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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「私はアルフォンス・ムハ。クラスはキャスター。君が私のマスターパトロンかい?」

「それにしても、生前は確かに様々なオカルトに触れてきたとはいえ、まさか私がキャスター魔術師になるとは。とはいえ、やる事は何一つ変わらない。ただ描く、それだけさ。」

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】アルフォンス・ミュシャ
【異名・別名・表記揺れ】アルフォンス・マリア・ミュシャ,アルフォンス・マリア・ムハ
【性別】男性
【身長・体重】148cm・40kg
【肌色】白 【髪色】木蘭色 【瞳色】青
【外見・容姿】スラヴの民族衣装を着た癖っ毛の少年。その手にはパレットを持つ。
【地域】チェコ,フランス,アメリカ
【年代】19世紀〜20世紀(1860年〜1939年)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:D 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】

陣地作成:D+

 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 魔術師ではないキャスターが作り出すのは絵画を描くための「アトリエ」であるが、生前自らの部屋に霊媒を招き降霊会を実施したことから、アトリエには神秘性が宿り、霊媒系魔術に補正がかかる。

道具作成:C

 魔力を帯びた器具を作成できる。
 見るものを魅惑し引き寄せるモダンで華やかな絵画やポスターや、道具そのものではないが、舞台衣装や装飾品などのデザインを描き出す。

【固有スキル】

日常の中の芸術:A

 星と植物と宝石、そして女性をモチーフとした華やかで繊細な曲線の画風。
 描かれた作品は目を惹く魅力を有するのと同時に、日常にあっても浮くことなく溶け込む。
 キャスターの芸術は王侯貴族のような限られた人々のためでなく、民衆のためにこそ描かれた身近な芸術であった。

高速描画:D+

 絵の描画を高速化するスキル。
 キャスターの場合、リトグラフ技法により描いたイラストの大量印刷を可能とする。
 約2メートルはある『ジスモンダ』のポスターをキャスターは依頼された12月26日から同月の31日までに描き上げてみせた。

一意専心:B+

 一つの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。道具作成スキル、つまり絵画の作成に対するプラス補正として働く。それが祖国のための絵画であるのならば尚更だ。
 二十点の絵画から構成される連作『スラヴ叙事詩』をキャスターは第一次世界大戦の影響を受けつつも、十八年もの歳月をかけて完成させた。

ある聖誕祭の翌る日に:A

 1894年の12月26日、サラ・ベルナールが経営するルネサンス座より齎された依頼はキャスターの運命を大きく変えた。
 状況を転換させるようなチャンスが訪れやすくする、偶然を引き寄せる力。
 チャンスをモノにできるかは当事者の実力に委ねられ、訪れたチャンスをキャスターは決して見逃さない。

【宝具】

紙上の華よ、人世に彩りをチィレム・ウメニ・イェ・ロザージット・クラース

ランク:E〜A 種別:対民/対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
 キャスターが描いたサラ・ベルナールのポスターを始めとする多くの広告ポスターが宝具となったもの。パリにおける前半生を象徴する宝具。
 人物、道具を問わず、対象の一側面をモチーフとしたイラストを描き出し、描いた側面を強く引き出す。
 例えば、キャスタークラス適性を有するセイバークラスで召喚されたサーヴァントがいたとすれば、魔術師としてのイラストを描き上げることで魔術師としての側面を強く引き出す。勿論、セイバーとしての側面をより強めることも可能。
 また、対象が何かを演じる人物であれば、演じる役としての在り方をより強める使用方法も可能である。

 とはいえ、ポスターを元にした宝具であるように、その本質は周囲にイラストを周知させることで知名度補正を弄り、周知された側面を強く引き出す宝具。
 そのため、上記の効果を発揮させるには前提として描いたイラストをポスターなどにして掲示し、周囲からの認知度を上昇させる必要がある。

人が為の民族叙事詩スロバンスカ・エポーペ

ランク:EX 種別:対史宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:300人
 キャスターが長い年月をかけて描きあげた二十点にも連なる絵画『スラヴ叙事詩』が宝具となったもの。チェコにおける後半生を象徴する宝具。
 第一宝具が表面的な一側面を励起させるものであるならば、後者は積み重ねてきた歴史を強固なものとし、根源的な力を引き出す宝具。
 真名開放を行うことにより、スラヴ人の歴史を描いた二十の絵画は世界へとその軌跡を刻み込み、重ねられた時の流れを一つに束ね世界卵とする──即ち固有結界を作り出し、この世へと顕す。
 この固有結界の内において、スラヴ民族に纏わるサーヴァントはその存在を世界が保証し続ける。これにより最高峰の知名度補正を受け、英霊の本体そのものに近しい霊基へと一時的に再臨させる。
 また、スラヴ人が体験した歴史の再現や、スラヴの英雄を──条件さえ整えれば神霊さえも──召喚することが可能。
 故に、この固有結界に立ち向かうということは一つの民族の歴史を相手取るに等しい行為だと言える。

 とはいえ、『スラヴ叙事詩』はキャスターのための芸術ではなく、祖国、そしてスラヴ民族のための芸術である。それ故にキャスターは自らのためにこの宝具を行使することはない。使用するとするならば、祖国チェコに危機が訪れた時、あるいは未来の希望を守らんとする時だけである。
 また、発動したとしても固有結界の維持にはそれ相応の魔力が必要であり、神秘の薄い時代を生きたキャスター単体では固有結界を維持する魔力を担保することができない。
 以上のことから発動さえすれば強力な宝具なのだが、それ相応の扱いづらさを有する宝具でもあるのだ。

【Weapon】

『画材』

 キャスターが描くのは油彩画や、石版画リトグラフ。後者の場合は大量印刷を可能とし、第一宝具の発動には欠かせない技法である。
 余談として、第一宝具はその性質上、インターネットに挙げられたイラストなどでも発動可能であるため、現代に呼ばれた際にはデジタルイラストに手を出す可能性がある。

『スラヴの英霊』

 固有結界内にて召喚されるスラヴの英霊達。
 主に召喚可能なのはブルガリア皇帝「シメオン」、ボヘミア王「プシェミスル・オタカル2世」、セルビア皇帝「ステファン・ウロシュ4世ドゥシャン」、フス戦争の英雄「ヤン・ジシュカ」など。
 アトリエにて降霊会を行った逸話から、アトリエ内でのみ宝具を解放せずとも絵画を媒介に召喚可能。ただし、その場合は劣化し、シャドウ・サーヴァントとしての召喚となる。

【解説】

 19世紀から20世紀に活躍したモラヴィア(現チェコ共和国)出身の画家、グラフィックデザイナー。代表作は『ジスモンダ』『黄道十二宮』『スラヴ叙事詩』などが挙げられる。
 アール・ヌーヴォー新しい芸術を代表する画家であり、フランスのスーパースターたるサラ・ベルナールが演じる舞台『ジスモンダ』のポスターを手掛けたことをきっかけにポスター界の寵児として名をはせた。
 また、祖国愛に満ちた人物として知られており、祖国チェコへ帰国した後半生においては祖国のために二十の絵画から構成される連作『スラヴ叙事詩』を描いている。その他にもプラハの聖ヴィート大聖堂のステンドグラスのデザインや、チェコスロバキアが成立した際には紙幣や切手、国章のデザインを手掛けている。
 しかし、1939年にチェコスロバキアはナチスによって解体され、その同年に彼は亡くなってしまう。チェコへの愛を表現した作品を描く彼を危険視したナチスによって逮捕され、厳しい尋問を受けたからであった。数日で釈放されたが、高齢かつ昨年に肺炎を患っていたこともあり、健康を損ない、プラハの自宅にて死去。その遺体は民族に貢献した人々が葬る地であるヴィシェフラド民族墓地へと埋葬された。

 サーヴァントとして現界するミュシャの姿は聖ペトロフ教会の聖歌隊に入隊していた十二歳の頃であり、精神性はともかく、その姿は少年のものとなっている。
 少年の姿で召喚された理由は本人にも分からないが、音楽家を志望していた時期ということもあり、最も可能性に満ちていた時期が全盛期として解釈され、召喚されたのかもしれないとのこと。
 キャスターとしては昔諦めた歌がまた歌えるのは悪くはないらしいが、それはそれとして『スラヴ叙事詩』のような壁画サイズの絵画が描きづらくなって面倒ではあるらしい。

【人物像】

 受動的・外交的
 大人びた雰囲気を持つ、自然体で寡黙な少年。一言芳恩、温厚で律儀、かつ訪れた機会は逃さない抜け目のない地に足をつけた性格、と芸術系サーヴァントとしては優等生寄りの人物。
 アール・ヌーヴォーを代表する画家、ではあるが本人は別にそんな気もなく、そもそも「芸術に新しいも古いもない。芸術とは永遠だからね」と不易流行な考えであり、むしろアール・ヌーヴォーの型に嵌められることを嫌う。
 また、芸術は自らの為のものではなく、民衆のためのものであると考え、それゆえに富や名声に興味を持たず恬澹としている。その無欲さは友人ゴーギャンに勝手に金を持ち出されても何も咎めないくらいにはない。
 とはいえ、そんな富や名誉への無頓着さとは裏腹に、燃えるような祖国への愛、そして芸術への情熱を抱き、そうした一面では芸術家らしい拘りの強さや、芯のブレなさを見せる。
 納得できないなら、納得できるまで。理解されないなら、理解できるまで歩み寄り続ける。たとえ最後まで理解されず、理解してほしい相手が敵になったとしても、彼は自らの祖国愛と芸術を貫く。

 マスターへの認識は主従というよりパトロン、あるいは依頼主のようなもの。キャスターはマスターがよっぽどの人物でない限りは裏切らず、手を抜くことなく自らの仕事を忠実にこなしてみせる。
 逆に言えばビジネスライクな関係から発展しにくい関係ともいえるのだが、マスターが若者であった場合、二児の父親であったことからか時折父性を感じさせるような発言、忠告をする。

 そんなキャスターの願望は「芸術が人々と共に在り続けること」。
 「スラヴ民族の団結」という願いも抱いているが、聖杯で安易に叶えていい願いではなく、そもそも既に死したる身の上では叶える権利はなく、それは今を生きるスラヴ民族が行うべきであるとし、聖杯に願うことはない。

特技:描画、撮影、彫刻、歌、バイオリン
好きなもの:チェコ、芸術、音楽
嫌いなもの:ナチス、戦争
天敵:サラ・ベルナール
願い:芸術が民衆の側に在り続けること

【一人称】私【二人称】君,貴方【三人称】彼,彼女

【因縁キャラクター】

サラ・ベルナール

美しきベル・エポックの星。
キャスターが描いた『ジズモンダ』のポスターを気に入った彼女はキャスターと六年間の契約を結び、キャスターは彼女のために多くのポスターを描いた。いろいろと世話になったことや、彼女との関係がなければ今の自分はなかったかもしれないという思いから頭が上がらない相手。

葛飾北斎

日本の浮世絵師。
19世紀末のフランスにおいて日本芸術はジャポニスムとして流行しており、ゴッホやモネなど多くの画家に影響を与えたという。キャスター本人はその影響を受けていないと考えているが、日本芸術に近しい要素が多いことから実際は少なからず影響は受けていたと考えられている。

ゴッホ

友人ゴーギャンと交流があった画家。男性だと聞いていたので女性の姿に面食らう。

パリス、メディア、シェイクスピア

キャスターが描いた絵の題材になったことのあるサーヴァント。
パリスは油彩画『パリスの審判』を、メディアはサラ・ベルナールのために戯曲化された『メデア』のポスターを、シェイクスピアは厳密には彼の作品『ハムレット』のポスターを描いている。

ゲオルギウス

聖人。
キャスター自身も絵画のモデルのためにカメラを用いるため、カトリック信者的には恐れ多いと思いつつ写真談義をよく行う。
余談としてキャスターが生前撮影した写真の中には友人ゴーギャンを写したものもあり、それはズボンも履かずにミュシャの自宅でオルガンを演奏している場面というものであったり。

【コメント】

リクエストより。サラ・ベルナールのポスターを手掛けた、という説明もあり、第一宝具の性能は既存のサラ・ベルナールとシナジーがある感じにしてみました。

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