルトオモッテルチュン!?」

真姫「…穂乃果は今眠っているでしょうね、アンタノオカゲデ」

そう言って真姫はもう一発逆の横腹に蹴りを入れた。

糞鳥「ビィァァァァァァ!!?」ゲボッ

糞鳥はこの発言により自分の運命を変えることも出来なくなってしまった。『死』という運命から。

真姫「裏ルートから取り寄せたこの『チュンチュンお仕置きセット』…さっそく使わせて貰うわ」

真姫が持ってきたそのアタッシュケースの中身は、糞鳥用の薬品や道具etcが入った『チュンチュンお仕置きセット』である。その危険性は高いため、表では出まわっていない。

真姫「色々入ってるわね…。まずは動きを封じましょうか」

糞鳥「カヤイイチュンチュンヲケルナンテユルサナイチュン!!オマエモケッテヤユチュン!!」バッ!

そう言いながら糞鳥は飛び蹴りをしてきた。火事場の糞力であろうか、真姫の腹付近まで跳んで来たのだ。

真姫「…」スッ

糞鳥「チュン!?」スカッ

だが難なくかわされてしまった。それもそうだ。蹴ってやると言ってから跳んで来たのだ。喋らずに跳んで来れば当たっていただろうに。

糞鳥「ビュヘェ!!」ドシャア

糞鳥はそのまま頭から落ちてしまった。かわされてしまったときの着地法を考えもせず飛び込んだからである。

真姫「…あんたバカね」バチバチバチ!!

糞鳥「ヂュゥゥゥゥゥゥン!!!?」バチバチバチ!!

真姫はケースから出したスタンガンを糞鳥に押し当てた。糞鳥が死なない程度に調整してある為、痛みが途絶えることはなかった。

糞鳥「チュ…ン…」ピクピク

真姫「あら、失神しちゃったかしら?こんな時は…」

真姫はケースから一種類が沢山ある注射器の1つを取り出した。これは糞鳥にすぐに意識を取り戻させる&体の痛みを感じなくさせる薬品が入っている。

プスッチュゥゥゥゥゥゥ…

糞鳥「チュン!?」ビクンッ!

注入して数秒後にすぐ糞鳥は起きた。流石の効果である。

糞鳥「カヤダガ…ウゴカナイチュン…」ピクピク

しかし痛みは消えても、体のダメージが消えるわけでは無いのでスタンガンの効果は消えていない。

真姫「起きたわね、じゃあ続きを始めるわよ。まずは足を潰すわ」

真姫は金槌を取り出した。

糞鳥「チュン!?ソンナノモッテナニスルチュン!?」

真姫「こうするのよ」ヒュンッ

グシャッッッ!!グシャッッッ!!

糞鳥「ビィァァァァァァ!!?」

糞鳥の両足は金槌によって潰され、見るも無惨な形になった。恐らく歩く事は一生無理だろう。

真姫「黙りなさい」ブスッ

糞鳥「ヂュン!?」ビクンッ

真姫は先程の注射器を刺した。糞鳥は刺された痛みにまた泣き喚いた。

糞鳥「ビィァァァ…!!…チュン?イタミガキエタチュン?」

この薬は即効性なので痛みはすぐ消える。だがあくまでその時感じている痛みだけ消すのだ。新しい痛みには効かなく、何回も刺す事になる。

真姫「だからこの注射器だけやけに沢山あるのね…理解したわ」

糞鳥「チュフーン!オマエノコウゲキナンテスグキカナクナルチュンネ!」ピヒヒ

痛みが消えた訳を知らない糞鳥は真姫の攻撃が弱いと思ったのか、得意気である。

真姫「(無言の腹パン)」ブンッ

ガンッッッ!!

糞鳥「ビュヘェェ!!?」ゴパッ

真姫「これの痛みは消さないでおくわ、どうせ効かないんでしょ?ねぇ?」

糞鳥「イダイヂュン…」ピクッピクッ



真姫「次は羽よ」

真姫は金槌の次はナイフを取り出した。

糞鳥「チュン!?ハネハダメチュン!オソラトベナクナッチャウチュン!」

真姫「元々飛べないじゃないアナタ」左羽根スパッ

糞鳥「ビギャァァァァァァ!!?」ブシャァァ

飛ぶ羽根(笑)を失ったショックにより糞鳥は気絶してしまった。

真姫「また気絶したのね…だけど好都合だわ」

そう言い真姫はある準備に取り掛かった。

真姫「私もいずれは医者になる身。だからコイツを使って手術の練習でもするわ」

この手術が傷を治療をするための手術とは言っていない。




〜数時間後〜

糞鳥「チュン!?」ガバッ

真姫「やっと起きたわね。流石に飛べなくなるのは可哀想だと思ったから手術しといたわ」

糞鳥「ホントカチュン!?オマエイイヤツチュン!」

流石は単細胞、誰に切られたかなんてとっくに忘れているようだ。

真姫「ええ、でもただ治すのもなんだったからその左手…」




真姫「サ〇コガンにしといたわ」

ジャキーン!

糞鳥「チュゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!?」コ~○ラ~♪コ~○ラ~♪


糞鳥「ナンダコレチュン!?コンナジャトベナイチューン!!」ジタバタ

真姫「まぁまぁ落ち着きなさい。そのサイ〇ガンには特別な機能があるの」

糞鳥「トクベチュナキノウ?」グスン

真姫「えぇ。そのサ〇コガンからはなんとアナタの大好きなチーズケーキが出るの(大嘘)」

糞鳥「チーユケーキ!?ホントカチュン!」パァァァ

真姫「本当よ(嘘)。その銃口を口に入れて、バキューンと言えば出てくるわ」

糞鳥「ヤッタチュン!コレデチーユケーキタベホウダイチュン!」ガチャッ

糞鳥「バチューン!」




ブリュリュリュリュリュ!!!!




糞鳥「ビョボボボボボ!!!!?」ビチャビチャビチャ!!!!!

真姫「残念。本当はアナタの大腸と繋がっていて、うんチュンが出るわ」


糞鳥「ビョボボボボボ!!!!!」ビチャビチャビチャ!!!!!

真姫「しかも一度出したらうんチュンが全て出るまで止まらない仕組みになってるわ」

するとどういうことだろうか。糞鳥の身体が徐々に小さくなっていくではないか。

〜数分後〜

糞鳥「カヒュー…カヒュー....」プルプル

真姫「アナタの身体ほとんどうんチュンで占めていたのね。キモチワルイ」

糞鳥「キモチワルク....ナイチュン....チュンチュンハ....カワイイチュン....」カヒュー....カヒュー

真姫「そんなことよりこの部屋うんチュンだらけになっちゃったわね。部屋の隅にある下水穴に流しましょうか」

そう言うと真姫は高圧洗浄機を取り出すと、糞鳥もろともうんチュンを下水穴に流し始めた。

糞鳥「ビョボボボボボ!!!!?」バシャバシャバシャ

真姫「下水穴にはちゃんと柵がしてあるから落ちる事は無いわ。安心しなさい」バシャァァァァ

糞鳥「ジュババァァバァァァ!!」バシャバシャバシャ


真姫「ふぅ、流石高圧洗浄機。部屋が綺麗になったわ。あなたもついでに綺麗になって良かったじゃない」

糞鳥「ゼンゼン....ヨクナイチュン」ゲホッゲホ

真姫「さーて、次はどれにしましょうかね」ガサゴソ

聞く耳持たずである。

真姫「次はこれにしましょうか」ヴィィィン

真姫が取り出したのはわざと歯が荒くなっているバリカンである。

糞鳥「チュン!?ソノオトヤメルチュン!ウユサイチュン!」

真姫「あなたの意見は聞いてないわ」ガシッ

糞鳥「チューン!?ハナスチューン!!」バタバタ

真姫「うーん....普通に刈るのも味気ないわね....。そうだ、シマシマにしちゃいましょう」

ヴィィィンバリバリバリバリ!!!!

糞鳥「ヤメテチューン!イタイチューン!!」ジタバタ

真姫「毛と一緒に肉も少し抉れてるわね…おとなしくしなさい」ガン!

糞鳥「ヂュン!?」グシャッ

真姫「体の前にこの邪魔なトサカ刈っちゃおうかしらね」

糞鳥「チュン!?ソレハダメチュン!カミノケハカワイイオンナノコノタシナミチュン!」

真姫「あなた可愛い女の子じゃ無いからOKてことね」バリッッ!

糞鳥「ビャァァァァァア!!!チュンチュンノカミノケガァァ!!!!」ビー!!

真姫「~♪」バリバリバリバリ

〜数十分後〜

真姫「よし、出来たわ」

糞鳥「チュン…サムイチュン…」シマシマー

真姫「ぷぷっまるで囚人服みたいねww」

糞鳥「…」ガタガタブルブル

真姫「あら?イマイチ反応が薄いわね」

糞鳥「モウオコルキリョクモナイチュン…」

真姫「ショウガナイワネー、元気が出るようにあなたにイイモノあげるわ」

糞鳥(ドウセロクデモナイモノチュン…)



真姫「ほら、穂乃果の使用済みナプキンよ」スッ

糞鳥「ハノケチュンノナプキン!!!!?ハヤクヨコスチューン!!!!!」ピー!

真姫「(チョロイわね)そんなに急かさなくてもあげるわよ」ポイッ

糞鳥「チューン!!ハノケチュン!ハノケチュン!」カクカク

真姫(本当は寝てる穂乃果の腕から採血したのをナプキンにつけただけだけどね…それにしてもキモいわね)

糞鳥「ハノケチュン!ハノケチューン!!」カクカク


〜5分後〜

糞鳥「」カクカクカクカク

真姫「はい、もうお終いよ」ガシッ

糞鳥「チュン!?ハナスチュン!マダオワッテナイチュン!!」バタバタ

真姫「もう十分よ」注射ブスッ!

糞鳥「ビャァァァァァア!!!」ビクンッ

今回注射した薬品は、糞鳥の産卵を促進させる薬である。受精していれる糞鳥に刺せば、数分足らずで産卵出来るようになる。


〜数分後〜

糞鳥「チュン!?タマチュンウマレソウチュン!!」プルプル

真姫(もう生まれるのね…ていうか経血じゃなくても卵は生まれるのね。この鳥の思い込みの力かしら?)

糞鳥「チュゥゥゥゥン!!!」ポンポンッポン

真姫「出来た卵は…3つてトコかしら。ちょうどいい数だわ」

糞鳥「タマチュンハチュンチュンノタカラモノー♪」ダキッ

真姫「そうね、あなたの宝物ね」イッコヒョイッ

糞鳥「アッ!ナニスユチュン!タマチュンカエスチュン!カエサナイトドウナルk」




真姫「だから潰しがいがあるわ」バキッ!

糞鳥「( º 8 º )」

タマチュンだったもの「」ビチャビチャビチャッ

糞鳥「ビャァァァァァア!!!チュンチュンノタマチュンガァァァ!!!!」

真姫「あら、潰れちゃったわ。ゴメンなさい」

糞鳥「ユユサナイチュン!タマチュンヲイマスグモトニモドスチュン!!」ピィーッ!!

真姫「うるさくて何言ってるかわからないわ」ゲシッ

糞鳥「ヂュン!!?」グチャグチャッ

糞鳥「…グチャッ?」

糞鳥が蹴飛ばされた所には2つのタマチュンがあった。糞鳥が背中を振り向くと、潰れた殻が2つそこにはあった。

真姫「あらら、まさか自分で子供を殺しちゃうなんてね。しかも2つも」

糞鳥「(;8;)ビャアァァァァアア!!!!」



真姫「さて、そろそろ終わりにしましょうか」

糞鳥「チュン…ドウシテコンナヒドイコトスユチュン…?チュンチュンナニモワユイコトシテナイノニ…」

真姫「…」ブチッ

その時真姫の中で何かが切れた。

ドンッッっ!!

糞鳥「ゴボォォォ!!」ビチャビチャッ

真姫「薄々感づいてたけどまさか自覚が無かったなんてね…本当にやりたかったお仕置きはコレよ」

そして真姫は太針を出し、糞鳥の右目に狙いを定め、思い切り力を入れて腕を下ろした。

ブスッッッッッ!!

糞鳥「ヂュァァァァァ!!オメメガイダイヂュゥゥゥン!!」

真姫「はぁ…はぁ…その痛みよく覚えて起きなさい。その痛みを…」



真姫「アンタに付けられた穂乃果の痛みを」



糞鳥「チュン…?ナンノ…コトチュン…?」ヒューッヒューッ

真姫「覚えてないようね…流石単細胞ね。いいわ、思い出させてあげる」

真姫はケースから新しい薬品が入った注射器を取り出した。

真姫「この注射器はね…刺した相手に『罪悪感』を生まれさせ、増幅させる薬品なの。あなたには『罪悪感』が元々無いようだからね」

糞鳥「チュン…?ムズカシクテナニイッテルカワカンナイチュン…」

真姫「わからなくていいわ…私が直々にわからせてあげる。さぁ…」


真姫「アナタの罪を数えなさい」

ブスッ チュゥゥゥゥゥ…

ーーーー
ーーー
ーー
ー…

糞鳥『チュン…オナカスイタチュン…ツライチュン…サミシイチュン…』

穂乃果『ことりさん!?どうしたの!?』

糞鳥『チュン…ポンポンガ…スイタチュン…』

穂乃果『お腹が空いたんだね!?待ってて、今すぐうちに帰って食べさせてあげるからね!』ダッ!


糞鳥(ソウダッタチュン…チュンチュンハムカシオソトデオナカガスイテタノヲハノケチュンニタスケラレタチュン…)

糞鳥(アノトキダキカカエテモラッタトキノアタタカサハイマモチュン…)

〜拾われて数ヶ月後〜

糞鳥『ハノケチュン!!ハノケチュン!!』

穂乃果『…どうしたの?チュンチュン』

糞鳥『オナカスイタチュン!!チーユケーキガタベタイチュン!!』

穂乃果『…チーズケーキだね。今すぐ買ってくるよ…』フラフラ…

糞鳥『ハヤクカッテクユチューン!!…ウンチュンデルチュン!!』ブリュリュリュッ

穂乃果『………』ガチャッバタン

〜音ノ木坂周辺〜

穂乃果『………』フラフラ…

真姫『…穂乃果?』

穂乃果『…あっ真姫ちゃん…』

真姫『その様子だと…まだあのチュンチュンってのを飼ってるのね』

穂乃果『…えへへ、やっぱわかる?』

真姫『当たり前じゃない!そんなにやつれてわからない方がおかしいわよ!』

穂乃果『…そっか』

真姫『チュンチュンについて調べたけど、あんな動物並大抵の人が飼えるモノじゃないわ!手放しても誰も文句言わないわよ、だから…』

穂乃果『…捨てないよ』

真姫『えっ?』

穂乃果『だって…穂乃果が皆の反対を押し切って飼うって決めたから…最後まで私がお世話するよ』

真姫『バカ!また一人で背負い込もうとして!それで穂乃果が壊れちゃったらどうするの!』ポロポロ

穂乃果『真姫ちゃん…ありがとう。穂乃果の為に涙まで流してくれて…』

穂乃果『真姫ちゃん…大好きだよ』

真姫『私もよぉ…穂乃果ぁ…』ポロポロ

穂乃果『あはは…。素直な真姫ちゃんも可愛いよ。それじゃチュンチュン待たせてるからまたね…』フラフラ

真姫『穂乃果ぁ…』ポロポロ

その夜事件は起きた。

穂乃果『チュンチュン…ただいま』ガチャッ

糞鳥『チュン!?オソイチュン!サッサトチーユケーキヨコスチュン!』

穂乃果『待ってて…今出すから(お帰りも言ってくれなくなったね…チュンチュン)』ガサガサ

穂乃果『はい…チーズケーキだよ』スッ

糞鳥『イタダキマチュン!』ガブッ

糞鳥『…マズイチュン』

穂乃果『…えっ?』

糞鳥『コンナノチーユケーキジャナイチュン!チーユケーキヨコセチュン!』

穂乃果『そんなはずは…』アセアセ

この時穂乃果は憔悴しきっており、チーズケーキと色が似ているカステラを買ってしまったのだ。

穂乃果『ごめん、チュンチュン…。それで我慢してくれないかな?』

糞鳥『フザケユナチュン!』ドンッ!

穂乃果『きゃっ!?』ドサッ

まともに力が入らなくなっていた穂乃果は非力な糞鳥にさえも押し倒されてしまった。

糞鳥『イウコトキカナイヤツナンテコウチュン!』ブンッ

糞鳥は穂乃果の右目に向かって嘴を振りおろした。

穂乃果『やめ…っ!!』


ド ス ッ


穂乃果『ィ…ギャァァァァア ァァアアアァ ァア!!!』

糞鳥『ピヒヒ、サカラッタカラコウナッタンダチュン』

ガチャッ

雪穂『お姉ちゃーん、大声出してどうしたの…ってお姉ちゃん!?お姉ちゃん!!!』

糞鳥『チュン!オマエ!コイツノカワリニチーユケーキカッテクユチュン!!』

雪穂『まさか…あんたが?…この糞鳥ぃぃぃぃぃ!!!』ガスッ!!

糞鳥『チュビィィィィ!!?』ゲボォ!

雪穂『お姉ちゃん!すぐ病院に連れていくからしっかりして!』

糞鳥『ナンデチュンチュンガケラレタチュン…?』ガクッ


−西木野総合病院−

真姫『…穂乃果の調子はどう?』

雪穂『あっ…真姫さん。お姉ちゃんは今余程疲労が溜まっていたのかずっと眠っています…』

真姫『一体何が起きたのか話して貰ってもいい…?』

雪穂『…はい。』


雪穂『−−先生の話だとお姉ちゃんの右目はもう…見えなく…エッグ…ヒック』ボロボロ

真姫『…ありがとう、話してくれて。辛い事話させちゃったわね』ダキッ

雪穂『ヒック…ゥゥゥゥ』ギュッ

真姫『ねぇ…もし良かったらでいいんだけど』



真姫『その鳥、私に譲って貰えないかしら?』


−−
−−−
−−−−

真姫「そうよ!あんたなんかのせいで穂乃果は…穂乃果は!!」

真姫「なんで穂乃果に見つけられたのよ!あんたなんかそこらの草むらですぐ餓死すれば良かったのに!!」

真姫「死ね!死ね!お前なんて死ね!」

真姫「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

糞鳥(ソウチュン…チュンチュンハタイセツニシテモラッタハノケチュンノコトヲイツノマニカミクダシテタチュン…)

糞鳥(ミギメ…コンナニモイタカッタチュンネ…ハノケチュン…)

糞鳥(ハノケチュン…ゴメンナサイ…ゴメンナサイゴ…メンナ…サイ…ゴ…メ………)

糞鳥「………」

糞鳥「」

真姫「はぁ…はぁ…。やっと死んだようね。私も早く穂乃果のお見舞いに行かないと」

真姫「この部屋は完全防火だから全部燃やしても大丈夫だわ」カチッシュボッ

真姫「さようなら…」カツッカツッ


ボォォォォォォオオオオ!!


糞鳥「 」


ハノケチュン…モシ…マタ…アウコトガデキタラ……



コンドハ…フタリデ…ナカヨク……ズット…



........................


〜数年後〜

穂乃果(眼帯)「う〜ん!今日もいい天気!」

私、高坂穂乃果!ピチピチの20代!
今は家の和菓子屋を継いで日々頑張っています!
この右目の傷が何故付いてるかよく覚えて無いけど、特に困ることは無いからいっか!

穂乃果「よーし!今日も1日、ファイt「ハノケチュン!」....ダヨ?」

穂乃果が足元を見ると灰色の謎の鳥が穂乃果を見上げていた。

糞鳥「ハノケチュン!ヤットアエタチュン!チュンチュンニキセキガオキテ、キオクヲヒキツイデアタラシクウマレカワッタチュン!コレデマタハノケチュントマタイッショニクヤセ「....ャ....。」…チュン?」

穂乃果「ぃ…いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!!!!!来ないでぇぇぇぇぇぇえぇぇえ!!!」

糞鳥「ハノケ…チュン?」

穂乃果は自分の記憶から糞鳥の記憶を無意識に消した事で、自分が壊れるのを防いでいた。しかしあの時の記憶を持った糞鳥が現れたことによって、増幅していたトラウマと嫌悪が蘇ってしまったのだ。

穂乃果「やめてぇぇぇぇぇ!!穂乃果からもう光を奪わないでええええ!!」

糞鳥「…ハノケチュン…。」ポロポロ

真姫「穂乃果!どうしたの!?」タッタッタッ

穂乃果「…ま、真姫ちゃぁぁぁぁぁん!!」ダキッ

真姫「ほ、穂乃果///どうしたのいきなり……なんでアナタがここにいるの…」

糞鳥「……」

真姫「穂乃果…あなたは私が守るから。家の中にいなさい」ナデナデ

穂乃果「ヒック…ヒック…うん、ありがとう真姫ちゃん///」テクテク

ガラガラッピシャッ

真姫「…さて…」

糞鳥「…」

真姫「ねぇ、知ってる?あの事件以降、人間に傷害を与えたとしてチュンチュンは世界で法的に完全駆逐されることになったわ。」

糞鳥「……」

真姫「今、チュンチュンはこの世界にもういないの。あなただけを除いてね」

真姫「ふふっ心配しなくてもいいわ。あなたもすぐに仲間のところに連れていってあげるわ、あ の 時 と同 じ 方 法 で」

糞鳥「……」ゾクッ

真姫「それじゃ行きましょうか、穂乃果を待たせるわけにもいかないわ」ガシッテクテクテク…

糞鳥(ゴメンナサイ…ハノケチュン)


こうして世界からチュンチュンは本当に居なくなった。もしチュンチュンに最初から相手を思いやれる心があったなら違う世界が待っていたかもしれない。そしていくらチュンチュンが生まれ変わったとしても、所詮は糞鳥。一度犯してしまった罪など二度と償う事など出来ないのです。


END

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