ココネ なう。 - 時間に関する表現
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関係代名詞(補足)

早速はじめようかと思います。
最初の数分は、以前にやった関係代名詞の補足です。

関係代名詞は名詞について後から説明を追加するシグナルで
who, which, that がいちばんよく使われます。

ご存じのように、
先行詞が人だと whoで、
物だと which という理解があります。

そして who の場合は、
「だれってそれは。。。。」といった意味合いで情報を追加し、
which の場合は、
「どれってそれは。。。」といった具合に情報を追加します。

ところが、人でも物でも所有格の場合には whose を使いますね。
You're going to meet a tall handsome man whose mother is very rich.
これは a tall handsome man を
whose mother is very rich と説明しています。

ところが、この whose は
Dad had just repaired the house whose roof was damaged by the storm.
このように先行詞が the house であっても使います。
I've read an exciting book about Mars whose title I've forgotten.
このようにも使います。

先ほどの屋根が壊れた家の場合ですが、
the house of which the room was damaged by the storm のように
of which も whose の代わりに使うと学校文法では習いますが、
実際は、the house of which the roof ...
といえばぎこちなくて、不自然な響きがあるようです。

言語は、単純な形を好むという傾向があり、
of which the roof などといえば
改まりすぎる感じがあるのでしょうね。

ここで問題は、of which を自然に使う状況は何か、ということです。
これも堅い表現ですが、
of which が必然的に使われる用例があります。
2つほど紹介しておきます。
I took the final exam, the result of which I expect next week.
期末試験を受けました、その結果は来週でる予定です。
こんな意味ですね。

もうひとつですが、
We received many letters, most of which were from our fans.
こんな使い方です。
「多くの手紙を受け取った、そのほとんどはファンからのものだった」といった意味合いです。

つまり、通常は人でも物でも whose を使いますが、
ここで示したように of which が必然的に使われる場合もあるということなんです。

非制限用法の which の応用例をさらに2つ示して、今日のテーマに移ります。
She may disagree with our plan, in which case we should turn to her husband.
彼女はぼくらの計画に反対するかもしれないが、その場合には彼女のご主人に相談しよう、といった感じです。
She criticized my idea severely, at which point I decided to leave her.
これは、彼女が私の考えを激しく批判した、その時点で私は彼女の元を去ろうと決心した、ということです。

みなさんも、英文を読むときに、of which だとか in which case といった
関係節の応用例を意識的に見つけるようにしてください。

時間に関する表現

さて、今日のテーマに入ります。
今日は「時間に関する表現」です。

3週間前の日曜日、これをどう表現するんだろう?
3週間後の火曜日、これをどう表現するのか?
こういった問題です。

さて、すべての表現は「今、ここ」
つまり、here and now で行われます。
過去のことは回想し、未来のことは展望します。
常に、「今、ここ」が基軸です。

哲学的な言い方をすれば、
人は、「今、ここ」の情況内にしか生きられない、ということです。

常に、「今、ここ」の連続ですね。
そして、ぼくらが生きる「今、ここ」の現在は、
過去を抱え込むと同時に未来をはらんでいるんです。
ぼくがいいたいのは、
すべての表現は「今、ここ」が基軸となるということです。
このことをおさえた上で、時間表現を考えていきましょう。

話し手がいる現在(いま)は now です。
そして、現在のことを at present といいますね。
at present です。
そして、過去は in the past で、
未来は in the future です。

現在は at (present) と at を使い、
過去と未来は時間空間的な広がりがあるため
in the past
in the future
というのはおもしろいですね。

今が now だとすれば、
過去を向けば「あの時、その時」、
未来を向けば「その時」となり、
いずれも then で表現します。

now --- then の関係で
then は過去と未来の両方を向いた表現ということです。

基準となるのは now ですが、
「現在」の範囲は広げることができます。
つまり、now だけでなく、
today
this week
this month
this century
のように、どの単位に関心が向かうかによって
心理的に「現在」の範囲を拡張することができるのです。
this term は「今学期」という意味ですが、
やはり現在的な感覚でとらえます。

このような「現在」を軸にしながら、
yesterday (昨日)
last week (先週)
last month (先月)
あるいは
tomorrow
next week
next month
のように時間を表現していきます。

last <---- this -----> next こんな関係で、
単位としては秒、分、時間、日、週, .... といった具合に
ぼくらは時間をとらえていきます。

また、「少し前」なら a little while ago
「ずっと前」なら a long time ago といいますね。

未来に向けて「今から」だと from now on、
「近い将来に」だと in the near future といった具合にです。

さて、カレンダーを意識しながら、少し時間表現を詳細に見ていきましょう。

今日は3月7日ですが、議論の都合上、8月8日だと仮に考えてください。
すると、8/8 は today で、
それを基準にして過去を振り返り、
8/7 は yesterday
8/6 は the day before yesterday
そして 8/5 は three days ago
8/4は four days ago となります。

今度は、未来を向いて、
8/9 は tomorrow で、
8/10 は the day after tomorrow
そして8/11 なら three days from now
8/12 は four days from now といいますね。

ここに傾向性というか、パターンがあることに注目しておいてください。


SunMonTueWedThuFriSut
2930318/1234
last Sundaylast Fridayfour days ago← last week
567891011
three days ago
 
last Sunday
the day before yesterdayyesterdayTODAYtomorrowthe day after tomorrow
 
next Friday
 
this (coming) Friday
three days from now
 
next Saturday
 
this coming Saturday
← this week
12131415161718
four days from now
 
next Sunday
 
this coming Sunday
next Monday
 
this coming Monday
next Fridaynext Saturday← next week
19202122232425
next Monday
このカレンダーは ココネなう。が作成しました。本文を修正している箇所があります。


今度は、日ではなく、週に注目しましょう。
「週」という単位は、
日曜日から始まるという説と
月曜日から始まるという説がありますが、
ここでは日曜日から始まる説を採用します。

8/8 が Wednesday なら
8/5 -- 8 /11 の週が this week となり、
7/29 -- 8/4 までの週が last week になります。
そして 8/12 -- 8/18 までが next week になります。

これを基準にして、
8月3日は last Friday となり、
8月10日は this Friday となります。
そして、もちろん、8月17日は next Friday となりますね。

なお、「次の(次に来る)〜曜日」は、
8/12は this coming Sunday,
翌週の8/20も this coming Monday といいます。*1
8/8が基準だと next Monday といえば8月13日になりますが、
next Saturday といえば、あいまいです。
なぜなら、8月11日の土曜日と8月18日の土曜日をともに、
8月8日の水曜日からみれば next Saturday と呼ぶことができるからです。
そこで、this coming Saturday といえば、
8月11日の土曜日だということがはっきりします。
this coming .... はポイントですね。

また、別の言い方だと、
on Saturday [of] this week か
on Saturday [of] next week のようにいうと、
あいまい性は解消されます。
この2つの表現では of はあってもなくてもかまいません。

last Sunday の場合も同じで、
8月8日の水曜日は8月5日からはじまる週になりますが、
「過ぎた日曜日」ということで、
8月5日を last Sunday といいます。

しかし、last Sunday は7月29日も指します。
だから、8月8日の水曜日に last Sunday といえば、
その曜日が始まる日曜日か、
先週の日曜日かがはっきりしないのです。

そこで正確に言うには、
on Sunday [of] this week か
on Sunday [of] last week と表現すればいいですね。

現在を基準にした「次の〜」という場合には
next week [month] のように the はつけませんが、
過去や未来のある時点を設定して、
それを基準にして「次の〜」という場合には
the next week (その翌週)のように the を付けます。
next week と the next week の違いは案外と見落とされているのです。

例えば、8月1日が基準であれば、(今は、もちろん、8月8日です)、
つまり、過去の8月1日を基準として設定すれば、
the next week は8月2日から8月8日までの週を指します。
また、8月8日(つまり、今)を基準にあえて the next weekといえば、
明日の8月9日から8月15日までの7日間を指します。
しかし、明日から始まる1週間を the next week というのはむしろまれで、
通常は、one week from tomorrow のように表現します。
the next three week (from tomorrow) といえば
「(明日から)向こう3週間」ということです。

カレンダーがないので、
みなさんは、頭の中でシミュレーションをするしかなく、
やや混乱された方もおられるかもしれませんが、
あとでログを参考にしながら、自分でカレンダーを作り、
今日の話をメモにしてみてください。
すると、今・ここを軸にして過去を回想するときの表現、
未来を展望するときの表現が
すっきりと整理できると思います。
お手数ですが、お願いします。

最後に、リスト形式になりますが、
過去、現在、未来の時間表現をアトランダムに書き出してみます。

まずは、過去の表現です。
yesterday
then
last week
last Monday
the previous week (その前の週)
the day before yesterday(おととい)
the Sunday before last
この Sunday before last には2つの意味があり、
「2週間前の日曜日」と「1週間前の日曜日」の意味合いです。
three Sundays ago
これも「3週間前の日曜日」と「2週間前の日曜日」の間であいまいです。
in the last century (前世紀に)
3 days ago
a while ago (少し前に)
in 1492
などなどです。

現在の表現は限られます。
(right) now
today
this Sunday [week, month, year, ....]
つまり、 this が鍵ですね。

未来の表現としては以下があります。
tomorrow
then
next week
next Sunday
the day after tomorrow
four days from now (今から4日後に)
the following week (その翌週)
three Tuesdays from now (今から3つ先の火曜日)
this coming Sunday (今度の日曜日に)
などなどです。

もちろん、時間表現には、時間・日時を表すもの。
at 2 o'clock
at night
in the afternoon
on Monday
on Christmas
yesterday morning
tomorrow morning
last Sunday morning
などがあります。

そして「始まりと終わり」「継続期間」を表す表現として
since last Monday
until midnight
for 10 months
during the summer break
from Monday to [through] Friday
all day long
all night long
などなどがあります。

最後ですが、前後関係を意識した時間表現としては
sometime fore Christmas Day
after April Fool's Day
afterwards (後ほど)
immediately
in the beginning
in the end
soon after
later
などがあります。

これぐらいにしておきますが、
時間表現を体系的に整理しておくこと、
これは英語の学習においてものすごく有用な資産になると思います。

その際の基準は、なんといっても、
現在を軸に、過去、未来を整理する、ということです。

言い忘れた時間表現に「期限を示して」というものがありました。
by next Monday
until 5
between 1 and *2
before 3
といった表現ですね。

これらは全部副詞表現で、
できるだけたくさんストックしておけば、英語で表現する際に楽ですよ。

今日、カレンダーを想定してめんどうくさいお話をしましたが、
体系的に学習できるものは体系化していくほうがよい、
ということをお示しするためだったんです。

ということで、今日は、そろそろ終わりにします。
授業の回数は数えておりませんが、
share さんのお陰で、ログが全部残っているようですね。

では、今日は、これぐらいにします。
どうもありがとう。
では、さようなら。
復習してみてくださいね。
では。