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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「僕はテレゴノス。父を殺し、叙事詩の環を閉じる者。ただそれだけの都合の良い終幕装置、それが僕さ。まぁ、君の好きなように使ってよ。君のことも、僕自身のことだって何もかもどうだっていいからさ」


基本情報

【元ネタ】ギリシャ神話、『テレゴネイア』
【CLASS】アサシン
【真名】テレゴノス
【性別】男性
【身長・体重】164cm・49kg
【肌色】白【髪色】曙色に灰色のインナーカラー【瞳色】黄と碧
【外見・容姿】黒いヒマティオンの上から鷹の羽で作られた外套を羽織る、髪を長く伸ばした中性的な少年
【地域】ギリシャ
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・子供
【ステータス】筋力:D 耐久:C+ 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:B

【クラス別スキル】

気配遮断:A

 サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【固有スキル】

魔女の祝福:B

 アイアイエー島へ帰還したアサシンに母である魔女キルケーが与えた不死の祝福。
 同ランクの対魔力、魔力が続く限りの「戦闘続行」と自動回復効果を有する。
 また、このスキルにより希薄な存在強度を補完している。

遠くで生まれた者:B

 アサシンの名前を意味する。イタケーより遠く離れた場所で生まれ、イタケーへとやって来たアサシンは父オデュッセウスと素性がわからぬままに争い、父を殺した。
 同ランクの「単独行動」と同等の効果を発揮し、自らのステータスを隠蔽する。

ロスト・イストリア:EX

 失われた物語を別の要素で埋めることで自らを変質させる自己改造スキル。
 アサシンの虚無性を示すスキルであるが、同時に埋める要素次第で何にでも変質させられるスキルでもある。
 だが、どれだけ失われた過程を埋めようと、決してその結末が変わることはない。

【宝具】

閉幕を詠う運命の毒デットエンド・ユリシーズ

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3〜15 最大捕捉:1人
 鍛治神ヘファイストスが作り上げたとされる赤エイの毒棘を穂先とする槍。母親であるキルケーより与えられ、オデュッセウスを誤って殺してしまった。
 この槍の持つ毒は対象の幸運ランクが高いほどその毒性が高まる。
 地味ではあるが、仮にも神造兵装であるため生半可な方法では解毒することは難しい。解毒するにはAランク以上の解毒魔術、薬品を用いるか、神霊の加護を得るかといったところだろう。

 だが、実のところ槍の持つ毒は表面上の見せかけに過ぎない。その本質は死の可能性を内包し、叙事詩環の終わりを語る「機械仕掛けの神デウス・エクス・マキナ」。トロイア戦争を巡る叙事詩環の終局である『テレゴネイア』の具現にして、ある世界線における「ピトス」と同系統の機構を用いられた神造兵器「終曲分枝置換兵装」である。
 真名開放により槍の穂先はいくつも枝分かれした形状へと開かれ、刺した対象の運命、可能性を槍に内包された死の運命と置換することによって強制的に相手の物語を幕引く。
 この性質から特殊な手順を踏まなければ斃すことのできない──伝承防御を有する──存在であっても性質を無視して確実に死をもたらすことを可能とする。また、「このように死ぬ」と予言された、運命を固定された相手であっても例外ではない。

 ただし、使用できるのは一度のみであると同時に、この宝具の発動はアサシンの物語の幕引きも意味し、退去してしまう。魔力さえあれば「魔女の祝福」で残存することも可能ではあるが、それでも魔力消費の方が多いため凡そ一時間後にアサシンは退去する。

【Weapon】

閉幕を詠う運命の毒デットエンド・ユリシーズ

【解説】

 トロイア戦争を描いた叙事詩環の最後を飾る叙事詩にして、『オデュッセイア』より後の話を語った『テレゴネイア』に登場する人物。オデュッセウスと魔女キルケーの間に産まれたとされ、その名前は「遠くで生まれた者」を意味する。
 父へ会うためにテレゴノスは故郷アイアイエー島を後にするが、嵐に逢い、イタケーへと漂着する。目的地であったイタケーへと辿り着いたことも知らぬテレゴノスは空腹に耐えかね、家畜を盗もうとする。その際、家畜を守るために現れた老人と争いとなり、老人を殺してしまう。しかして、その老人こそがテレゴノスの父であるオデュッセウスその人であった*1
 それを知ったテレゴノスは自らの過ちに悲嘆し、オデュッセウスの遺体と共にオデュッセウスの妻ペーネロペーと異母兄弟であるテレマコスをアイアイエー島へと連れていく。遺体を埋葬した後、キルケーから不死の祝福を受け、テレゴノスはペーネロペーと、テレマコスはキルケーと結婚する。
 以上が『テレゴネイア』の現存する大まかなあらすじであるが、原文の多くは散逸し、その内容の殆どが明かされていない。

 英霊としてのテレゴノスは叙事詩が散逸してしまった結果、存在強度が低くなっており、不明瞭な存在と化している。また、彼が架空から形作られた英霊であるのか、あるいは実際に存在した世界線から座に召し上げられた存在であるのかも定かではない。
 その上で彼を英霊たらしめているのは「父親を殺し、トロイア戦争を巡る叙事詩環を終わらせた」ことのみにつきる。必要であったのは都合の良い終幕装置だけで、有る筈だった物語の過程など人理にとってはどうでもよかったのだろう。
 この事に対してアサシン自身は何も語らず、何も思うこともない。ただ彼は時に抑止力として召喚され、一人の人間を殺して物語を終わらせる、その自らの役目定めに沿って動くのみである。

【人物像】

 受動的・内向的
 ふと消えてしまいそうな雰囲気を漂わせる、他者も、ましてや自身さえも何かもどうでもいいと語る空虚な少年。
 柔らかな口調でありながらも、その内面は全てに諦観し、ある種の達観に至っている。
 叙事詩の散逸により記憶は曖昧となっているが、唯一、父を手にかけた記憶だけは鮮明に心に焼き付いている。
 失われた叙事詩の記憶に執着はない。たとえどれだけ素晴らしい冒険譚だったとしても、必ずその結末は父を殺すことに集約されるからだ。そして、その父殺しこそがアサシンの確固たる唯一のアイデンティティであり、彼の虚無性を形作る根幹となっている。
 このように全てに諦観してはいるが、他人の家族間の不和、争いに対してはどうにも気になってしまう。自身はもうどうしようもないが、他者はそうではない。そのため、積極的に行動することはなくとも、さりげなく彼は問いかける。今の関係のままで本当にいいのかい?と。

 マスターに対しては基本的には忠実。どんな悪事でも基本染めることに躊躇はない。
 かといって別に忠誠心があるわけでもなく、命令に忠実であるのはただ全てを顧みない、ある種の自暴自棄から来るものに過ぎない。
 また、投げやりになっているだけで良心や善性がないわけではないので、忠実であるからといって悪事を行わせ続けることはアサシン自身も知らないところでより精神を疲弊させることとなる。

 聖杯にかける願いに関しては、何もかもどうでもいいが為に願いはないと彼は語る。
 ……それは嘘である。その根底にはオデュッセウスと出会い、子として認められたいと言う渇望を秘めている。だが、自分で殺しておいてそんな虫のいい話はないと彼は考える。また、アサシンは「父親を殺すこと」をアイデンティティとする英霊であるが故に、仮にオデュッセウスと出会ったとしても彼らは再び互いに殺し合う、呪いのような運命にある。
 故にアサシンは願いを諦め、願いはないと自らに言い聞かせるように騙るのだ。

特技:「どうでもいいでしょ?」
好きなもの:「こっちもどうでもよくないかい?」
嫌いなもの:自身、『テレゴニア』、家族間の不和、及び殺し合い
天敵:オデュッセウス一家、キルケー
願い:─────

【一人称】僕 【二人称】君、貴方 【三人称】彼、彼女

【因縁キャラクター】

オデュッセウス

 殺してしまった父親。彼に関する事柄を話す際は露悪的に振る舞う節がある。
 しかし、それは自身が殺害してしまったが故の罪悪感から来るもの。
 その内面は息子として敬愛・尊敬の念を抱いているのと同時に、深い後悔と負い目を抱いている。

キルケー

 母親。彼女の息子というのは彼の数少ない確固たるアイデンティティ。
 とはいえ、後付けの叙事詩の存在であり、存在があやふやな自身が彼女の息子であると名乗っていいのかと悩んでおり、いざ会った時に向こうに自身の記憶がなく、その上で拒絶されてしまうのではないかということを恐れている。

クー・フーリン

 ケルトの大英雄。息子コンラと殺し合い、彼の場合は父が息子を殺してしまっている。

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