従来は、援助交際をネタにした悪質ユーザーによる美人局被害が主流でしたが、最近は、サイト運営者とサクラが共謀し、恐喝等をしてくる手口があるようです。

この手口の詳細は、サイト運営者と通じているサクラが援助交際の勧誘をしてきます。そのメールに対して承諾した旨のメールを返信すると、サイト運営者から連絡が来ます。

「当サイトでの援助交際、売春等の行為は禁じられております。先ほどのお客様のメール内容を巡視員が発見しました。出会い系サイト規制法に基づき100万円以下の罰金に処せられます。警察への通報取り消したい場合は当サイトへの迷惑料50万円をお支払いください」というものです。

出会い系サイト規制法では、18歳未満の児童に対する売春を呼びかけることを禁止していますが、18歳以上の女性に対しては禁止していません。もし、18歳未満の女性がそのサクラであるならば、「児童の利用禁止の明示」「児童でないことの確認」といったことが義務付けられている出会い系サイト規制法に違反します。いずれにせよ、18歳未満の児童に対してはサクラであるかどうかに関わらず近づかないようにしましょう。

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