心優しいことりちゃん(人間の方)ですが、親友の穂乃果が傷つけられることは我慢なりません
今回はそんなお話・・・
ことり「穂乃果ちゃん、目の下にクマできてるけど寝不足?」
穂乃果「うん・・・チュン(・8・)チュンがうるさくって」
ことり「チュン(・8・)チュン?」
穂乃果「うん。うちで飼ってる鳥のこと」
ことり「(嫌な予感が・・・)穂乃果ちゃん、今日そのチュン(・8・)チュン見に行っていい?」
穂乃果「いいよ」
学校が終わったあと、ことりは穂乃果の家にいくことにしました
チュン(・8・)チュンの名前を聞いたときに妙な胸騒ぎがしたからです
穂乃果「これがチュン(・8・)チュンだよ」
穂乃果が飼育箱の蓋を開けました
すると、途端にものすごい悪臭がことりを襲いました
思わずことりはのけぞってしまいました
ことり「穂乃果ちゃん、すごいにおいだよ!」
穂乃果「うん・・・、もう慣れちゃった」
乾いた声で笑う穂乃果からは、ペットを飼う喜びの表情は見受けられませんでした
ティッシュで鼻を押さえながら飼育箱の中を覗くと、さらにおぞましい光景が広がっていました
飼育箱の中には枕に似た物体とトイレらしきスペース、そしてよくわからないものが置いてありました
ことり「これってもしかしてパンツ?」
穂乃果「ははっ、そうだよ・・・」
なぜ動物の飼育箱の中にパンツがあるのかと疑問に思っていると、パンツが小刻みに動き始めました
そして、パンツの下から「ハノケチェン!ハノケチェン!」という鳴き声らしき声が聞こえてきました
するとパンツの下から見たこともない生き物が姿を現しました
チュン(・8・)チュン「ハノケチェン!」
糞雛A,B「ハノケチェン」
どうやらチュン(・8・)チュンは親子のようでした
しかし、一心不乱に穂乃果のパンツに群がって頬を擦り付けたり頭を突っ込んだりする姿は心優しいことりでさえ嫌悪感を催すものでした
何よりことりが気がかりだったのは、穂乃果が疲れ果てていることでした
ことり「穂乃果ちゃん、さっきこの子達がうるさくて眠れないとか言ってたけど・・・」
穂乃果「うん。夜中にパンツガナイチュン!とかナピュキンクレチュン!とかうるさくって・・・」
ことりは戦慄しました
この生き物は自分の親友のパンツやナプキンを要求するというのです
恐らく穂乃果が疲れているのは眠れないことに加えて、パンツやナプキンを性欲の対象とされる気持ち悪さにもあるのではないかとことりは考えました
親友を救うためにも何とかしなければ・・・
ことりはその晩眠らずに考えました
そして、一つの名案を思い付いたのです
次の日、ことりは生まれてはじめて仮病で学校を休みました
後ろめたさはありますが、親友を救うためです
穂乃果が部屋の窓の鍵をいつも閉め忘れることをことりは知っていました
なんとか狭い窓から侵入すると、ことりはあるものを取り出しました
そのあるものとは、穂乃果の使用済みナプキンでした
そして飼育箱の蓋を開けると、ナプキンを放り込みました
ナプキンが無事入ったことを確認すると、ことりは部屋をあとにしました
次の日、学校へ行くと穂乃果からある事実を告げられました
穂乃果「実はね、昨日チュン(・8・)チュン死んじゃったんだ」
そういう穂乃果は落ち込みつつも、どこかほっとしたようでした
ことり「えー、なんで?」
穂乃果「よくわからないけど股から血流して死んじゃってたよ」
ことりは同情するふりをしながら、心のなかではガッツポーズをしていました
実はことりはナプキンにカッターの破片をいくつか刺しておいたのです
ナプキンに夢中のチュン(・8・)チュンはそれに気づかず腰を降り、マンチュンが傷つくという計算でした。それが実を結んだのです
案の定、親を失った糞雛たちも衰弱していき、チュン(・8・)チュンは全滅しました
こうしてことりはかけがえのない友人を救うことができました
めでたしめでたし
今回はそんなお話・・・
ことり「穂乃果ちゃん、目の下にクマできてるけど寝不足?」
穂乃果「うん・・・チュン(・8・)チュンがうるさくって」
ことり「チュン(・8・)チュン?」
穂乃果「うん。うちで飼ってる鳥のこと」
ことり「(嫌な予感が・・・)穂乃果ちゃん、今日そのチュン(・8・)チュン見に行っていい?」
穂乃果「いいよ」
学校が終わったあと、ことりは穂乃果の家にいくことにしました
チュン(・8・)チュンの名前を聞いたときに妙な胸騒ぎがしたからです
穂乃果「これがチュン(・8・)チュンだよ」
穂乃果が飼育箱の蓋を開けました
すると、途端にものすごい悪臭がことりを襲いました
思わずことりはのけぞってしまいました
ことり「穂乃果ちゃん、すごいにおいだよ!」
穂乃果「うん・・・、もう慣れちゃった」
乾いた声で笑う穂乃果からは、ペットを飼う喜びの表情は見受けられませんでした
ティッシュで鼻を押さえながら飼育箱の中を覗くと、さらにおぞましい光景が広がっていました
飼育箱の中には枕に似た物体とトイレらしきスペース、そしてよくわからないものが置いてありました
ことり「これってもしかしてパンツ?」
穂乃果「ははっ、そうだよ・・・」
なぜ動物の飼育箱の中にパンツがあるのかと疑問に思っていると、パンツが小刻みに動き始めました
そして、パンツの下から「ハノケチェン!ハノケチェン!」という鳴き声らしき声が聞こえてきました
するとパンツの下から見たこともない生き物が姿を現しました
チュン(・8・)チュン「ハノケチェン!」
糞雛A,B「ハノケチェン」
どうやらチュン(・8・)チュンは親子のようでした
しかし、一心不乱に穂乃果のパンツに群がって頬を擦り付けたり頭を突っ込んだりする姿は心優しいことりでさえ嫌悪感を催すものでした
何よりことりが気がかりだったのは、穂乃果が疲れ果てていることでした
ことり「穂乃果ちゃん、さっきこの子達がうるさくて眠れないとか言ってたけど・・・」
穂乃果「うん。夜中にパンツガナイチュン!とかナピュキンクレチュン!とかうるさくって・・・」
ことりは戦慄しました
この生き物は自分の親友のパンツやナプキンを要求するというのです
恐らく穂乃果が疲れているのは眠れないことに加えて、パンツやナプキンを性欲の対象とされる気持ち悪さにもあるのではないかとことりは考えました
親友を救うためにも何とかしなければ・・・
ことりはその晩眠らずに考えました
そして、一つの名案を思い付いたのです
次の日、ことりは生まれてはじめて仮病で学校を休みました
後ろめたさはありますが、親友を救うためです
穂乃果が部屋の窓の鍵をいつも閉め忘れることをことりは知っていました
なんとか狭い窓から侵入すると、ことりはあるものを取り出しました
そのあるものとは、穂乃果の使用済みナプキンでした
そして飼育箱の蓋を開けると、ナプキンを放り込みました
ナプキンが無事入ったことを確認すると、ことりは部屋をあとにしました
次の日、学校へ行くと穂乃果からある事実を告げられました
穂乃果「実はね、昨日チュン(・8・)チュン死んじゃったんだ」
そういう穂乃果は落ち込みつつも、どこかほっとしたようでした
ことり「えー、なんで?」
穂乃果「よくわからないけど股から血流して死んじゃってたよ」
ことりは同情するふりをしながら、心のなかではガッツポーズをしていました
実はことりはナプキンにカッターの破片をいくつか刺しておいたのです
ナプキンに夢中のチュン(・8・)チュンはそれに気づかず腰を降り、マンチュンが傷つくという計算でした。それが実を結んだのです
案の定、親を失った糞雛たちも衰弱していき、チュン(・8・)チュンは全滅しました
こうしてことりはかけがえのない友人を救うことができました
めでたしめでたし
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