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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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基本情報

【元ネタ】史実 エジプト神話 クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【真名】セティ一世
【異名・別名・表記揺れ】セティ・メルエンプタハ(誕生名) メンマアトラー(即位名)
【性別】男性
【身長・体重】175cm・72kg
【外見・容姿】浅黒い肌に彫りの深い精悍な顔立ちの男。要は老けたオジマンディアス。時折その肌に星図めいた青白い発光紋様が浮かび上がる。
【地域】エジプト
【年代】紀元前13世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】王 人型 神性
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具EX

【クラス別スキル】

領域外の生命:A

 外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、その権能の片鱗を身に宿して揮うもの。

神性:A(B)

 セト神の名を冠し、アメン=ラーの加護を受けたファラオとしての神格を有する。
 さらに外なる神──黒きファラオの影響も受けてランクが向上していると思しい。

【固有スキル】

皇帝特権:A

 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

戦略:B

 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
 名将であったトトメス三世の戦略を踏襲する形で数々の戦いに勝利し、古代エジプトの礎を築き上げた手腕を現す。

神威の再建:A

 攻撃に伴って相手の神気を奪い、同じく神性を持つ者への再分配を行うスキル。信仰の奪取とも言い換えられる。
 アクエンアテンによるアテン神信仰を抹消し、エジプト本来の神々への信仰を厚く保護した事から得たもの。
 神性を持つ相手からのレベルドレイン&神性を持つ者のEXPの振り分けと考えれば分かりやすい。

輝くトラペゾヘドロン:EX

 元は暗黒時代のあるファラオが有していたという宝石。
 本稿では実はセティ一世がファラオとなる前に発掘し、死に臨んでオシレイオンの穴の奥深くに再封印したのだ、と定める。
 この宝石にはあらゆる時代、あらゆる異界の出来事が映し出されるが、観測する対象の時代や地域はランダムとなる為、有用な情報を得られる事は少ない。
 要は不便な亜種千里眼。だが、セティ一世は皇帝特権を併用する事で、対象となる時代・地域をある程度絞り込む事を可能としている。

【宝具】

王名記し変ず形象アビュドス・メルエンプタハ

ランク:A+ 種別:対軍・対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 アビドス神殿の壁面に刻まれたヒエログリフ(エジプト古代文字)──
 時代の流れに応じて書き直されてきたそれが、風化を経て重なり合い、現代兵器の輪郭として誤読されたというオーパーツ伝説の概念的具現化。
 あるいは、英霊の座に迎えられた後に宝具として昇華させるという目論見で、邪神が介入することで生み出されたもの。

 アビドスの壁画を随時召喚し、そこに刻まれたヒエログリフの連なりに形状が近似する兵器を具象化する。
 つまり、ヘリコプター・戦闘機・潜水艦・戦車・爆撃機・ミサイルなどが石板のレリーフから実体化するのである。

 完全に真名を開放した場合、アビドスの壁画全体が青白い光を放ち、古代美術とテクノロジーが混濁した異様な光景が出現する。
 その時、実体化される軍事力は小国の軍隊にすら引けを取らない程の規模となるが、セティ一世はこれらの兵器の意味や原理を完全には理解していない。
 彼が後世の兵器について得た知見は、輝くトラペゾヘドロン越しの映像の断片のみであり、正しい運用を保証するものではない──その認識のズレが混沌を生み出す瞬間を邪神はほくそ笑みながら見守っている。

凍てつく夢の未来機構チクタクマン

ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 輝くトラペゾヘドロンを中核に『王名記し変ず形象』により集めた兵器群を機材として解体・集積し、巨大な機械巨人と成さしめる大宝具。
 遥か未来の世界線の一つで、『オシリスの砂』と呼ばれるアトラス院の錬金術師が扱う巨大演算器『ヘルメス』。
 その存在をトラペゾヘドロンが映し出す映像で知ったセティ一世が、持ちうる知識と技術を尽くして模造したもの。

 輝くトラペゾヘドロンには、全き闇の中に置かれた時、外なる神ニャルラトホテプの化身の一つである“暗闇を這うもの”を召喚する機能があるのだが、
 セティ一世はこの性質を利用し、召喚した“暗闇を這うもの”を機械巨人の魔力炉心として囚え、動力源とするプロトコルを確立している。
 拡大変容を繰り返す事による自在の変形を可能とする新機能も盛り込んでいるが、基本的には顔のない黒いスフィンクスに近似した複合機械の異形という形態を取る。

 演算能力は知恵の神トートを思わせるほどの早さであり、力を振るわば融合した兵器群を統御してセト神の如き暴威を成す。
 さながらそれは機械仕掛けの神であり、かの邪神が照応するとされたエジプト神話の神々にも互しうる超兵器として機能する。

 基本的にはセティ一世自身が操縦する(一体化するとも言う)宝具だが、自立駆動も可能。
 しかし、炉心に据えられた“暗闇を這うもの”の抵抗に依るものか、あるいは本来の設計通りに賢者の石を動力源に出来ていない為か、自立駆動中の行動は暴走に至るリスクを孕んでいる。

【Weapon】

『セト神の弓』

 セト神がファラオに授けたとされる弓術の逸話に基づく、神造の長弓。通常の矢のみならず、砂嵐を凝縮した『嵐の矢』を放つことも可能。

【解説】

 古代エジプト第19王朝第2代ファラオ。ラムセス一世の子にしてラムセス二世──すなわちオジマンディアスの父。
 先々代のホルエムヘブ、先代のラムセス一世と同じく、アマルナ王朝の混乱に衰えたエジプトを再建する為に力を尽くした。
 息子が築いた黄金時代は、父である彼が積み上げた礎の上に花開いたものに他ならない。

 軍人出身であった父ラムセス一世の跡を継いで即位したセティ一世は、先代である父ラムセス一世や先々代にあたるホルエムヘブの政治方針を継承した。
 すなわちアクエンアテンの極端な宗教改革によって失墜したエジプトの対外的な威信と、国内における伝統的な信仰を取り戻すことである。

 彼の治世は復興と拡張の時代として位置づけられている。
 その最大の功績は、シリア・パレスチナ方面への積極的な軍事遠征である。
 アマルナ時代にエジプトの支配から離反した諸都市を再び服従させるため、彼は幾度も軍を率いて北上した。
 カルナック神殿の外壁には、彼が反乱軍を打ち破り、レバノン杉を伐採させる勇壮な姿がレリーフとして克明に刻まれている。
 北方の強国ヒッタイトとも干戈を交え、一時的ではあるが要衝カデシュを奪還することに成功した。

 内政および建築事業においても、セティ一世の残した足跡は計り知れない。
 アテン神信仰の爪痕を消し去るように、彼はエジプト本来の神々への信仰を厚く保護した。
 特に有名なのが、オシリス神の聖地アビドスに建立された壮麗な葬祭殿である。
 この神殿の壁面には、初代ファラオから彼自身に至るまでの王名を刻んだ(ただし中間期の諸王やアマルナ王朝のファラオの名は抹消されている)『アビドス王名表』が残されており、エジプトの歴史を後世に伝える一級の史料となっている。
 また、カルナック神殿における世界最大級の宗教建築『大列柱室』も、彼が本格的な建設に着手し、息子ラムセス二世(オジマンディアス)によって完成させられたものである。

 セティ一世は治世の晩年、若き息子ラムセス二世(オジマンディアス)を共同統治者に任命し、王としての責務と軍の指揮権を分け与え、帝王学を徹底的に叩き込んだ。
 父が国境を定めて国力を蓄え、息子がその強大な国力を用いて数多の偉業を成し遂げる――
 セティ一世が確固たる礎を築き、ラムセス二世(オジマンディアス)が完成させた栄華は、エジプト史上最も輝かしい時代として三千年の歴史に永遠に刻まれているのである。

 余談ではあるが、王家の谷に造営された彼の王墓は、谷の中で最も深く、かつ最も美しい装飾が施された墓の一つとして知られている。
 だが、彼のミイラは、この王墓ではなくデイル・アル・バハリの隠し墓所から発見された。
 墓荒らしの害を避けるために後年、移されたのだとされる。

【独自設定】

 ──父が後にファラオとなる事も知らず、軍人として遇されていた若き日の事。
 彼は気が狂った盗掘者からある奇妙な宝石を取り上げた。
 輝くトラペゾヘドロン。
 完全な闇の中に置かれると『外なる宇宙』の映像を映し出すその宝石を通じて、彼は見てはならないものを見た。
 星の彼方に蠢く混沌、時間の外から囁く声、そしてまだ存在しない時代の機械の幻像を。

 彼はこの宝石を危険なものだとして封印するように言った人々の警告を無視し、自らの秘宝として利用した。
 彼の父がエジプトの宰相に、そしてファラオにまで上り詰め、その王位を彼が継承したというサクセスストーリーには、外なる宇宙の知恵と干渉も影響していたのである。(と本稿では定める)

 彼が生涯に渡って発揮した先を読む力、緻密な計画性の一端は、外なる宇宙から漏れ出した超越的な時間認識能力によるものだったのかもしれない。
 アビドス神殿の壁面に現代兵器に見えるヒエログリフが刻まれていたのも偶然ではない。
 外なる宇宙からの干渉が人間の意識と融合した時、王名の書き直しを装って『まだ存在しない形』として無意識のうちに石へと刻み込まれたのだ。

 そして、セティ一世は己が死する前にこの宝石の始末をつけた。
「余以外の者が扱えば災いをもたらすだろう」と判断してアビドスのオシレイオンの奥深くの穴に投じさせたのである。
 かくして放り込まれた輝くトラペゾヘドロンは、オシリス神の計らいにより、ネフレン=カの暗黒神殿に再封印された。

 彼は外なる宇宙からのおぞましき企てを出し抜き、その力を己が為に利用できたという点において、数々のファラオに勝る賢王であった。
 だが、その所業の故にファラオが迎え入れられるべき永遠の国に向かう事は叶わず、英霊の座にその魂を留める事になった。
 彼自身は永遠の国に赴けなかった事について、邪神を完全に調伏する事が叶わなかったが故と捉えており、それを未練として英霊召喚に応じる。
 今度こそ邪神を屈服させ、完璧なる自身の唯一の瑕疵を拭う為に、彼は聖杯を欲するのだ。

【人物像】

 完璧を自認する傲慢なる賢王。自らを古代エジプト史上最高のファラオと信じて疑わない絶対的な自信の持ち主。
 パレスチナ遠征、リビア軍撃退、エジプト国力の再建。衰退したエジプトを立て直した事実は、彼の自負を揺るぎないものとしている。

 また、目的の為には手段を選ばない結果主義者でもある。
 彼の中には『目的が手段を正当化する』という鉄則があり、古代エジプトの栄光のためなら、いかなる邪智陰謀も正しい行為と見なす。
 一方で配下は最大限に活用すべき資産と捉え、丁重に運用し意向も汲む。有能な者への評価は惜しまない。それが彼流の懐の深さでもある。

 本来の彼は良くも悪くも感情豊かな人物であるが、ファラオとなって後の感情の表出は基本的に『王として相応しい感情表現』に制限するように心がけている。
 怒りならば荘厳な怒り、喜びならば雄大な喜び、軽蔑ならば悠然とした軽蔑。
 感情を消しているのではなく、常にファラオ足る者に相応しい規格にスケールアップして出力しているのだ。

 その唯一の例外が息子オジマンディアスである。この息子に対してのみ、セティ一世の親心が顔を出す。
「自分より息子が有名になっている」という事について思うところはあるが、遥かな後世まで英名を伝えた我が息子を、彼は誇らしく思っている。

 外なる神の侵食については、本人は「制御下にある」と言い張るが、実際は完全には制御できていない。
 その事実を他者に知られることをファラオとしての威厳に関わると極度に恥じており、彼が外宇宙の侵食に苦しむ姿を見た者の記憶(または命)を奪う事も辞さない。

 邪神ニャルラトホテプとの関係性については対立しつつも利用し合う間柄。
「余がセト神に捧げた信仰の向こうにいたのが、あの邪悪なる者の化身の一つだった事は、不愉快極まる出来事であった。
 我が王墓の中において、余の名にありしセト神の御名をオシリス神に書き改めたのは、かの邪神への対策という意味合いもあったのだ。
 あの邪神は不遜にもファラオを道具にしようとしていた……だが余はその目論見を逆手に取ったのだ。
 結局は余の栄光を飾る勝利の一つに過ぎなかったというわけだ」とは本人の言。
 だが、本心ではどちらが使われる者に成り下がるかの駆け引きは、今なお続いているのだ、と冷静に分析している。
 仮にセティ一世の魂が英霊の座から離れ永遠の国に旅立つ事がありうるのであれば、それはかの邪神を真の意味で降す事が出来た時であろう。

 マスターの事は自らの従者の如く扱う。
 有能であれば生前の執事フネフェルに対するかのように称賛し、褒美を与えるが、そうでないのであれば叱責し、あるいは誅罰を加えるだろう。

【関連人物】

オジマンディアス:
「父親としての贔屓目を抜きにしても、あれは頂点に最も近きファラオである。
 我が陵墓を完成させ、エジプトに繁栄をもたらし、遥か後世にまで我らの栄光を刻み込んだ──その偉業、他の神王に成し得るものではない。
 誇るがよい、我が子よ。お前は確かに頂点に最も近づいた存在なのだからな。
 ん? 頂点は誰かだと? 頂点に立つ者は常に一人! この余を置いて他にあるまいが!」

ツタンカーメン:
「アクエンアテンの愚行を清算するため、歴史から抹消されるべき存在──その一つがあの者よ。
 それを後世の盗掘者どもが掘り起こし、高名なファラオとして崇め立てるとは……人の世の評価とは実に移ろいやすく、また愚かしいものだ。
 ……とはいえ、あれが廃都の裔とは思えぬ王聖を備えていたことは認めておる。見てみぬ振りぐらいはしてやるか」

ニトクリス:
「余の息子を倒錯的な遊びに巻き込み玩弄するとは、許しがたい女よな……!
 何のことか分からぬか? 先達として振る舞い後進を導くべき立場にありながら、まるで従者の如く傅き、臣下の如く振る舞う──その様の事を言っておるのだ!
 挙句、我が息子の優しさに自覚なく甘える体たらく……ファラオとして以前に父として許せぬ! ええい、そこに直れ!」

ルーン使いの英霊全般:
「お前たちの使う秘儀──形こそ変われど、その根底にあるのはトート神の叡智に他ならぬ。
 オーディン、メリクリウス、ヘルメス……名も姿も異なれど、源流は一つ。
 海を越え、空を渡り、時代の流れに役割を変じさせようとも、神の本質は決して揺らがぬ。
 ……神秘とは、かくも美しく連綿と受け継がれるものよ」

クー・フーリン(キャスター):
「貴様の宝具、ウィッカーマンなる木偶人形……その在り方は、余の大宝具に通ずる危うさを孕んでいる。
 あの傀儡めは、名を呼ぶことさえ憚られる邪神の依代となり得よう。
 神に見出されし賢者たる貴様に、余があえて説諭を垂れる必要もあるまいが……ゆめゆめ油断するでないぞ」

BB(水着):
「まだファラオならざる頃の余は、外なる宇宙の知識が持つ本当の意味を知らなんだ。
 余も道を過たばお前のようになっていたやもしれぬ。それだけにお前の有り様は哀れに見える。
 己の悍ましさに耐えられなくなったのならば言うがいい。苦しませずに死なせてやろう」

【コメント】
 セティ一世のリクエストが複数あったのでリクエスト内容を悪魔合体してみた。
 二つのリクエストを統合し、エイジャの赤石よろしく輝くトラペゾヘドロンに手を出したというオリジナル設定を基軸とした。

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