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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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ADVENT BEAST

───人類悪 顕現───


基本情報

【元ネタ】マヤ神話、『ドレスデン絵文書』
【CLASS】ビーストI/G
【真名】イシュタム〔オルタ〕
【異名・別名・表記揺れ】自殺の女神・異神霊イシュタム
【性別】女性
【身長・体重】161cm・40kg(獣角を除く)
【外見・容姿】縄のような紋様に覆われた裸体、長い金色の髪の隙間から大樹のごとき角を生やした女性霊。頭角には臍の緒にも似た縄が巻きつけてあり、自らの首を吊るしている。
【地域】中南米(マヤ)
【年代】不定
【属性】混沌・悪
【天地人属性】獣
【その他属性】神性・獣属性・人型・魔性
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:A+ 魔力:A 幸運:E 宝具:EX

【クラス別スキル】

獣の権能:C

 対人類、とも呼ばれるスキル。
 死の概念を内包する生命体に対して有利に作用する。

単独顕現:A

 単体で現世に現れるスキル。単独行動のウルトラ上位版。
 特定の死因を司る女神として即死耐性、時間操作系の攻撃に対して耐性を持つ。
 自己完結の女神は、顕現にすら他者を必要とせず、条件さえ揃えば単体で現世に現れる。

気配遮断:A

 死の概念と密接な女神として『世界の影』と繋がっているため、高ランクの気配遮断を有する。
 本来は規格外の気配遮断だが、能動的に人類悪として顕現した時点でその在り方は常に攻撃態勢として認識されるため、Aランクに留まる。

女神の神核:E

 生まれながらに完成した女神であることを表す、神性スキルを含む複合スキル。
 精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。
 しかし、異霊化およびビースト化の影響により著しくランクが低下している。

【固有スキル】

死を纏う者:B

 周囲に災厄を振りまき、死をもたらす神性の存在としてのスキル。
 月蝕の女神としても認識され、マヤにおいて凶兆たる月蝕は生れ出づる生命の形を歪め、悲劇を齎すものとされている。
 不幸なる者たちの怨嗟が具体的な武装となり、攻撃を可能とする。

死の顕現:B(EX)

 美と豊穣の女神が持つという「美の顕現」にも似た魅了のスキル。
 自殺を司る女神ながら、意外にも女神自ら他者に自殺を唆すことはない。
 女神自身とその背後に仄めかされた楽園の魅力に惹かれた者は自ら望んで死に引き寄せられる。
 他者の向かう方向性を左右する神霊としての在り方であり、死の概念が通じるならば
 無機物すらも死に引き寄せるが、異霊化およびビースト化の影響により現在はその純度が損なわれている。

楽園の導き:EX

 名誉ある死を迎えた魂を楽園に導いた女神の権能。
 自身に強力なバフ効果を与え、また、宝具の性能を変化させる。
 聖者、生贄、戦死者、産褥による死者、そして自殺者の魂を導く女神は
 人類悪として顕現したことにより霊基そのものが一つの楽園へと変化した。
 これにより、イシュタムは楽園として自身が受け入れる死者の魂を再定義し、結果的に全人類の魂を許容する選択を行う。

ネガ・ゴースト:A

 死後の楽園への送迎を担う神性として有する現世を彷徨う霊魂に対する優位性。
 霊体であるサーヴァントの攻撃を打ち消し、無効化する。
 同様に霊体によって構築される宝具を全てキャンセルする……ただし、物質として現存する宝具には適用されない。

【宝具】

史よ、遍く知らしめよドレスデン・コデックス

ランク:E 種別:対人理宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ビーストIの存在を描いた書物に由来する宝具。
 人類史に起きた出来事を絵と文字に書き(描き)起こす情報収集型の補助宝具。
 本来の『ドレスデン絵文書』は幅12尺ほどだが、この宝具はビーストIの視点で起こった事象を書き連ね、際限なく幅を広げる。
 ビーストIは単独顕現の凡ゆる時代へ降り立つことが可能な能力を利用し、
 人類史を限りなく広範にわたって視認することで人理のアーカイブとも言える宝具にまで昇華している。
 膨大な記録量からその幅は星を何周も巻くほどに長大化している。
 記録される歴史が強靭なほどに延長・強化される人理記録帯。

死よ、凡ゆるを死に絶やせヤシュチェ・イシュタブ

ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 第二宝具。人理によって人理を括り締めつける自縄自縛の帯。
 惑星を覆うほどにまで延長された人理記録帯を凡ゆる時代へと伸ばし、人類の首を括り、吊るし上げるシンプルな絞殺宝具。
 人類史の総計を用いて人類史を縛ることで成立させた、人理の自殺。
 対象となる人類が死に抗い、生きようと……歴史を残そうとする程に帯は強度を増し、深く深くその首へと食い込んでいく。
 帯は人理と同様の強度を持つため、これを破壊しようとすれば凡そ人理を破壊するのと同様の手段が必要となるため、
 帯の破壊と同時に人類史の終焉が齎され、どちらをとっても自殺行為と等しくなる。
 抗うも自死、受け入れるも自死という自殺の女神が体現する究極の殺生手段。

【Weapon】

『吊り縄』

 ビーストIが通常攻撃に使用する、首を括る吊り縄。
 自身の首を絞め上げる吊り縄と同様に臍の緒を模している。
 これは彼女が出産に纏わる逸話を持つこと、また首を縄で縛る彼女を描いた姿が臍の緒が絡まった胎児の姿と解釈されることから。
 自ら相手の首を絞めにいくというよりも、進んできた相手の首が縄を通るように配置される括り罠として用いられる。
 異霊化により反転していようとも、自殺の女神として極力、相手自身の力を利用して相手を自殺行為に追い込むよう努めている。

『宇宙樹ヤシュチェ』

 マヤの死生観において死後の楽園にあるとされる宇宙樹。
 その木陰は名誉ある死を迎えた魂に永遠の安寧を齎すと信じられている。
 ビーストとなったイシュタムは自らの霊基を楽園化したことで宇宙樹との一体化を果たした。
 この霊基において宇宙樹はビーストIの頭角(獣冠)として扱われ、第二宝具において全人類の首を吊り上げる、絞首台として利用される。

【解説】

 マヤ神話において自殺を司る女神。
 聖者、生贄、戦死者、産褥による死者、そして自殺者の魂を楽園に導く役割を担う。
 マヤの社会構造において自殺者(特に首吊り自殺)は戦死や産褥死に並ぶ名誉ある死であった。
 名誉ある死者の魂はイシュタムに導かれた楽園で極上の飲食物を振る舞われ、
 マヤの宇宙樹ヤシュチェの木陰で永遠の安息を享受すると考えられていた。
 イシュタムの姿はマヤの神々や習慣が描かれた『ドレスデン絵文書』の中に見られ、首を吊った女性の姿で描かれている。
 また月蝕を象徴する神性という説もあり、マヤでは月蝕は胎児に奇形を発現させるものとされ、イシュタムは特に妊婦の悲劇を象徴しているとも。

 神代が終焉を迎え、中南米の神性達もまた人類に対しての干渉力を徐々に低下させた。
 その中には当然ながらイシュタムも含まれ、イシュタム自身が人類に自殺教唆を行うことはなく、人類は自らを殺.す女神の様に信仰を見出した。
 女神はそれをよしとした……遠からず神々は完全に地上から去る。
 それが天上へと昇るのか、地表に溶け入るのか、冥界と共に深淵へと切り離されるのか……定かでは無いが、神の世は終わる。
 ならば、互いの存在に確証がなくとも信仰を通じて人類と繋がるのも悪くない。
 次代の摂理を受け入れていた女神を揺るがしたのは、海の彼方から来訪した征服者コンキスタドール
 中南米は蹂躙された。文明と信仰は侵略によって衰退し、民は支配によって衰弱した。
 囚われた後に処刑される者、捕虜や奴隷となり衰弱死する者、征服者の持ち込んだ伝染病により病死する者……。
 もはや中南米の民草は戦死や自殺といった死に方を選べる強さを失っていた。
 この世の地獄を体験するだけでなく、死後の楽園に向かう権利すら彼らには残されていなかった。
 女神イシュタムはその様を憐憫の情を抱いて見届けながらも、神秘が駆逐された時代にあっては何もすることは出来なかった。
 女神自身が人類に何もしてやれぬ自らの力不足を嘆き、民の不幸を思って自殺したこともあった。
 だが、死者を楽園に導く女神の役割から彼女自身には死による逃避は許されなかった。
 やがて中南米の文明は完全に征服され、古き神々への信仰が失われる世になっても、女神イシュタムは自らの権能で自らを縛り、殺.し続け、かつての無力を悔やみ続けた。 

 転機は南米異聞帯における冥界・冥府にまつわる複数の存在の異霊化の観測。
 これにより女神イシュタムは自らの霊基を反転させる術を習得する。
 自殺者の神格として他殺を禁じられた彼女は、その性質を裏切り、反転させることで女神イシュタムの異霊(オルタナティブサーヴァント)としての霊基を獲得した。
 更にイシュタムはサーヴァント化により獲得した第一宝具を利用して、人類史の記録を開始、人類史の長大さを持って人理の担い手たる人類を死滅させる人理自殺計画を立案する。
 そして全人類を自殺者として扱うことで、その魂を楽園と一体化した自らの胎内へと導き収納する。

 それは自らに無力を突きつけた人類に対する憎悪の所業に非ず。
 過去の人間も現在の人間も、征服者達すらも自らを信じ崇めた民と区別せず、同じ人類として扱い、その苦痛の生を取り払い、死の安寧を約束するという極大の人類愛。

 以上の衝動を彼の者のクラスは決定された。
 自殺の女神など偽りの神性。
 其は人類が描き記した、人類史を最も無為に完結させる大災害。
 その名はビーストI/G。
 七つの人類悪のひとつ、『憐憫』の理を持つ獣である。

 なお、この獣が存在する宇宙において対となるゲーティアはビーストI/Sと定義される。
 創世の始点(Start)を目指したゲーティアに対する終点(Goal)に安息を見出したイシュタム。
 召喚術(Summon)に端を発するするゲーティアに対する異霊(Ghost)として成立するイシュタムである。

【人物像】

 一見して陰気な美女。過去に中南米の民を救えなかった無力感から憂鬱を浮かべる。
 司る概念が自殺や月蝕ということもあり、他のアーパーな中南米の神性に比べると暗く沈んだ印象。
 しかし、その根底には生命が生きている限り訪れる悲劇を憐れみ、死を以て総体に安寧をもたらす救済の神。

特技:なし(権能は特技にカウントしない)
好きなもの:自らを信仰する者・人類・木陰
嫌いなもの:悲劇・生き地獄
天敵:ククルカン・テスカトリポカ
獣性:人類史を利用して人類を滅ぼし、全ての生命体に死を与えて、生命を奪う。
人類愛:全人類から生の苦痛を取り払い、死後に残った魂を自らの胎内にある楽園に集めてその尊厳を庇護する。

【一人称】ワタシ【二人称】アナタ【三人称】カレ、カノジョ

【コメント】

 リクエストからゲーティアの対となるビースト。
 オルタ表記だったので既存の疑似鯖イシュタムのオルタにした方がいいのかな?と思いつつ、
 カマソッソと同様にマヤ由来なのであくまで異霊化した神霊イシュタムになりました。(既存のは疑似鯖として完成度が高いので勝手に手を加えるのにも抵抗があったので……)

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