" />

ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

×
『Bet´t Kinder, bet´t(祈れ、子どもよ、祈れ)』──スウェーデン軍の蛮行を語り聞かせるドイツの童謡より。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】レンナート・トルステンソン
【異名・別名・表記揺れ】ブリクセン(Blixten。雷光の意)
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【外見・容姿】民衆の恐怖が形を成した悪鬼の如き慟哭外装を身に纏う。非戦闘時は銀刺繍が施された灰色コートを着た砲兵将校。
【地域】スウェーデン
【年代】17世紀
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B〜EX 魔力D 幸運C 宝具B+

【クラス別スキル】

対魔力:D

一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B

マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。Bランクならばマスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】

無辜の怪物:C

 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 トルステンソンの場合は邪悪なるスウェーデン軍がもたらした恐怖──その象徴にしてブギーマンの如き妖魔として語られる『オクセンシェルナ』である。
 この風聞による変質の影響で、トルステンソンは無辜の民が恐れた通りの悪鬼の姿を取る。
 なお、その姿は英霊になったスウェーデン宰相オクセンシェルナとは似ても似つかない。これは犠牲となった無辜の民の無念と憎しみによって形成されたものである為だと思われる。

慟哭外装:A

 トルステンソンは悪鬼としての外殻・外装を纏う。
 これはトルコ人やタタール人より恐れられ、何百年後に至るまで『言うことを聞かないとスウェーデン人が来るぞ』と子供に語られた程のスウェーデン軍の猛悪が習合したが故の能力である。
 戦闘時、トルステンソンは自動的にこれを身に纏い、腕部が変形した大砲を主兵装とし、設置した脚部から放たれる冷気で地面を凍てつかせながら滑走する殺戮の戦闘装置として稼動する。
 なお、この外装を纏わない場合、戦場でも担架に乗っていなければならないほど肉体が脆弱なトルステンソンに戦闘行為は不可能である。

拷問技術:B

 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
 彼が軍の規律を保つために行った方法は、略奪や暴行、虐殺を容認すると同時に、鞭・拷問・絞首台を日常的に用いるというものだった。
 そしてそれは捕虜や非戦闘員に対しても等しく、そして際限なく行われた。

神速:A 

 その行軍の速さ、戦場での電光石火ぶりより霊基に刻まれた技能。
 戦闘を継続すればするほどに敏捷のステータスが上昇する。
 この効果が最大限に発揮された時の彼の氷上滑走は、異名の通り“雷光”に似て、分身と見紛う残像を残す程に至る。

火力支援(砲):B

 作戦行動の支援として行われる強力な遠距離攻撃。
 トルステンソンの場合、この攻撃は砲撃の形で行われる。本来は軍略スキルの効果を含む複合スキル。

【宝具】

祈れ、子どもよ、祈れシュヴェーデントランク

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:400人
『Schwedentrunk』──排泄物や汚水を漏斗で強制的に大量に飲ませて死に至らしめるという拷問と処刑を兼ねたスウェーデン軍の悪逆なる『娯楽』が、スウェーデン軍の概念と一体化して宝具になったもの。
 病毒を運ぶ汚水によって構築された数多の泥人形を召喚し、拷問器具としての特性を備えた軍勢宝具として統率する。

 この泥人形たちは、童謡に歌われた通りのスウェーデン軍の所業を再現する。
 すなわち、進軍経路に存在するあらゆる器物を略奪するが如く獰猛に取り込んでいき、それらを第二宝具に用いる呪詛の弾丸へと鋳造し直す。
 また、接近戦においてはかつての拷問法を再現するが如く、泥濘のスライムとなって敵の口腔から体内に侵入し、臓腑を破壊しながら猛毒に侵して死に至らしめる。

凍土を往く雷光トルステンソン・クリーゲン

ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜99 最大捕捉:100人
 慟哭外装をトルステンソンの意思で自在に変形させ、彼の戦術を再現させる宝具。
 トルステンソン戦争──特にデンマーク側が防衛準備を整える前に、予測不可能な行軍速度で強襲し蹂躙したという逸話を概念の中核として昇華させたもの。

 通常の状態の時点で慟哭外装の右腕部そのものが第一宝具『祈れ、子どもよ、祈れ(シュヴェーデントランク)』で生成した銃弾や砲弾を撃ち出す為の多目的ランチャーに変形している。
 同時に、外装の足部からは接地した地面を凍てつかせる魔力が放射されており、トルステンソンは自ら生成した氷上を滑走することで、如何なる地形も縦横無尽に駆け回る。
 この機能はヤンカウの戦いで河が凍った事で砲兵が進軍できた奇跡や、帝国軍の重砲が泥濘に車輪を取られた一方、スウェーデンの軽砲のみが前進し続けたという逸話の昇華である。

 真名解放時には『慟哭外装』の多目的ランチャーに第一宝具で召喚した泥人形を融合・変形させ、『呪雷大砲(ブリクセン)』形態に移行。
 スキル:神速によって向上した機動力を維持しながら、相手の死角を取る為に戦場全体を飛び回り、多方向から雷撃の一斉掃射を浴びせる。
 その特性上、戦闘時間が長引いた後に発動するほど(神速の効果が高まっている状況ほど)強力な宝具となり、終いには分身したと見紛う程の超高速戦闘を展開する。
 火力そのものは一定でも、機動力が高まればそれだけ相手の守りの穴を突く事も適う――TRPG的に言えばAGI(敏捷)×10がダメージに上乗せされるのだ。

【解説】

 三十年戦争や対デンマーク戦争(トルステンソン戦争)で活躍したスウェーデン王国の元帥。
 砲兵運用の改革者にして、スウェーデン史上屈指の名将の一人。
『ブリクセン(雷光)』の異名を取る他、トルステンソン戦争は名将ハンニバルに準えてハンニバル戦争の別名で呼ばれることもあるという。

 父がポーランド王ジグムント3世への忠誠を理由に亡命を余儀なくされたため、幼少期は親族の手で育てられたという。
 15歳でグスタフ2世アドルフの小姓に取り立てられ、王の眼に留まる。
「命令を変更してでも戦況に対応する」という大胆な独断を実行した際には、王は咎めながらもこう言ったと伝わる。
「レンナート、これはお前の命を奪いかねなかった。だが、お前は宮廷の小姓よりも将軍に向いているかもしれぬ」
 そうして、わずか26歳で砲兵連隊の指揮官に抜擢され、三十年戦争におけるグスタフ・アドルフ王の軍勢の一翼を担った。

 彼は砲兵の改革にも貢献したという。
 それまで戦場に据え置かれる「静物」に過ぎなかった大砲を、歩兵・騎兵と連動して機動する兵器へと転換。
 ブライテンフェルトの戦いで帝国軍を粉砕し、その名声を確立した。

 しかし同年のアルテ・ヴェステ要塞攻略戦にて捕虜となり、バイエルン公領インゴルシュタットの地下牢に約一年間幽閉される。
 硝石に汚染された土壌の牢獄が彼の肉体を蝕み、リウマチ、そして重篤な痛風へと進行した。
 グスタフ2世が身代金を払おうとしたバイエルン公が当初これを拒絶したという事実が、王が彼を失うことのできない将軍と見なしていたことを雄弁に物語る。
 捕虜交換で釈放されたトルステンソンは、グスタフ2世がリュッツェンで戦死したと知るや、バルト海の港ヴォルガストまで赴いて遺体を運ぶ船に乗り込み、ストックホルムでの葬儀行列で国家の旗を自ら担いだという。

 深く打ちのめされながらも彼は戦場に戻り、1641年にスウェーデン軍の総司令官に就任。
 総司令官就任直後に反乱の動きを見せた将校を逮捕・処刑する一方、それ以上の調査をあえて打ち切るという飴と鞭を使い分ける手法で軍を統制してみせた。
 その後も痛風で自ら名前も書けぬほどに衰えた体を担架に乗せながら、反乱寸前の傭兵軍団を鉄の規律と恐怖で動かし続けた。
 彼は麾下の軍勢に憎まれていたが、しかし決して反乱される事はなかった。

 彼はドイツ以外の地にも転戦して活躍している。
 大宰相オクセンシェルナの書簡命令一通を受け取るや、帝国軍の追撃をかいくぐりデンマーク領へ電撃的な侵攻を実行し「トルステンソン戦争」と後世に呼ばれる奇襲を成功させた。
 ヤンカウの戦いでは、凍結した河川を利用して機動的に砲兵を展開し敵軍に壊滅的打撃を与えたが、その頃には痛風が限界に達しており、1645年末に職を辞したという。

 晩年には枢密院議員・総督として国政に関わった。
 しかし大宰相オクセンシェルナの方針に反対してクリスティーナ女王の信任を得るなど、良くも悪くも彼との感情的繋がりはなかったようだ。

 彼が率いたスウェーデン軍の行軍は稲妻の如く速く、そして恐ろしいものだった。
 略奪・暴行・処刑を戦費の代わりとして容認した軍紀が、ドイツ各地に筆舌に尽くしがたい惨禍をもたらした。
「祈れ、子どもよ、祈れ」「スウェーデン人が来るぞ」という童謡が何百年にもわたって語り継がれたことが、残された者たちの恐怖の深さを示している。
 だがスウェーデンにおいて英雄と目されていたことに変わりはなく、死後はスウェーデン王族と並んでリッダーホルム教会に埋葬された。

【人物・性格】

 感情よりも秩序と結果を優先する、意志堅固な実務家。
「聡明で規律正しく、従順」という幼少期の性格は、それが合理的であると判断したが故であり、成長した今はよりそれが顕著となっている。

 慟哭外装を纏わない状態のトルステンソンは、口数が少なく物静かな壮年の男である。
 感情の起伏は乏しく、戦況の分析や作戦の立案については明晰判断を下すが、自身の功績や過去については多くを語ろうとしない。

 痛風による慢性的な苦痛は英霊になってもなお消えておらず、戦闘外では常に担架か椅子に身を落ち着けている。
 歩行は短距離のみ可能。この不自由さを他者に悟られることを嫌うが、隠し通せるとも思っていない。
 マスターが気遣いを示しても「余計な心配はするな」と短く返すだけである。

 秩序・悪という属性は、彼が悪意を持って暴虐を行ったというよりも、秩序の維持のために悪を手段として躊躇なく用いたことの証である。
 略奪の容認も鞭打ちも処刑も、彼にとっては軍を動かし続けるための計算の結果であり、感情的な残虐性ではない。

 慟哭外装の起動中は別人のように変化する。
 無口な理性家の仮面が剥がれ、冷徹かつ機械的な破壊衝動が前面に出る。
 しかしこれは本性が現れたのではなく、民衆の恐怖が投影された外部から貼り付けられた仮面が支配している状態である。
 本人はこの状態を好まない。装甲が解けた後には疲弊した様子を隠さず、しばらく無言になる。

 グスタフ2世への敬慕は、英霊になった今も変わらない。
 彼の死を受けてリュッツェンまで駆けつけ、その棺を運ぶ船に乗り込み、葬儀で国家の旗を担いだ──その記憶は彼の霊基の中で最も鮮明なもののひとつだ。グスタフ2世を話題に出されると、珍しく表情が動く。

 主君に匹敵するほど強い感情を向けるのは妻のベアータ・デ・ラ・ガルディエのみである。
 三十年戦争の間、遠征に同行し子を産むほどの女傑であった彼女は、同時に優れた経済感覚を持った領地経営者であり、遠征で領地を離れる事が多かったトルステンソンにとって公私ともに欠かせないパートナーであった。
 彼女自身もトルステンソンへの深い愛情を抱いていたと思しく、トルステンソンが亡くなった後に再婚こそしたものの、没する際は再婚先の墓ではなくトルステンソンの墓に共に葬られる事を望んだという。

 マスターに対しては、命令系統を素直に受け入れる実務的な態度を取るが、必要とあれば独断で動く。
 感情的な絆を求めてくるタイプのマスターには若干の戸惑いを見せるが、拒絶はしない。
 ただし主君への敬慕や妻への愛情に匹敵するほどの信頼を他者に向けることはない。

【コメント】

 リクエストの内容が「砲兵出身という事でナポレオン(fgo)に近い感じだと嬉しいです」との事でしたが、どの要素をどのように参照するのか、またどう差別化すべきか悩みました。
 ひとまずナポレオンの大砲使い+民衆の信仰の影響で変質という部分を抽出しつつ、差別化の為に敵国からの信仰の影響に重点を置いてみました。
 イメージしたテーマソングは『Bet´t Kinder, bet´t(祈れ、子どもよ、祈れ)』。
 youtubeだと以下のアドレスで聞けます。
 https://www.youtube.com/watch?v=PlIUX87jcNg

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます

広告募集中