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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「カエサルのものも神のものも、全て私のものだ」



基本情報

【出典】史実、『神曲』
【CLASS】セイバー
【真名】ボニファティウス8世
【異名・別名・表記揺れ】ボニファチオ、ボニファキウス、ベネデット・カエターニ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・83kg
【肌色】白 【髪色】炭色 【瞳色】焦茶
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】腰に二本の剣を帯び、手に黄金の剣を握った老人。華美な教皇冠と緋色のケープは業火に包まれて烈日の如く赫く。
【地域】イタリア・ローマ
【年代】中世(1230年頃 - 1303年10月11日)
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・ローマ
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:E 魔力:C 幸運:C 宝具:B

【クラス別スキル】

対魔力:A-

教皇であるため、本来であれば特級の対魔力を誇っていた。
欲に塗れた精神性と異教の魔除けのせいで信仰心に基く抗魔力が著しく減退している。 

陣地作成:A

教皇の玉座に座った瞬間、セイバーは紛れもない最高権力者である。

騎乗:E

騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
武芸に関する逸話を持たない為に申し訳程度のクラス別補正。

【保有スキル】

無辜の怪物(焔):C

生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
ダンテが『神曲』で“予言”した「地獄で焼かれる教皇」という烙印であり、炎を操る力を得る。
常に総身を怨嗟の焔で灼かれ続けているが、セイバー自身は太陽たる教皇が炎を纏うのは当然と強がっている。

憤死:A+

セイバーの死因に由来する“病弱”の亜種スキル。
心身にダメージを負う毎に判定を行い、失敗するとステータス低下、ファンブルすると即死してしまう。
“無辜の怪物(焔)”が齎す苦痛と熱気で本来より発生確率が高められており、あらゆる行動時に多大なリスクを伴う。

黄金律:A-

身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
悪徳教皇らしく聖職売買で私腹を肥やすだけでなく、聖年を定めて巡礼者を呼んだ事でローマの財政を潤した。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない……が、同等以上の権力者と利害が対立した場合はこの限りではない。

【宝具】

唯一にして聖なるウナム・サンクタム

ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
セイバーが発した教皇勅書を基に、至上なるローマ教皇への服従を強制する絶対教皇圏。
レンジ内では「王」の肉体に重圧を科して身動きを封じ、王権に纏わるスキル行使を大きく制限する。 
更に教皇至上主義に支配された場において、普遍的な神の教えに由来しない魔術基盤・魔術系統は減衰を余儀無くされる。
但し、封じられるのは王本人の行動に限られ、その権威に服して動く配下や第三者の行動までは抑制できない。

二振りの剣グラディ・デュオ

ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
教会が神から授けられたと謳う俗権と聖権を象徴する、十字架型の長剣一対。
教皇ゲラシウス1世が唱え、神学者ペトルス・ダミアニが聖書を引いて補強した教会理論の具現。
『血塗られた俗界の剣(グラディウス・マテリアリス)』と『清らかなる聖界の剣(グラディウス・スピリチュアリス)』で成る。
 
『血塗られた俗界の剣』は俗権を示し、教皇が王に貸し与える剣であるためセイバー自身が手に持って振るう事はできない。
他者に貸与される事で真価を発揮するが、平時はセイバーの意思を反映して標的に斬り掛かる自動剣として機能する。
単純な強度と殺傷力に優れる名剣であり、手にした者に聖なる加護と祝福による強化を与える。

『清らかなる聖界の剣』は聖権を示し、教皇たるセイバーが手ずから振るう事で真価を発揮する。
世俗の権力に対する優越を表す性質上、『血塗られた俗界の剣』より神秘が強く、強力な対霊・対王特攻を秘める。
手にした者を世俗権威の干渉から守るが、精神的な剣なので霊体以外に破壊力を持たず、直接的な武力行使にも耐性を持たない。

金の死アウレア・モース

ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
華美な黄金の装飾を除けば強度も切れ味も凡百の数打ちと大差無いが、ボニファティウスがセイバーで召喚された所以の剣。
即位したボニファティウスは、王冠を被り抜身の剣を持って私を皇帝と認めるかと枢機卿らに問うたという。
真名開放により幸運判定を行い、成功すれば本来所有していないスキルを短期間獲得できる。
幸運判定を連続で行う事も可能だが、判定に失敗する度に劣化していき、最終的に消滅してしまう。

【解説】

第193代ローマ教皇(在位:1294年 - 1303年)。教皇権の衰退を招いた悪徳教皇。
退位を望む教皇ケレスティヌス5世に助言し、体良く退けてからボニファティウス8世として即位。
その後、生前退位に教会法違反の疑いが掛かると、ケレスティヌスの復位を恐れてフモーネ城に死ぬまで幽閉した。
積極的に政治介入を試みる中で、対イングランドの戦費調達の為、教会に課税したフランス王フィリップ4世と激しく対立。
一旦は和解したが、フィリップがパミエ司教を投獄すると、『ウナム・サンクタム』を発して教皇権が王権に勝る事を主張した。
しかし、1303年9月7日、フィリップの顧問ギヨーム・ド・ノガレにより、アナーニの教皇公邸で捕縛される(アナーニ事件)。
ボニファティウスは3日後にアナーニ市民の手で救出されたが、飲まず食わずの虐待で精神の均衡を欠き、1ヶ月ほどで死去した。
死因は捕縛時に受けた暴行や心労の影響とも、長年の不摂生で腎不全を起こしたとも言われるが、俗に「憤死」と表現される。
教皇庁はローマから南フランスに移され(アヴィニョン捕囚)、その間の教皇はフィリップの意向でフランス人から選ばれた。
死後、フィリップにより異端と男色の罪で告発され、ダンテの『神曲』では地獄で焼かれる事になるとされた。

【ウナム・サンクタム(Unam sanctam)】
教皇ボニファティウス8世が1302年11月18日に発布した勅書。「唯一聖なる」を意味する文頭が題名に代用されている。
教会の外に救いは無く、教会には一つの身体と一つの頭しかない為、万人は教皇に服従しなければ救われないと説かれている。
フィリップ4世に対抗すべく発布されたが、当のフィリップどころか多くの信者、世俗権力の反感を買っただけに終わった。
実のところ、この勅書で為された誇大妄想的な主張の大半は、教会権力が受け継いできた理論と殆ど変わりないという。
その証拠に、ボニファティウスは自身の主張の根拠として、高名な神学者や歴代教皇の書簡・宣言から多くを引用している。
それでも尚、この勅書が「中世で最も有名」と評されるのは、(良くも悪くも)影響力の強い教皇が発したからに他ならない。

【人物】

逸話に語られる通りの典型的な俗物。天の国には見向きもせず、欲望に満ちた下界をこそ欲した。
贅沢三昧のため、湧き上がる根源的な権勢欲と金銭欲を満たさんがため、カネと権力を求め続ける欲望の奴隷。
教皇就任以来、節制という言葉を忘れ、純金と宝石で調度を飾り、暴飲暴食に耽り、毎晩淫らな女を寝床に連れ込んだ。
聖界の頂点に有るまじき不信心者で、神の存在もキリストの教えも全く信じておらず、一方で異教の怪しげな魔術に傾倒した。
これは魔術の実在を知った際、信仰心を持たない自分には現世利益に繋がる魔術の方が有用だと考えた為である。
学識と教養に優れ、芸術を庇護した文化人でもあるので、文化財の管理や人材育成、パトロネージュにも“散財”する。
フィリップ4世への恨みから二つの宝具で王権をメタったが物理には弱いまま。教皇を拳で殴り続けると死ぬ。

イメージカラー:目に痛い程の赤
特技:法学、一方的な勝利宣言
好きなもの:権力、カネ、美女
苦手なもの:直接的な暴力、絶食
天敵:フィリップ4世
願い:壮健な身体で受肉し、当時より豊かになった現世の贅を味わい尽くす。

【関連人物】

フィリップ4世

カペー朝11代フランス王。端麗王。中央集権化を進め、アナーニ事件とアヴィニョン捕囚で教皇庁を屈服させた。
怨敵。対王宝具で打ち倒さんと目論むが、生前に通用しなかった手段ばかりなので実は相性不利のまま。
「教皇に逆らう者、即ち神に逆らう者! この不信心者めがっ! 貴様など、貴様など……ウッ!! が、あ………っ……!」
 

ギヨーム・ド・ノガレ

フィリップ4世の政治顧問。コロンナ家と結んでアナーニ事件を起こし、ボニファティウスをフランスに連行しようとした。
両親が異端審問で火刑に処せられており、教皇庁に怨みを抱いていたとされる。

シアラ・コロンナ

コロンナ家当主。ボニファティウスの政敵。1297年にはボニファティウスが招集した「十字軍」に本拠地を襲撃されている。
アナーニ事件の際はボニファティウスを殴打し、ギヨームの制止が無ければ殺害するつもりだったという。
「老人に手を上げ、虐げる野蛮人どもめ! 次に見えた時は我が剣で八つ裂きにしてくれるわッ!」

ケレスティヌス5世

前任のローマ教皇。本名ピエトロ・ダ・モローネ。ダンテに「臆病風に吹かれて大拒否した」と非難されている。
元は有徳と名高い修道士だったが、教皇空位を非難し、直ちに教皇を選出するよう警告した為に自身が教皇に祭り上げられた。
毎夜「教皇を退位して元の生活に戻れ」という幻聴に悩まされたが、実はボニファティウスが伝声管を通して聞かせていたものだった。
「あやつの自業自得よ。一介の修道士ふぜいが、首を突っ込んで来なければ外の世界で死ねたものを」

ダンテ・アリギエーリ

『神曲』を著したフィレンツェの詩人。ボニファティウスの介入で政争に敗れ、フィレンツェを永久追放された。
ボニファティウスの死後に執筆された『神曲』地獄篇では、ボニファティウスら悪徳教皇は地獄で焼かれるものとした。
「よくも火炙りにしてくれたな! 地獄なんぞ有りはせんと言うのに貴様のせいで……っ!? こっ、こっ……ぉ……」
 

イエス・キリスト

ナザレのイエス。キリスト教においては神の子、救世主として信仰される。
自分すら救えなかった男と見做しており、敬意は皆無。彼が起こした奇跡も説いた教えも全く信じていない。
「崇拝はせんが、それなりに感謝はしておるとも。私が教皇として良い暮らしができたのは彼奴のお陰だからな」

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