最終更新:ID:UdfyKoRKAg 2023年10月03日(火) 20:57:27履歴
【元ネタ】アイルランド史、アイルランド諸国と異邦人の戦争、ニャールのサガ、ブライアンのサガ
【CLASS】セイバー
【真名】ムラハ・マクブリアン
【性別】男性
【身長・体重】191cm・95kg
【属性】地
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【CLASS】セイバー
【真名】ムラハ・マクブリアン
【性別】男性
【身長・体重】191cm・95kg
【属性】地
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
一族の守護女神イーヴィルの加護。彼女のバンシーとしての特性から幸運をワンランク下げる代わりに、未来予知として機能する。
Bランクの場合は透明化の魔術も付与される。Aランクの場合にはクー・フーリンが死ぬ時に聞かされたという死を呼び込む竪琴も付与される。
イーヴィルの本来の姿は儚げな美少女だが、白猫の姿をとって現れることがある。
Bランクの場合は透明化の魔術も付与される。Aランクの場合にはクー・フーリンが死ぬ時に聞かされたという死を呼び込む竪琴も付与される。
イーヴィルの本来の姿は儚げな美少女だが、白猫の姿をとって現れることがある。
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
ムラハの場合は剣を炎熱を帯びさせることで威力を高めている。また肉体に魔力を帯びることにより光のオーラをまとい、速度も向上する。
ブライアン・ボル王の軍旗は太陽と剣の意匠となっている。
ムラハの場合は剣を炎熱を帯びさせることで威力を高めている。また肉体に魔力を帯びることにより光のオーラをまとい、速度も向上する。
ブライアン・ボル王の軍旗は太陽と剣の意匠となっている。
ランク:B+ 種別:対人 レンジ:1〜40 最大捕捉:100
二刀流での目にもとまらぬ速さの連撃を行う。魔力放出によるオーラを火の鳥に変えて高速移動しながらの突撃が可能。
真名解放すると、最大出力の魔力放出により双剣が太陽表面温度の炎をまとう絶技となる。しかし剣の耐久性が宝具についてこれないため、一度使用すると剣が燃え尽きる。
二刀流での目にもとまらぬ速さの連撃を行う。魔力放出によるオーラを火の鳥に変えて高速移動しながらの突撃が可能。
真名解放すると、最大出力の魔力放出により双剣が太陽表面温度の炎をまとう絶技となる。しかし剣の耐久性が宝具についてこれないため、一度使用すると剣が燃え尽きる。
ムラハ・マクブリアンはアイルランド上王ブライアン・ボルの嫡男であり、ブライアン軍随一の勇将である。
その勇士ぶりは如何なる障害も跳び越えるルーの如く、ヘラクレスに次いでサムソンの如き怪力を振るい、ヘクトールのような最後の勇者と形容された。
ヴァイキングがアイルランドに侵攻し移住していた10世紀末から11世紀初頭にかけて、父ブライアン・ボルが一代でアイルランド全土統一を果たした戦いの数々においてムラハは重要な役割を果たした。
ブライアン・ボルの統治するダール・ガシュは当初は小国だった。王子であるムラハは15歳には既に戦場に立つようになっており、ダール・ガシュと争っていたオーガナハト王モロイを一騎打ちで倒したという。その後もグレン・マーマの戦いでレンスター王を捕虜にするなど功績をあげて、最前線で軍の指揮を執って活躍し、数十年かけてアイルランドの全土の国々を従属させることに成功した。ブライアン・ボルはそれまでのアイルランド上王という存在ではなく、アイルランドの皇帝として統一国家を樹立させようとしていた。
こうして一時の平和がアイルランドに訪れたが、長くは続かなかった。後世の史料によれば稀代の悪女とされるブライアン・ボルの後妻である美妃ゴルムラが混乱の元凶となった。レンスター王マイル・モルザがブライアン王への貢ぎ物である木材を自ら運んだ際、ブライアン王から下賜されたシャツのボタンがとれたのでこれを繕うように妹であるゴルムラに頼んだ。だがその時、父祖の誇りを忘れたのかと彼女に思いがけない罵倒を受けたことで彼の心に反意が芽生えるようになっていた。
そしてブライアン・ボルの宮廷が置かれていたキラローにおいて、ムラハが従兄弟の勇士コナンとチェスを楽しんでいたところにマイル・モルザは横から口をはさんでコナンを勝たせた。ムラハはこのことに腹を立てて、グレン・マーマの戦いのことを持ち出してマイル・モルザを揶揄したが、売り言葉に買い言葉というもので、マイル・モルザはムラハに恨み言を言って帰国の途についたのだった。ブライアン・ボルは急いで使者を遣わして、冷静になって戻るように説得した。しかしマイル・モルザは使者を打ち殺してレンスター軍とダブリン王国のヴァイキング軍を召集するとともに、妖妃ゴルムラが自らの結婚とアイルランドの王位を密約としてオークニー諸島、マン島等のヴァイキング諸公を呼び寄せたのである。
こうして、クロンターフの決戦が勃発することになった。
戦いの前夜、ダール・ガシュの守護神であるバンシーのイーヴィルはブライアン・ボルのもとを訪れて戦いを避けるように伝えたが、既に時遅し、戦場に到着していて退くことはできなかった。やむなく、イーヴィルは決戦の朝にムラハのもとへ向かった。そして時を同じくして彼女が寵愛を与えていた若き戦士ドゥーリンがムラハとの友情のために彼を救援しに向かっていた。ムラハは敵と戦いながらも、姿の見えないドゥーリンの気配を感じて彼の名を呼んだ。そこでドゥーリンは姿を見せなくなる外套を脱ぎ捨て、彼の前に姿を現して、言った。
「ムラハの死ぬ日に私も死のう」
そこに現れたイーヴィルはムラハとドゥーリンに逃走するように説得したが、ムラハは死ぬとしても大勢の敵を倒せばアイルランド人を守ることができるので決して逃げないと決意を語った。そしてドゥーリンも同様にムラハと共に戦うことを選んだのである。
さて、ムラハは両手に二振りの剣を持ち、二刀流でヴァイキングに向かって突き進んだ。ムラハの強さにヴァイキングは震え上がった。ムラハは全て一刀両断し、右手で鎧に身を固めた五十人を斬れば、左手も全く同様に五十人を斬った。そこにダール・ガシュの精鋭が続いて突入し、敵を斬り裂いていった。
これに対抗するのはオークニー伯シグルドとマン島のブロディルであり、さらに彼らの指揮下で船長を任された戦士たちはいずれも百人と互角に戦える勇士だった。まずはブロディルが立ちはだかったが三度斬られ、這う這うの体で森へと逃走していった。ムラハの勢いにヴァイキングたちが総崩れとなる中で、踏みとどまったのはオークニー伯シグルドであり、旗を掲げる限り勝利をもたらすが速やかに命を落とすという魔法の鴉の軍旗を持っていた。旗手たちが代わる代わるに鴉の旗を掲げたが、すぐにムラハに斬られていった。最後に旗を手にしたシグルドは、ムラハに二刀両断されて倒れた。
クロンターフでの戦いは一日中続いた。血のように真っ赤に染まった夕暮れ時に、最後まで必死の抵抗をするヴァイキング戦士の姿があった。その戦士はエイリーク王の息子だった。彼との最後の戦いの中でついにムラハの双剣は高温に耐えきれず象嵌が融解し、燃えてしまう。ムラハは剣を投げ捨てると取っ組み合いを仕掛け、押し倒した敵から剣を奪うと三度胸を突き刺した。しかしそれでも絶命していなかったエイリーク王の息子から短剣で反撃を受けたムラハの腹が切り裂かれて臓腑が零れ落ちた。ムラハはそれでも翌朝に最期の聖餐を受けるまでは生きながらえていたという。
こうしてクロンターフの戦いは幕を閉じた。
アイルランド軍はかろうじて勝利したものの、ブライアン・ボルをはじめとして、後継者であるムラハといった主要な王族と忠実な配下たちを失うという惨憺たる結末だった。
レンスター王マイル・モルザは勇者コナンと刺し違えた。配下のレンスター諸侯もことごとく討ち取られていった。そしてドゥーリンはムラハとの約束で敵の勇士とその一隊を受け持って刺し違えた。
ダブリン王シトリックは戦いに参加せずどこかの城郭にいたとされ生き延びたものの、ダブリンのヴァイキング王族はその大半が命を落とした。援軍に現れたオークニー伯シグルドはムラハに討ち取られ、マン島伯のブロディルはブライアン・ボルを暗殺したものの近衛に取り囲まれて討ち取られた。そしてムラハの息子トゥーラハは皆が帰らぬ身になったことを知ると、その音色を耳にした者の命を奪うという金の竪琴を演奏してヴァイキングたちもろとも海中に沈んでいった。……ゴルムラのその後は戦いの16年後に亡くなった、ということ以外は不明である。
その勇士ぶりは如何なる障害も跳び越えるルーの如く、ヘラクレスに次いでサムソンの如き怪力を振るい、ヘクトールのような最後の勇者と形容された。
ヴァイキングがアイルランドに侵攻し移住していた10世紀末から11世紀初頭にかけて、父ブライアン・ボルが一代でアイルランド全土統一を果たした戦いの数々においてムラハは重要な役割を果たした。
ブライアン・ボルの統治するダール・ガシュは当初は小国だった。王子であるムラハは15歳には既に戦場に立つようになっており、ダール・ガシュと争っていたオーガナハト王モロイを一騎打ちで倒したという。その後もグレン・マーマの戦いでレンスター王を捕虜にするなど功績をあげて、最前線で軍の指揮を執って活躍し、数十年かけてアイルランドの全土の国々を従属させることに成功した。ブライアン・ボルはそれまでのアイルランド上王という存在ではなく、アイルランドの皇帝として統一国家を樹立させようとしていた。
こうして一時の平和がアイルランドに訪れたが、長くは続かなかった。後世の史料によれば稀代の悪女とされるブライアン・ボルの後妻である美妃ゴルムラが混乱の元凶となった。レンスター王マイル・モルザがブライアン王への貢ぎ物である木材を自ら運んだ際、ブライアン王から下賜されたシャツのボタンがとれたのでこれを繕うように妹であるゴルムラに頼んだ。だがその時、父祖の誇りを忘れたのかと彼女に思いがけない罵倒を受けたことで彼の心に反意が芽生えるようになっていた。
そしてブライアン・ボルの宮廷が置かれていたキラローにおいて、ムラハが従兄弟の勇士コナンとチェスを楽しんでいたところにマイル・モルザは横から口をはさんでコナンを勝たせた。ムラハはこのことに腹を立てて、グレン・マーマの戦いのことを持ち出してマイル・モルザを揶揄したが、売り言葉に買い言葉というもので、マイル・モルザはムラハに恨み言を言って帰国の途についたのだった。ブライアン・ボルは急いで使者を遣わして、冷静になって戻るように説得した。しかしマイル・モルザは使者を打ち殺してレンスター軍とダブリン王国のヴァイキング軍を召集するとともに、妖妃ゴルムラが自らの結婚とアイルランドの王位を密約としてオークニー諸島、マン島等のヴァイキング諸公を呼び寄せたのである。
こうして、クロンターフの決戦が勃発することになった。
戦いの前夜、ダール・ガシュの守護神であるバンシーのイーヴィルはブライアン・ボルのもとを訪れて戦いを避けるように伝えたが、既に時遅し、戦場に到着していて退くことはできなかった。やむなく、イーヴィルは決戦の朝にムラハのもとへ向かった。そして時を同じくして彼女が寵愛を与えていた若き戦士ドゥーリンがムラハとの友情のために彼を救援しに向かっていた。ムラハは敵と戦いながらも、姿の見えないドゥーリンの気配を感じて彼の名を呼んだ。そこでドゥーリンは姿を見せなくなる外套を脱ぎ捨て、彼の前に姿を現して、言った。
「ムラハの死ぬ日に私も死のう」
そこに現れたイーヴィルはムラハとドゥーリンに逃走するように説得したが、ムラハは死ぬとしても大勢の敵を倒せばアイルランド人を守ることができるので決して逃げないと決意を語った。そしてドゥーリンも同様にムラハと共に戦うことを選んだのである。
さて、ムラハは両手に二振りの剣を持ち、二刀流でヴァイキングに向かって突き進んだ。ムラハの強さにヴァイキングは震え上がった。ムラハは全て一刀両断し、右手で鎧に身を固めた五十人を斬れば、左手も全く同様に五十人を斬った。そこにダール・ガシュの精鋭が続いて突入し、敵を斬り裂いていった。
これに対抗するのはオークニー伯シグルドとマン島のブロディルであり、さらに彼らの指揮下で船長を任された戦士たちはいずれも百人と互角に戦える勇士だった。まずはブロディルが立ちはだかったが三度斬られ、這う這うの体で森へと逃走していった。ムラハの勢いにヴァイキングたちが総崩れとなる中で、踏みとどまったのはオークニー伯シグルドであり、旗を掲げる限り勝利をもたらすが速やかに命を落とすという魔法の鴉の軍旗を持っていた。旗手たちが代わる代わるに鴉の旗を掲げたが、すぐにムラハに斬られていった。最後に旗を手にしたシグルドは、ムラハに二刀両断されて倒れた。
クロンターフでの戦いは一日中続いた。血のように真っ赤に染まった夕暮れ時に、最後まで必死の抵抗をするヴァイキング戦士の姿があった。その戦士はエイリーク王の息子だった。彼との最後の戦いの中でついにムラハの双剣は高温に耐えきれず象嵌が融解し、燃えてしまう。ムラハは剣を投げ捨てると取っ組み合いを仕掛け、押し倒した敵から剣を奪うと三度胸を突き刺した。しかしそれでも絶命していなかったエイリーク王の息子から短剣で反撃を受けたムラハの腹が切り裂かれて臓腑が零れ落ちた。ムラハはそれでも翌朝に最期の聖餐を受けるまでは生きながらえていたという。
こうしてクロンターフの戦いは幕を閉じた。
アイルランド軍はかろうじて勝利したものの、ブライアン・ボルをはじめとして、後継者であるムラハといった主要な王族と忠実な配下たちを失うという惨憺たる結末だった。
レンスター王マイル・モルザは勇者コナンと刺し違えた。配下のレンスター諸侯もことごとく討ち取られていった。そしてドゥーリンはムラハとの約束で敵の勇士とその一隊を受け持って刺し違えた。
ダブリン王シトリックは戦いに参加せずどこかの城郭にいたとされ生き延びたものの、ダブリンのヴァイキング王族はその大半が命を落とした。援軍に現れたオークニー伯シグルドはムラハに討ち取られ、マン島伯のブロディルはブライアン・ボルを暗殺したものの近衛に取り囲まれて討ち取られた。そしてムラハの息子トゥーラハは皆が帰らぬ身になったことを知ると、その音色を耳にした者の命を奪うという金の竪琴を演奏してヴァイキングたちもろとも海中に沈んでいった。……ゴルムラのその後は戦いの16年後に亡くなった、ということ以外は不明である。
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