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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】ピラデルポス(プトレマイオス二世・アルシノエ二世)
【性別】男性・女性
【身長・体重】177cm・69kg 162cm・49kg
【外見・容姿】ギリシア風の衣装に身を包んだ男性王・エジプト風の衣装に身を包んだ王妃
【地域】エジプト
【年代】紀元前四世紀〜三世紀
【属性】秩序・中庸/中立・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B+ 幸運A 宝具B+

【クラス別スキル】

対魔力:B

 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。

【固有スキル】

双神の神核:C-

 両者が所有するスキル。
 プトレマイオス朝を共に支えた姉弟の絆を示すものであり、彼らが自己の神格化の為に主張した血統や祭祀儀礼に由来するものでもある。
 曰く、プトレマイオス二世とアルシノエ二世は自らを姉弟神(テオイ・アデルフォイ)として神格化していた。
 また、プトレマイオス二世はアポロンやヘラクレスに比し、アルシノエ二世は女神イシスやアプロディーテに比して祀らせていたという。
 二人の夫婦関係はギリシャ神話のゼウスとヘラ、エジプト神話のオシリスとイシスの関係性になぞらえられた、とも。

皇帝特権:A

 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。姉弟が共に有するスキル。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。
 本来は不得手な戦闘をこのスキルで補っているため、皇帝特権スキルが本来有する圧倒的な性能は発揮できない。

黄金律:A

 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。プトレマイオス二世が有するスキル。
 大富豪でもやってける程の財力を誇る。この富こそがプトレマイオス朝の権威の源泉でもあった。

スケープゴート:B

 戦場を生き残る手練手管。アルシノエの有するスキル。
 最初の夫であるリュシマコスが敗死した後、侍女に自らの豪奢な衣服を与えて変装させ、自身は見窄らしい格好で逃げたという逸話がある。
 果たして侍女は殺されたが、アルシノエは生き残った。

学堂の叡智:A+

 宝具『王の光表(アイギュプティカ・バシレイオー)』の一部である『アレクサンドリアのムセイオン』に由来する知恵。
 正確にはムセイオンに付随して召喚される碩学の亡霊を含めて頭脳集団(シンクタンク)として活用するスキルであり、
 彼らに状況を把握、分析させることで味方側に正しい助言を与えることができる。
 軍師の忠言と効果は似通っているが、分析できる物事の広さ、深さにおいては勝っている。
 しかし、碩学たちの議論を経てから結論が導き出される為、分析にかかる時間は軍師の忠言よりも長くなるという欠点もある。
 端的に言えば、即断即決を求められる状況には向かない。

【宝具】

王の光表アイギュプティカ・バシレイオー

ランク:B+ 種別:対国宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:1000人
 世界の七不思議にも数えられる『アレクサンドリアの大灯台』と
 父の後を継いで完成させた(アレクサンドリア大図書館を含む)『アレクサンドリアのムセイオン』が融合したもの。
 五十六キロ先の相手をも探り当てた大灯台による画像諜報と、ムセイオンによる徹底的な分析を併せた、情報戦特化宝具。
 正確に言うならば、プトレマイオス二世が完成させたと表の歴史に刻まれた大偉業を具現化する宝具である為、
 隠秘の歴史である裏の大図書館の機能は含まれない。

 父・プトレマイオス一世は大灯台の鏡を熱光線兵器『月は知らず、久遠の光(ファロス・ティス・アレクサンドリアス)』と成さしめたが、
 プトレマイオス二世は鏡を『大灯台』という機構の一部として搭載し、光学望遠による情報収集装置として用いる。
 要は超高精度の望遠鏡のようなものだが、恐るべき点は光の道筋さえも歪めて集光できること。
 遮蔽物の影や地平線の彼方といった、通常の望遠鏡では見る事のできない範囲まで映し出し、画像情報として集められるのだ。

 鏡に映し出した情報データはアレクサンドリア大図書館に集積されると共に
 ムセイオンとそれに付随して召喚される碩学たちの亡霊により(彼らの喧々諤々の議論も含めた)徹底的に分析にかけられ
 その情報の意味するところは全て詳らかとされる。
 端的に言ってしまえば、この宝具による情報収集には隠蔽・欺瞞工作は一切通用しない。

 その情報収集能力はある意味では現代の偵察衛星以上。
 大図書館の碩学たちの頭脳も含めれば大国の諜報機関並の画像諜報(イミント)が行える。
 蓄積した画像データという情報を魔力に還元し、熱光線として発射する事もできるが、父と違って破壊力は通常攻撃レベルとなる。

 この宝具が文庫(ビブリオテーケー)ではなくエジプト史(アイギュプティカ)の名を冠するのは、
 かのエジプト史(アイギュプティカ)がプトレマイオス二世が命じて編纂させた史書の名であるから、というだけでなく
 自分たちの偉業がエジプトの歴史に連なるものである、という自負に依るものか。

和合すなわち相思相愛テオイ・アデルフォイ

ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜4 最大捕捉:2人
 様々な祭祀儀礼による姉弟夫婦のイメージ戦略が昇華された槍。
『騎士は徒手にて死せず』とは似て非なる支配型の宝具。

 宝具の中核となるのは、自分たちを神格化した事績。
 姉弟関係、夫婦関係の神格化によりギリシア・エジプトという異なる文化を結びつけた過去は
 異なるもの二つを結びつける和合という概念として形を成した。

 詩人テオクリトスはプトレマイオス二世を槍持つ戦士として謳い、
 詩人ポセイディッポスはアルシノエを槍と盾で武装した姿で謳った。
 そうした両者に共通する武装の逸話が故に、この宝具は槍としての形状を取る。
 二人の槍がそれぞれ異なるものを同時に突き刺すと共に真名を開放する事で、突き刺した二つを物理的・概念的に融合させる。

 かつてギリシア文化とエジプト文化を結びつけるアイコンとして姉弟夫婦が神格化されたように
 本来相いれぬものでさえも自分たちを媒介として結びつけ、物理的ないし概念的に融合させた後、自分たちの制御下に置く事が出来る。
 しかし、二人が異なるものを同時に突き刺さなければならない為、戦闘中(特に敵に対して)の使用には向かない。

【Weapon】

アルキメデスの螺旋シュラクーシア・メトドス

 アルキメデスがエジプトを訪問した際に考案した――とする伝説を持つスクリューポンプ。
 水流の渦を発生させる殺戮機構としても機能しており、戦闘用の武器としても用いることが出来る。
 どこからともなく水流が発生するのはナイルの賜物とはプトレマイオス二世の弁。

七十人訳聖書LXX・セプトゥアギンタ

 プトレマイオス二世の命でギリシア語に翻訳されたという伝説を有する旧約聖書。キリスト教では正典とされる。
 黒鍵が聖書のページを精製して作られるように、使いようによっては絶大な力を発揮しうる。
 キャスタークラスでの召喚ではない為か宝具としては使用できない。

【解説】

 古代エジプトのプトレマイオス朝の二代目君主。ピラデルポスとは姉弟を愛するものの意。
 アルシノエは姉、プトレマイオス二世は弟だが、近親婚により夫婦となった。
 父・プトレマイオス一世の事業を継ぎ、エジプトの富を背景に国内外に強い影響を及ぼした英主。

 †

 父・プトレマイオス一世と母・ベレニケの間に生まれた姉弟。
 父・プトレマイオス一世はアレクサンダー大王こと征服王イスカンダルの麾下の将の一人であり、
 イスカンダルの没後はディアドコイ(後継者)の一人としてエジプトに割拠し、他のディアドコイと争いつつも地盤を固めていた。

 当初は異母兄・プトレマイオス・ケラウノスが跡継ぎと目されていたが、
 母たちの政争の結果か、プトレマイオスの意思によるものか、プトレマイオス二世が共同統治者とされ、事実上の跡継ぎとされる。
 異母兄であるプトレマイオス・ケラウノスはこの結果を受けてエジプトを離れた。(追放されたとも後難を恐れて逃げたとも言われる)
 その後、プトレマイオス二世は父と共に共同統治を行う事で施政の経験を積み、また父と共に事業を進め、父の没後に完成させていった。

 こうして弟がプトレマイオス朝の跡継ぎとなった事で、先にマケドニア王リュシマコス(ディアドコイの一人たる群雄)に嫁がされていた姉・アルシノエ二世の立場は向上。
 故国における弟の立身に勢いづいたアルシノエ二世は、自らの息子をリュシマコス王の跡継ぎに据えようと画策し、
 リュシマコスの長子・アガトクレスを毒殺・処刑する。
 しかし、これがアガトクレスの支持者達の反発を買い、彼らのセレウコス大王(ディアドコイの一人たる群雄)の下への寝返りと、リュシマコス王の敗死を招く結果となる。

 一転窮地に立たされたアルシノエ二世は、セレウコスを暗殺したプトレマイオス・ケラウノスと手を組み、異母兄妹ながら彼と婚姻を結ぶ事で状況の打開を図る。
(余談ながらアルシノエ二世の長男であるプトレマイオス1世エピゴノスはこの結婚に反対していたという)
 しかし、両者の関係はすぐに破綻。
 アルシノエ二世は謀反を画策するも、プトレマイオス・ケラウノスの反撃により二人の息子(リュシマコス、ピリッポス)を失うという結末に終わった。(プトレマイオス・ケラウノスがアルシノエ二世と婚姻を結ぶ振りをしてやってきた二人を殺害したとも)
 その後、時期は不明ながらアルシノエ二世は弟プトレマイオス二世を頼ってエジプトに逃れたという。

 プトレマイオス二世はすでに妻としてアルシノエ一世を迎えていたが、彼女を謀反の嫌疑で離縁し、同母姉であるアルシノエ二世と結婚する。
 この行為にどれだけアルシノエ二世の思惑が絡んでいたかは不明だが、この婚姻は近親婚という事もあってギリシア人には評判が悪かったという。
 しかし、この婚姻は姉弟の禁断の愛というよりはむしろ高度に政治的な問題に対する結論であったと思しい。

 実際、この近親婚はプトレマイオス朝に様々な恩恵をもたらした。
 宮中の政争はひとまず静まり、プトレマイオス王家は協働歩調を取って行動する事が出来るようになったのである。
 アルシノエ二世が実際にどれほど政治的影響力を持っていたかは未だ不明瞭ながら
 彼ら姉弟が権力争いによる内輪もめを起こさなかったという事が、プトレマイオス朝を揺るぎないものとした点については疑いようがない。

 彼らの時代に果たされた功績は幅広い。
 中央集権的な官僚制度の確立、国内全産業の独占、それによって得られた富によって行われた様々な文化事業、
 強大な傭兵軍による地中海の勢力確保とギリシア諸国との外交、運河の開削や干拓による国土開発、
 そして遠くインドにまで通じる南海貿易――
 これらの偉業はプトレマイオス二世の(あるいはアルシノエ二世の)政治手腕もさることながら、
 近親婚による政治的安定に依拠するところも大きかったと思われる。

 特に成果を挙げたのは彼ら自身の神格化であり、特にアルシノエ二世の神格化は国内・国外の安定に著しい影響を及ぼした。
 アルシノエ二世というシンボルは、存命中はおろか没後においても、エジプトとギリシアという二つの文化の摩擦を減らす潤滑油として機能したのである。

【人物像】

プトレマイオス二世

 一言で言えば派手好みで華やかな人物。
 だが、この時代の王らしい横暴さ、残酷さも備えている。

 イメージ戦略の達人で、特に妻であり姉でもあるアルシノエ二世を様々な形で祀り上げる事で
 エジプトとギリシアという異なる文化圏の間に生じる様々な軋轢を緩和する潤滑油として利用した。
 生前は王立銀行を設立した事もあり経済――特に金融事業にもセンスが有る。
 特に融資において慧眼を有しており、本当の意味で有望な事業を見抜く事ができる。
 反面、戦術面においては並であり、戦陣に立った事もない。戦う前に戦略的優位を確保して押しつぶすタイプ。
 良くも悪くも物事の視点が中長期的で、現在の時間軸を歴史の1ページに過ぎないと俯瞰している。

 彼自身は漁色家であり愛人たちに神格化を含む公的な役割を与えるという公私混同とも取れる行動も取っているが、
 彼女たちを王妃とする事は決してなかった。
 プトレマイオス二世が再婚しなかった理由は姉であり妻であったアルシノエへの慕情にはなく、
 より政治的な動機――アルシノエというアイコンの持つイメージ戦略の有望性を鑑みての行動だったと思われる。

アルシノエ二世

 生存本能に特化した女性。保身の権化。目的のためには手段を選ばない。
 中長期的な戦略は不得手だが、瞬間瞬間の判断を求められる危機的状況を切り抜ける手腕においては弟に勝る。
 一手先を見据える事はできるし行動力にも長けるが、二手三手先を読む事はできずに状況を混迷に陥れるタイプ。

 パブリックイメージの毒婦、女狐そのものの性格だが、家族愛はそれなりにある。
 また、この手の野心家にしては足るを知っている為、ある程度安定軌道に乗った場合、おとなしくなる。
 生前の野心も結局のところは「そうしなければ自分も家族も生き残れない」という危機感の成さしめたところが大きい。
(実際にプトレマイオス二世と結婚してからは苛烈な行動は取っていない)

【関連人物】

イスカンダル

 プトレマイオス朝は大王を遺骸も含めて神格化し、彼の伝説に連なる存在として自分たちの王位を位置づけていたという。

プトレマイオス

 父親。為政者としては尊敬しているが、父としては実母と異母の政争を座視し、異母兄弟との争いを生み出したという点で隔意がある。

アルキメデス

 生前にムセイオンに招いた学者の一人。有名なアルキメデス・スクリューは彼がナイル川の灌漑を見て考案したものとする伝説がある。

クレオパトラ

 プトレマイオス朝最後のファラオである彼女は、自らをアルシノエ二世の姿に擬してその権威を表していたという。ファラオ闘法? なにそれ……

ディオスクロイ

 詩人カリマコスはアルシノエはディオスクロイによって天に引き上げられた(女神になった)と描写している。

ファラオ達

 偉大な先達たち。特にプトレマイオス二世は彼らの偉業に敬意を表する。

アショカ王

 アショカ王の国から仏教の宣教者がやってきた事がある。ちなみに彼らは病院も建てたとか。

このページへのコメント

今更ながら誤字に気付いたので修正しました
アルシノエがアルノシエになる誤字が頻出してた……

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Posted by 名無し(ID:sM1ry/9ZMQ) 2025年06月28日(土) 11:03:55 返信

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