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田中先生の英文法講座(2010.12.10)

be surprised by / at ?

surprise は「何かが人などを驚かす」という動詞で、
ある知らせがぼくを驚かせた、つまり、The news surprised me. という表現も可能です。

驚かされた人を主語にすると
I was surprised となりますが、問題は原因を示す前置詞です。

I was surprised at the news. はもちろん可能な表現ですが、
I was surprised by the news. もまったく同様に可能な表現です。

例えば、親が居ないのをいいことに家でいたずらをしている子どもたちが、
不意に親が帰って来て驚いた、という状況だと、
The children were surprised by their parents coming home unexpectedly.
と by を使うほうがむしろ自然でしょう。

be surprised の場合には by でも at でもよい、というわけではありません。
どちらかを使う際の、原理があるはずです。

be + 過去分詞で感情を表現する際によく使われる前置詞といえば、
by, at, about, それに with です。
その使い分けの基本は、前置詞の本来の意味(コア)にあります。

by:「近接(そば)」を表し、何かに「拠って」ということを表す、
  そこで、ある感情が原因(人やモノ)によって引き起こされるということを表す。

at:「場所(ところ)」を表す、
  そこでその場で感情的反応をするという意味合いが強くなる。

about:「周辺(あたり)」を表すため、
    さまざまな要因が働いてある感情的反応になっているということを表す。

with:「何かとともに」を表し、一定期間持続する感情と結びつく傾向がある。

例えば、pleased や disappointed の場合には、4つの前置詞が全部可能です。
He was very pleased at the results.
I am pleased about my new job.
I was pleased by his comment about my novel.
I am pleased with your fine job.
... pleased at the results は、
   結果が出たところで喜んだという状況。
... pleased about my new job だと、
   新しい仕事でいろいろあるだろうが総じて仕事を気に入っているという感じが、
... pleased by his comment about my novel だと、
   誰かの小説についての書評を読んでうれしくなったといった感じが、そして、
... pleased with your fine job. は
   「ちゃんとした仕事をすることで、それに満足している」という意味合いが出て来ます。

必ずしもここで示したような意味の違いが意識されるわけではありませんが、
ここで示したことは、例えば be surprised だと「驚く」というのは瞬間的な感情なので、
持続性を意味する with とは相性がよくないということとか、
be bored(飽きている)は瞬間的な感情ではないため at とは相性がよくない、
などを判断する基準になるはずです。

-INGの形式

以下の文では、同じ eating lunch in his office が使われていますが、
それぞれの機能には違った呼び名がついています。

The man eating lunch in the office is my boss. We call him“Mr. Smith.”
〔現在分詞の後置修飾〕事務所で昼食を食べる男性は私の上司です。私たちは「スミスさん」と呼びます。
Mr. Smith rather enjoys eating lunch in his office.
〔動詞の目的語としての動名詞〕スミスさんは事務所で昼食を食べるのをむしろ楽しんでいる。
He is eating lunch in his office.
〔現在・進行形〕彼は今事務所で昼食を食べている。
Eating lunch in his office, Mr. Smith can carry on a telephone conversation at the same time.
〔分詞構文〕事務所で昼食を食べながら、スミスさんは同時に電話での会話を続けることができる。
Eating lunch in his office also enables him to avoid the noise in the cafeteria.
〔主語としての動名詞〕事務所で昼食を食べることでカフェテリアでの騒音を避けることができる。

しかし、文法的な呼び名は、実際に英語を使う際に意識されることはありません。
むしろ、同じ形が使われているということは、そこに共通性を読み取ることができるはずです。

ING は、典型的には、「観察可能な動作進行を表す際のしるし」です。
そこで、現在・進行形の ING(be doing)が最も基本。
現在・進行形は、現実に起こっている連続的な状態を表現するもので、
その意味特徴を整理すると、次のようになります。

《 (be) doing → 観察可能性 → 連続的動作の進行性(未完結性)→ 一時性(いま・ここ)》
 
つまり、進行形が描写する事態は観察可能であり、それは連続動作が進行している未完結な状態を表します。
しかし、ここで注意すべきは、
ING がいわゆる BE 動詞とともに進行形で使用される場合と、
分詞構文で使用される場合との違いです。

BE 動詞は時制を示すため、観察可能な(外から見える)連続的動作の進行を描写するのが進行形を表します。
Look. He is running in the rain. (ほら、彼が雨の中を走っているよ)は典型的な例ですが、
ある人物が現に雨の中を走っているという状況を、話し手は観察しているというのがここでのポイントです。

一方、いわゆる「分詞構文」は、
以下のような例文の下線部を指す用語ですが、これらには共通して BE がありません。
BE 動詞と分離した詞、だから「分詞」と呼ぶわけです。

Eating lunch in his office, Mr. Smith can carry on a telephone conversation at the same time.
〔分詞構文〕事務所で昼食を食べながら、スミスさんは同時に電話での会話を続けることができる
Running in the rain, I bumped into John.
(雨に中を走っていて、ジョンにばったり出くわした)
Seeing the policeman, the thief ran away.
(警官を見て、泥棒は走って逃げた)
The train will start at 9:00, reaching Okayama at 12:20.
(電車は9時に出発して、12:20分に 岡山に到着することになります)

これらはすべて時間的には中立で、ただ連続的な動作の進行をと描写しているだけです。
When I was running in the rain, I bumped into John. といえば、
when があり、しかも I was running という時制まで示しているので、
「雨の中を走っていた時に」という解釈をすることで、2つの事柄の連続性を一旦絶つことになります。

一方、Running in the rain だと、「雨の中を走っている」という連続的動作が情景として描かれ、
そこに I bumped into John. が組み込まれるといった感じになります。

分詞構文の解釈の仕方として「時」「理由」「結果」「条件」「付帯状況」などがありますが、
どれを選ぶかは文脈によって常識的に決まるのであって、
分詞構文それ自体にそうした意味が含まれているわけではありません。

さらに、ING は、Running everyday is good exercise. のように「動名詞」としても使用されます。
動名詞になると、例えば He's running. で表現されている連続的動作を抽象化してしまうため、
実際に進行している動作とは無関係になるという特徴があります。
これは、日本語にすれば「走ること」に相当しますが、
まさに名詞概念として動作を抽象化したのが動名詞だといえます。

Mr. Smith rather enjoys eating lunch in his office.
のように「動詞の目的語」として使ったり、
Eating lunch in his office also enables him to avoid the noise in the cafeteria.
のように「主語」としての使うことができます。

もう一つの「現在分詞の形容詞的用法」は、
現在進行形と分詞構文の両特徴を併せ持っている用法です。
The man eating lunch in the office is my boss.
のように形容詞として名詞に係るため、
意味的には現在進行形と同じ解釈が行われます。

だが、時間的には中立で連続的動作のみを描写するという点においては、分詞構文と共通しています。
The man eating lunch in the office is my boss.
の eating lunch in the office は、時間的には中立ですがが、
意味的には進行形と同様に「事務所で昼食を食べている」となり
――つまり分詞構文とは違い「時」「理由」「条件」などは表さない――、
それが何時なのかについては、ここでは is によって与えられます。
The man eating lunch in the office was my boss. だと
「昼食を事務所で食べていた男性は私の上司だった」となります。

このように、ING は時空間内の未完結な連続的動きを表す現在・進行形を基本として、そこから
(1) 時間を中立化しつつ未完結な連続的動作を表し名詞情報に係る「現在分詞」、
(2) 時間を中立化しつつ未完結な連続的動作を表すことで、2つの節の論理関係を仄めかす「分詞構文」、それに
(3) 連続的動作を名詞化によって「あるコト」として取り扱う「動名詞」が派生する、
と考えておくことができます。

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