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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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基本情報

【元ネタ】医学史
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】センメルヴェイス・イグナーツ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・71kg
【容姿】拘束衣を着せられた男性
【属性】秩序・善・人
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力D+ 幸運E 宝具C

【クラス別スキル】

復讐者:B

復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:A

人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。それは決して忘れるべきではない、人類の教訓。

自己回復(魔力):D

復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

狂化:C

幸運と魔力を除いたパラメータが上昇するが、思考が「悪を探し出し滅ぼす」「この世を清潔にする」に固定化される。言語能力を喪失はしないがコミュニケーションはほぼ不可能になる。

【保有スキル】

広域粛清:A

「彼は断罪を望んでいる」「彼には断罪を行う権利がある」と人々が想像することから得たスキル。広域・多数の対象に対して一方的な粛清者として振舞える視野の広さと情報処理能力をアヴェンジャーに与える。これにより広域に対して効率的に攻撃行動を行える。彼の目の届くところ、天秤にかけられることを避け得る者は無い。

医術:A+

近代的医術。当時の医療の常識を超えた、現代でも極めて重要視される革新的な理論を打ち立てたため最高ランク。…たとえ彼の為したことが、世に認められないことであったとしても。

【宝具】

戦う者よ、血を濯げウォッシュ・ユア・ハンズ

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
アヴェンジャーの両手から噴き出す液体とも粉ともつかない物質。触れたものを極めて強力に浄化する。浄化の対象にはアヴェンジャーが「粛清対象」と見做した相手も含まれ、肉に触れれば爛れ焼くのは当然として、装備品に対しても浸食劣化の作用がある。
環境そのものを人間の生存に適さないほどに浄化してしまう事も可能。粛清対象ではない者を巻き込んでしまう可能性があるため、アヴェンジャーはそのような手段に出ることに積極的ではないが…精神が極めて錯乱しているため、判断を誤る可能性は大いにある。

先走る者よ、鏡を見よセンメルヴェイス・リフレックス

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:100 最大捕捉:100人
常時発動型宝具。周囲の対象が抱える「否定したいと思っている経験則や直観」…「こうであって欲しくない」事実、「『思い込み』だという思い込み」を感知し、それを模した状態にアヴェンジャーを変化させる。これにより相手はアヴェンジャーについて知覚していてもそれを自ら否定するため、正しく認識することが極めて困難になる。最悪の場合、アヴェンジャーが目の前に立っていてもそれに気付くことが不可能になる程。
真に正しく自己批判をして見たままの情報と冷静に向き合うことが出来る者であれば、この能力に惑わされることは無い。しかしそうでなければ、アヴェンジャーを捉えようとし「思い込みを否定したい」という意識が強くなればなるほど逆に正しく捉えることが困難になって行く。自身の理性を妄信する者にアヴェンジャーを捉えることは決して不可能である。

【解説】

19世紀のドイツ系ハンガリー人医師。「手を洗うことが病気の感染を防ぐ」という今では誰もが知る事実の発見者にして、生前その重要性を評価されることが無く怒りと嘲笑を受けたまま人生を終えた悲劇の人物。
当時彼が務めている病院には産科が二つあったのだが、第一産科は第二産科よりも目に見えて産褥熱などによる死亡率が高かった。それどころか、病院に行かずに自宅で出産を行った産婦の死亡率は第二産科よりも更に低かったのだ。そしてその事実は当の産婦の間にも知れ渡っており、理由を付けて院外で出産する産婦も存在した。
センメルヴェイスはこの奇妙な事実に困惑し、徹底して第一産科と第二産科の違いを精査し…そして、見出された差は働いている人間の差だった。第一産科は医学生の教育のための医院であるが、第二産科は選ばれた助産師のみが働いていた。
その後の研究でセンメルヴェイスが出した結論はこうだ。即ち、死体解剖によって医学生の手は「死体に付いた粒子」に汚染され、その手を洗わずに産婦に触るため粒子が産婦に移され伝染病が引き起こされる。これを予防するためには次亜塩素酸カルシウムを利用して手を洗浄することが有効だ。
この理論は実践と統計によって確かに裏打ちされ証明された。ただ、裏付けとなる理論の科学的証明だけが足りなかった。
…そしてこの「清潔さ」が病気を予防するという急進的な理論は当時の医学界に無視され、否定され、時には嘲笑や怒りさえ呼び込んだ。当然ながらセンメルヴェイスはその冷淡な反応に反駁したが、最後まで受け入れられることは無かった。最後にはヨーロッパ中の主要な産科医を無責任な人殺しだと非難する手紙を出すにまで至ったという。結局彼は精神病院に入れられ、その中で47歳で死亡した。
彼の理論が受け入れられなかったのは、単にそれが急進的で当時の常識に反するからというだけでは無かった。社会的エリートを自認する誇り高い医師たちは、「偉大な仕事を為している自分達の手が汚れていて病気の原因になっている」とでも言わんばかりのセンメルヴェイスの理論が我慢ならなかったのだ。
またセンメルヴェイスの批判者達は実証主義の科学者を自負していた。時代の最先端を担うと自負する自称実証主義者達の目にはセンメルヴェイスの理論が中世以前の素朴で迷信的な認識への逆行としか映らず、純粋に統計学的に導き出された本質は全く目に入らなかったのである。
今では「センメルヴェイス反射」という言葉は「通説に反する新たな知識への反射的な拒絶」を意味する言葉となっている。

無念と失望と怒りのままに、悪を自ら裁かんと顕現した苛烈なる断罪者。徹底的に粛清者として振舞うために、肉体は医者としての全盛期ではなく身体的な全盛期で現界している。精神は死の直前のものに近い。
粛清対象として見做すのは「人倫を蔑ろにし、真実よりプライドや地位を優先するもの」。判断基準は非常に潔癖。
拘束衣を着ているが粛清対象を発見すると自動的に両腕が解放される。
聖杯への願いは「医学の進歩を妨げる蒙昧の撲滅」。

【因縁キャラクター】

フローレンス・ナイチンゲール

同時代の医療関係者。統計に基づく医療、近代的な衛生観念の二つを世に広めた、まさに生前のアヴェンジャーが為し遂げられずに終わった偉業を成し遂げた人物。彼女の前ではアヴェンジャーもただ静かになる。当のナイチンゲールの方は全くブレないバーサーカーっぷりだが。
ガリヴァー側からは、センメルヴェイスこそは頭の中で捏ね繰り回した理屈を相手にせず直接的な人類への貢献のみを追求した科学者の鑑と見做す。現実を見ないプライドばかり高い空想家に復讐心を抱くセンメルヴェイスは、当然自分の思想にも共感してくれるだろう、と。
センメルヴェイス側からは、ガリヴァーこそは科学の発展の敵と見做す。仮説的な科学を全て無用の長物と見做すガリヴァーは、自分の理論の本質を見ようともせず切って捨てた医学者達とまさに同種の人物であり典型的な粛清対象である、と。
しかし幸いにもお互い獣化・狂化のランクが高いため、コミュニケーションが成立せずすれ違う(あるいはすれ違うことすら無い)ため、即座に衝突に発展する可能性は低いようだ。
センメルヴェイス側からは、犬は不衛生なので潔癖な性格で現界した現在はやや苦手だが、ライカという個は別に嫌いではない。
ライカ側からは、遊んでくれるなら良い人。

【コメント】

「センメルヴェイス反射」と言ったら「新しい物への反射的否定」を意味する言葉として有名なわけですが…実際の経緯を見ると、むしろ「古く見えることへの反射的否定」にこそ気を付けるべきではないかと思わなくもなかったり
「革新的で若々しい自分達」を主張するような人達こそ自分達の凝り固まった価値観に閉じこもっている、という光景はどこでも繰り返し見るもので

《FGO性能》

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