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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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ヴォーバンに包囲された都市は陥落し、ヴォーバンに守られた都市は難攻不落となる。(ToutevilleassiégéeparVauban」──後世、ヴォーバンを評した諺。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン 
【異名・別名・表記揺れ】ヴォーバン侯爵
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【外見・容姿】中背でがっしりとした体格。武張った外見の将官。同時代らしい長い巻き毛のかつらを付けている。
【地域】フランス
【年代】17世紀〜18世紀初頭
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B+

【クラス別スキル】

対魔力:D

一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B+

マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。彼は自らの陣地(要塞)を築き、そこに籠ることで、最大一週間は現界を維持できる。

【保有スキル】

数学的思考:A

 冴え渡る計算によって、常に最適最善の戦闘行動を取ることができる。彼の場合は建設など戦闘以外の行動にも使用可能。
 戦場における地形、兵力配置、砲弾の軌道から、建造物の設計、資材の計算、果ては国家の経済政策に至るまで、あらゆる事象を数学的な問題として捉え、最適解を導き出す。

火力支援(砲):B+

 作戦行動の支援として行われる強力な遠距離攻撃。
 ヴォーバンの場合、この攻撃は砲撃の形で行われる。本来は軍略スキルの効果を含む複合スキル。

守護の誓約:A

 王と国家に捧げた忠誠が、彼の築く陣地と味方を守護する誓いとなったスキル。
 陣地防衛に際してプラス補正がかかり、自陣にいる味方全員の防御力を上昇させる。

【宝具】

地に砦なす連星系サンチュール・ドゥ・フェール

ランク:B+ 種別:城塞宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:−(領域内)
 ヴォーバンが設計し、フランスの国境線に築き上げた一大防衛網の具現。
 真名解放と共に、指定した領域の地形に沿って要塞(多くは星型要塞となる)を構築する。
 この要塞は、物理的な防御力もさることながら、火砲による迎撃機構も兼ね備えており、その構造自体も魔術的な結界として機能する。

 要塞は壁、稜堡、堀、全てが完璧な幾何学配置によって設計・構築されており、死角が一切存在しない。
 この要塞に相対する敵は、どこにいても必ず複数の射線に捉えられ、一方的な攻撃に晒される。
 また、隠し玉としてもう一つの宝具を十全に機能させるための“罠”としても機能させられる。

 単体でも強力な宝具だが、その真価は複数設置による防衛線の構築にこそある。
 それぞれの要塞が相互に支援し合うことで、彼の作り出した防衛線は、敵のあらゆる行動を阻害し、味方の行動を支援する『鉄の帯』として機能するだろう。

跳飛砲撃即ち解法ティール・ア・リコシェ

ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10〜80 最大補足:500人
 彼が体系化した大砲による跳飛射撃が宝具としての昇華されたもの。
 真名を解放する事で召喚した大砲から放たれる砲弾に特殊なエンチャントが施される。
 これにより砲弾は炸裂することなく、地面や障害物に跳ね返ることでヴォーバンが計算した通りの軌道を描き、敵陣の奥深くまで蹂躙する。

 しかし、この宝具の本質は、彼が築き上げた城塞の内部という限定状況下においてこそ発揮される。
 城壁や構造物は、必殺の角度を生み出す反射板へと役割を変え、内部空間そのものが砲弾が跳ね回る殺戮盤上と化す。
 かくして、たった一発の砲弾は、必然の結末に至るまで対象を蹂躙し続ける無限の嵐となるのだ。

【解説】

 ルイ十四世に仕えたフランスの築城家にして軍略家・政治家。
 要塞建築と攻城戦術を体系化し、ある意味では近世戦争の完成形を“設計”した男。
 戦争以外にも優れた功績を残した碩学として知られるが、本人は「私は学者でも財務の者でもない」と謙虚であった。

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 古くから続く小貴族の家に生まれ、青年期はフロンドの乱の混乱の中で反乱側に身を置いたとも伝えられる。
 しかし、王党軍に捕らえられた彼は、その才を買われて王党派に迎え入れられる。
 以後、ヴォーバンは王に仕え、ルイ十四世の長き戦歴における最も忠実な将の一人となったという。

 当時、火砲の発達は中世以来の高い城壁を過去の遺物に変えつつあった。
 ヴォーバンはこの変革を直視し、かつての城を“立て籠もる場所”から“戦う機構”へと再定義した。
 彼の設計する要塞は、単なる防壁ではない。
 射線、角度、距離、死角――あらゆる要素を計算に組み込み、互いの砲台が支援し合う、合理の結晶であった。
 バスティオン(稜堡)を幾何学的に配置したヴォーバンの要塞は、稜堡式城郭の完成形だと評される。
だが、ヴォーバンが目指したのは個々の要塞の強靭さではなく、国境そのものを一体の防衛構造とすることだった。
 北のフランドルから東のアルザスに至るまで、相互に連携し、支援射界を持つ要塞群――それが彼の構想した“鉄の帯(Ceinture de fer)”である。
 この国境線の防衛線構築によって、フランスは攻めにも守りにも安定した陣容を保ったという。

 ヴォーバンは攻囲戦においても優れた手腕を発揮した。
 平行壕や坑道戦、跳飛射撃と言った戦術を状況に応じて用いる事で、兵の損耗は劇的に減り、敵は確実に追い詰められた。
 ヴォーバンは徹底した規律と工学的手腕、そして計算された進撃をもって城を屈服させたのである。
 彼の関わったおよそ五十余の攻囲戦のうち、失敗は一度きり――1702年のハールスト包囲のみであったという。

 ヴォーバンの築いた要塞群――モン=ド=マルサン、リール、ベザンソン、ナンシー、ヌフ=ブリザック……
 それらは今日なおフランスの地図に刻まれ、ユネスコの世界遺産としてその名を留めている。

 さらに言えば、彼の才は戦場のみに限定されたものではなかった。
 農林業や金融政策、植民地経営、国勢調査、都市計画など吏僚としての手腕も存分に発揮している。
 建築家としても有能であり、実用性のみならず芸術的な観点からも評価されている建造物が残る。

 晩年、彼は戦争によって荒廃した祖国の財政に心を痛め、経済と社会の“再築城”を試みる。
 著書『ラ・ディーム・ロワイヤル(La Dîme royale)』において、彼は身分を問わぬ公平な課税――すなわち全ての者が国家を支える礎石となる社会の実現を説いた。
 だが、この構想は王や貴族の怒りを買ってしまい、『ラ・ディーム・ロワイヤル』は焚書を命じられたという。

【人物・性格】

 気取らず率直な言動を取る合理主義者。野卑とまではいかないが、その振る舞いは洗練されているとは言い難い。
 しかし、その根底にあるのは「最小の犠牲で、最大の成果を」という一種のヒューマニズム。
 サン・シモン公爵はヴォーバンを「この時代で最も名誉と徳のある男。偽りや悪に身を委ねる事のない人物」と評したという。

 当代随一の碩学でもあり、目の前の事象を数式に当てはめて最適解を導き出すことを至上の喜びとする。
 彼にとって、美しい城塞、効率的な攻城計画、完璧な弾道計算は、無数の人命を救うための方程式と同義である。

 無駄や非効率、感情的な判断を嫌うが、それは他者を見下しているのではなく、単に不正解だからに過ぎない。
 正しい理論と計算に基づいたものであれば、たとえ自分と意見が異なるものでも敬意を払う。

 マスターに対しては、有能な指揮官であれば敬意をもって仕える。
 自らの能力を最大限に活用してくれるマスターを良き主君とみなし、その勝利のために全力を尽くすだろう。
 逆に、非合理的な命令や、行き当たりばったりの作戦を提示するマスターには、静かに改善案(という名のダメ出し)を提示する。

【コメント】

 リクエスト鯖の作成。
 某所ではキャスターだったのでこちらはアーチャークラスで大砲に関する逸話を採用。

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