ラブライブ!派生キャラ チュン(・8・)チュンまとめwiki - チュンチュンマニア
壺の中にチーズケーキを入れ、先端を出して庭に埋める。
これで一晩待つ。

「チューン!チューン!タスケテチューン!」
ほうら、来た来た来ましたよ。

「あれえ、どうしたんだいこんなところで」
「チーユケーキタベヨウトシタヤ、デエナクナッチャッタチュン…タスケテチューン!」
「おやおや可哀想に、今助けてあげるからね」

壺からチュンチュンを引っ張りだす、しっかりした重さのある立派なチュンチュンだ。20cmくらいかな?
「アリガトチュン!タスカッタチュン!」
「おーう、よしよし、怖い目に遭ったね、大丈夫かい?怪我は無いかい?」
チュンチュンを抱っこして、指で頭をなでたりお腹をくりくりしたりする。うむ、いい毛並みと柔らかさだ。
「ピィピィ♪クチュグッタイチュン!」

くりくり、くりくり、チュンチュンはこうやって優しく撫でられると気持ちが良いんだよな。
「ピュワピュワ〜♪ラビュラビュ〜♪」
「うりうりー、チュンチュンは可愛いなあ」
「チュン!チュンチュンハカワイイオンナノコチュン!」

うん、元気のいいチュンチュンだ。いいよ、実にいいよ。
「ははっ、どうやら大丈夫そうだね。お腹は空いていないかい?もし良かったらうちにチーズケーキがあるんだけど、食べる?」
「チーユケーキ!?タベユ!タベユチュン!」
「ようし、じゃあおいで、うちに入りなよ」
「アリガトチュン!…デモオニイサン、ドウシテチュンチュンニコンナニシンセツニシテクエユチュン?」
片手羽を口に当てながらチュンチュンが首をかしげる。ああ可愛いなあ。

「あはは、それはね、僕がチュンチュンのことが大好きだからだよ」
それは偽りのない僕の気持ちであった。

「はい、どうぞ」
テーブルに置かれたホールのチーズケーキにチュンチュンは目をキラキラ輝かせる。
「コレ…チュンチュンガタベテイイチュン!?」
「もちろんだよ、たくさん食べてね。足りなければおかわりもあるよ」
チュンチュンは欲深いところがあるけれど、ここまで至れりつくせりだと困惑したりする。
「ア…アリガトチュン、デモソンナニタベキエナイチュン」
その困惑顔も可愛いよ。
「いいんだよ、残しても別に怒ったりしないし、好きなだけ食べてよ」
「…イタダキマチュン」

そうしてチュンチュンはチーズケーキを突っついて齧りはじめた。
「!?オイシイチュン!イママデタベタチーユケーキデイチバンオイシイチュン!」
チュンチュンは大喜びで困惑を忘れたようだ。
「そうかぁ、それは良かったよ」

このチーズケーキは僕が作った。チュンチュンの好みを研究し、チュンチュンのためだけに作った特製だ。
チーズケーキのクッキー部分をちょこんと手羽で持って、笑顔で頬張るその姿。
「ああ〜可愛いなあ〜」
「チュン?」
「チュンチュンは食べてるところも可愛いねえ」
「ナンダカテエユチュン…♪」
「照れてるチュンチュンも可愛いよ」

そう、僕はチュンチュンが大好きだからね。チュンチュンが何をしていても愛おしいのだよ。

「ゴチソウサマチュン…ポンチュンイッパイチュン…」
「そう?お粗末さまでした」
ホールのチーズケーキを半分くらい平らげたあたりで満足したようだ。お腹が膨れてチュンチュンがますます丸くなっている。
はぁ〜、まんまるチュンチュン可愛いなあ。
「プワプワーオ…タクチャンタベタヤオヒユネシタクナッチャッタチュン…」
あくびをするチュンチュン、可愛いよぉ。
「いいよ、ここで休んでいきなよ。おふとんのある部屋に連れて行ってあげる」
「ムニャムニャ…アリガトチュン…」

僕はまどろんでいるチュンチュンを抱えて、地下室に用意したケージにチュンチュンを入れる。
チュンチュンの好む女性用下着などを敷き詰めた特製のケージだ。
「はい、ここでお休み、チュンチュン」
「プワーオ…ネムネムチュン…」
そしてチュンチュンは眠りについた。良い夢を見られるといいね。
チュンチュンの寝顔・・・ふふふ、可愛いなあ。

「…プワーオ?ココハドコチュン?」
寝ぼけ眼をこすりながらチュンチュンは目覚めた。
「おはようチュンチュン。ここは僕の家だよ、よく寝られたかい?」
もっとも、ぼくはずっと見ていたからよく寝られたのは知ってるけどね。
そう、ずっと見ていたよ。

「オニイサン、チーユケーキゴチソウサマデシタチュン、チュンチュンハモウカエイタイチュン…」
「そっか、今出してあげるね」
ケージからチュンチュンを抱き上げて、地下室中央の台の上に乗せる。

「あっそうだチュンチュン、僕からひとつお願いがあるんだけど・・・」
「…チュン?」

「僕はね、チュンチュンが大好きなんだ。チュンチュンは最高だと思う。
 まんまるコロコロした体につぶらな瞳、可愛らしいとさかにちょこんとついたリボン。
 表情豊かで舌っ足らずな甘い声、そこから奏でられる歌。ふさふさの羽毛、ちっちゃい足、よく動くおてて。
 どこをとっても可愛くて仕方がないよ」
「ソ、ソンナニホメヤエユトテエユチュン…」
「・・・だからね、僕はチュンチュンのすべてを知りたくなった」
台についていた足枷をチュンチュンに嵌める。

「チュ…チュン?」
「教えて欲しいんだ、チュンチュンの全てを。何をすればどうなるのか、どんな声を聞かせてくれるのか。
 どんな表情を見せてくれるのか。どう思い、どう反応するのか」

僕は本棚から一冊のアルバムを取り出した。

「例えばね、このチュンチュンは両手を切り落とした時の反応を見てみたんだ」
「ヂュン!?」
アルバムの写真には両手が無い状態で、涙が乾ききってべとべとになった顔で力なくうつむき、座り込んでいるチュンチュンが写っている。

「元気の無いチュンチュンも可愛いでしょう?こっちも見てよ、チュンチュンを待ち針を刺すクッションみたいなのに見立てたんだ」
「ピィッ!?」
写真には、頭、背中、手、尻、あらゆるところに待ち針が刺さってうつ伏せに倒れ、涙の水たまりを作っているチュンチュンが写っている。

「待ち針の玉がカラフルで可愛くなったでしょ?
 チュンチュンは脂肪が厚いから、内臓まで達する傷が無ければ案外平気だったよ」

「こっちはとさかを切り落とした写真、とさかはチュンチュンのアイデンティティなんだね。大切なものを失った時の泣き声、たまらないよ。」
「こっちは毛を抜いた写真。一本一本プチプチ抜き取ったんだ。全部抜くとおいもさんみたいで可愛いよね」
「こっちは酸に漬けてみたんだ。じゅう〜って溶けていくチュンチュン、あの暴れっぷりは素晴らしかったね」
「こっちは液体窒素に入れてみた。カッチカチだね。可愛いというより美しい?」
写真を見る度、チュンチュンの表情が青ざめ怯えていく。

台の上には僕の”道具箱”がある。
「今日はこれがいいかな」
取り出したのはハンマーと釘だ。
「チュゥゥゥゥン!?ヤンヤン!タスケテチュン!」
僕はチュンチュンを台に押さえつけて、右の手羽に釘を押し当てた。

「・・・飛んでいるチュンチュンを見たんだ。身体の割に小さな翼をパタパタさせて、一生懸命羽ばたいてるんだ。すぐに落ちちゃったけど。
 その様子は可愛いと思うと同時に美しいとさえ感じたよ。
 あんまり飛べないチュンチュンでも、飛んでみたい、大空へ羽ばたきたいという気持ちがあるんだなって」
「ヂュ…?ナニヲイッテユチュ…」

「さあ聞かせておくれ、君はどんな声で歌うんだい?」
釘に向けてハンマーを振り下ろす。
「ビイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!?」
釘はぷよぷよした手羽を貫いて、台にはりつけにした。

「ヂュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!イダチュン!ヤメチュン!!」
「どう?チュンチュン、どんな気分?」
もう一本釘を取り出して、手羽に打ち付ける。
「ビギイィィィィィィィィィィィィィィ!!」
「もう飛べないねぇ!」
「ヂュン!?」
僕はさらに釘を取り出す。
「モウヤメユヂュン!イダイ!イダイ!」
ハンマーを振り下ろす。
「ギィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」

釘を取り出す、ハンマーを振り下ろす。
釘を取り出す、ハンマーを振り下ろす。
釘を取り出す、ハンマーを振り下ろす。
・・・。

僕は手鏡をもってチュンチュンに見せる。
「ほうら見てごらん、翼が穴だらけだ!可哀想に、もう空は飛べないね!どんな気持ち?」
「ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!?ヒドウチュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」
「ンッンー・・・いい答えだ」
チュンチュンが大粒の涙を流して泣いている。

「ナンデコンナヒドイコトスユチュン…?チュンチュンノコト、ダイスキダッテ、イッタノハウソチュン…?」
「そんなことないよ!!僕はチュンチュンが大好きさ!チュンチュンの全てが好きさ!
 だからね、チュンチュンが悲しんだり苦しんだりするのも好きなんだよぉ!!」
釘を取り出す、ハンマーを振り下ろす。
「ヂュイィィィィ!!」
「あっはあ!いいよ!すごくいいよ!」

「ヂヂヂヂ…オネガイ…モウヤベテ…シンジャウチュゥゥゥン…」
「大丈夫だよ、このくらいではチュンチュンは死なない。よぉく知ってるんだよ。よぉーくね。
 ハァハァ・・・じゃあ次いこうか」

無事な方の左の手羽を触る。すりすり。
「あぁ・・・チュンチュンのおてて・・・あったかいなぁ、このおててで卵を抱いてあっためるんだね・・・
 ”チュンチュンノタカヤモノ〜”って歌いながら、愛情を込めて、良い子が生まれてきますようにと願ってあっためるんだね・・・」

「ピ…ピィィィィッ!オネガイ!モウヤメユチュン!」
「だぁめ♪」
今度は釘を使わずに直接ハンマーで手羽を叩く。
「ビィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
「ああ・・・骨が砕けるいい音・・・」

ハンマーで手羽を叩く。
ハンマーで手羽を叩く。
ハンマーで手羽を叩く。

「ヒギュッ!!ギィィィィィィィィィィィ!!」
叩く度に翼がグチャグチャになる。ハンマーがあたった部分は肉が裂け、血がにじむ。
「まんべんなく叩いていこうねえ」
痛みがなるべく伝わるように、手羽の先端から根本にかけて、まんべんなく叩いていく。
「ビアアァァァァァァァァァァ!!!」

「あっは、すっかり平らになっちゃったねえ!」
「ギュ…ピ…」
チュンチュンはすっかり力が抜けた顔で、口から泡を吹いている。

「あははははははははは!!いいね、実にいいよ、その表情!いただきます!」
パシャリと写真を撮る。
「それじゃあ次もいってみよう!」

チュンチュンが特に痛がるように調合した塩水の入った小瓶を手に取りぶっかける。
「アッギャァァァアァアァァァァァ!!?ヂュィギィィィィィィィィィアアァァァァァァ!!!」
「あっひゃああああああ!!元気じゃあないかあああああああ!!」

固定された足とはりつけにされた手羽の動けない状態で、限界まで悶絶する様は本当に見ていて面白い。

「そろそろ血を止めてあげるね!こいつでね!」
僕が取り出したのはアイロンだ。
それを見たチュンチュンは何をされるのか察したようだ。

「ヤンヤン!ヤンヤン!!ヤンヤン!!!ヤンヤン!!!!」
動けないなりに必死に逃れようとしている。実に健気で心がきゅうっとなる、たまらん。
「産毛のことりーたちーもー、いつか空に羽ばたくー、大きな強いーつばさーでー」

ジュッ
「とーぶ♪」
「ヂィィィィイィィィイィィ!!アヂュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

砕け、裂けたぼろぼろの翼にアイロンを押し当てて焼いていく。
「ヂアァァァァァァァアァァアァァァァァァァァァァァァァアァァァァアァァァ!!!」
「んん〜♪ねえ、もっと歌って?歌って?」
アイロンをさらに強く押し当ててグリグリと動かす。
「ピュギアァァァァァァァァァアァァァアアアァァァァァァァア!!!ヂュェェアァァァアァァァァアァァアアアアア!!!!」
「歌って?歌って?」
右の手羽の釘をポンポン抜いて、そちらにも押し当てる。
「歌って?歌って?歌って?歌って?歌って?」
「ピギョォォアォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

「・・・ふぅ、実にいい歌だったよ」
「…ァ…ァ…ァ」

傷を焼いて塞いだので、血が足りずに死ぬことはこれでない。
まだまだ生きてもらうために、感染症を防ぐ薬を塗ってあげる。

「君は最高だよチュンチュン。もっともっと楽しもうね、これからは一緒だよ、死ぬまでずっと一緒だよ?」

こうして僕の地下室にまたひとつケージが増えた。
「さて、他のみんなの顔も見ようかな、次は何をやろう?わくわく」

おしまい