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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「『沢山に 百々となる いかづちも いかさき入れは 落にける哉』――俺達に陥とせぬ城はない!」


基本情報

【元ネタ】萬川集海など
【CLASS】アサシン
【真名】伊賀崎道順
【異名・別名・表記揺れ】楯岡道順
【性別】男性
【身長・体重】168cm・57kg
【外見・容姿】忍び装束に身を固めた優男。……なのだが所々に人目に付きやすくなるような装飾が施されている。
【地域】日本
【年代】戦国時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運B 宝具B

【クラス別スキル】

気配遮断:A+

 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】

忍術:A+++

 忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。各流派によって系統が異なる。
 伊賀崎道順の場合は広義においては伊賀流だが、より正確には伊賀の四十四の流派、甲賀の四つの流派の基となったものだと言う。
 曰く、澤山城攻めで道順に付き従った四十八人の忍者は、後に各々が忍術の流派を開いた。
「伊賀甲賀に忍びの流儀四十九流有り」とは、道順の流派と、それを元に分派した他の四十八流を総称した言葉だとされる。

破壊工作:B+

 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 Bランクならば、戦闘前に3割近い戦力を戦闘不能に追い込む事が可能。
 道順の場合、陣地攻略・攻城戦ではより大きな効果を発揮する。
 ただし、このスキルが高ければ高い程、英雄としての霊格が低下していく。

狙撃環境:C

 陣地作成の亜種スキル。
 魔術師が工房を設置するように、狙撃するべき環境を整える。
 Cランクであれば、人間と武器の限界を超えた狙撃を行える。

迷彩狙撃:B

 狙撃待機状態に変化する。迷彩能力も発動し、肉眼で発見されることはまずなくなる。
 同ランク以上の心眼、ないし亜種スキルで見破られない限り、基本的に攻撃を受けない。
 そして時間が経過するにつれて、命中率は高まっていく。
 ただし一度でも攻撃した場合、迷彩状態は解除される。

【宝具】

伊賀甲賀四十九流いがこうがしじゅうくりゅう

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
 後に各々の流派を立てたという四十八人の伊賀・甲賀忍者を率いて澤山の城に潜入し、火付けにより陥落させた逸話から。
 生前率いた忍者達が四十八の鬼火(球雷)となって道順の使い魔となっている。
 平時は鬼火の形態を取って道順を支援し、火縄銃に込めれられれば雷火の魔弾となって敵に飛びかかる。
 だが、その本質は生前率いた忍者たちの霊魂であり、十分な魔力を与えれば、一時的に生前の姿を取らせて技を振るわせる事も可能。

伊賀崎入れば落ちにけるかないがさきはいればおちにけるかな

ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:50 最大捕捉:100人
 道順を含めた伊賀、甲賀の忍びの達人達の連携忍法。城をも崩す雷撃の秘術。
 四十八の鬼火の全てに魔力を注いで生前の姿を取らせた後、道順を含めた四十九人の忍者を霊脈の各所に配置。
 各員の忍術によって霊脈を走る魔力の流れを意のままに掻き乱す。
 その後、霊脈を迷走させられた魔力の奔流は、激烈なる雷火となって地表に噴出する。

 その破壊力は対城宝具に分類されるに相応しいものではあるが
 霊脈を暴走させてから雷火が噴出するまでにそれなりのタイムラグがある為、
 動く事のないもの(拠点や設置物)以外への攻撃に用いる場合、噴火まで相手を目標地点に束縛する為の工夫が別途必要となる。

【Weapon】

『火縄銃』

 伊賀崎道順は火縄銃の名手でもあった。かの織田信長の狙撃を試みて失敗したこともあったという。

『忍具』

 苦無、手裏剣、鈎縄、手甲鉤などメジャーどころは携帯している。

【解説】

 戦国時代の伊賀忍者。11人の忍術名人に数えられる程の腕を誇り、澤山城攻略に功があった。
 伊賀と甲賀に伝わる四十八の忍術流派の祖であったとされ
 道順自身の流派も含めて「伊賀甲賀に忍びの流儀四十九流有り」と謳われたと伝わる。

 †

 萬川集海にその名が上がる忍びの名人の一人。
 特に伝わっているエピソードは澤山城を落城させた際のものである。

 六角義賢の家臣である百々が反乱を起こした時の事、
 百々が籠城する澤山城は堅城であり、攻めあぐねた六角義賢は忍びの名人を雇い、搦手を以って落とそうと試みた。

 これに応じた道順は、自らの技を知る伊賀忍者44人、甲賀忍者4人を引き連れて六角義賢の下を訪れたが、
 その途上で出会った宮杉という陰陽師に
「澤山に百々となる雷もいかさき入れば落ちにけるなり」
 と門出を祝う腰折歌を送られたという。
 道順の名字を掛詞として百々の籠る澤山城の落城を詠んだものであり、道順は大いに喜んだと伝わる。

 その後、六角義賢と合流した道順は、妖者という術(変装して敵の仲間に見せかける術だという)で澤山城に忍び入った後、城中から火を放った。
 放火に混乱する百々の軍勢は、同時に攻め寄せてきた六角義賢の軍勢に成すすべもなく敗北を喫したという。

 その後、道順が引き連れていた忍者たちは道順の流派を元に皆それぞれの流派を立てた。
 江戸時代に「伊賀甲賀に忍びの流儀四十九流有り」と評されたのは
 彼らが開いた四十八の流派と道順の流派を合わせて数えたものだという。

 かように高名な忍者となった道順ではあるが、萬川集海では彼は中級の忍者と位置づけられている。
 というのも、上級の忍者は余人に知られることなく事を計らって当然であり、
 名前や技量が世に知られているのでは上忍とは呼べないのだ、と。

【人物像・独自設定】

 伝説上の忍者にも比肩する技量と知識を誇る忍びの名人。
 火薬や鉄砲の扱いにも長け、当時の技術レベルの低い火縄銃でも狙撃を悠々と成功させる実力者。
 彼が仕損じたのは天下人・織田信長のみであり、それでも信長の隣にいた者に命中させたという。

 かように優れた腕を誇る道順ではあるが、忍者としては致命的な欠点を抱えている。
 お喋り好きの上に目立ちたがりで、自らの腕前を見せつけようという気持ちが強すぎるのである。

 特に劇的な演出を好みすぎる為、仕込みの段階では隠密を徹底するものの
 実行の段となると忍者というよりサーカスのパフォーマーの如き様相を呈することもしばしば。
 また、自らの忍術を秘匿する事に頓着せず、
 請われれば一から十まで教えてしまうという開けっぴろげな態度も、忍者としては大きな弱点となっている。
(彼の流派から四十八もの忍術流派が生まれたのも、その傍証となっていよう)

 目立たない事を第一とする忍者にとって、このような性格的欠陥がどれだけ悪影響を及ぼすかは論を俟たない。
 逆に言えば、これだけ大きな欠点を抱えていながら優れた忍者として名を残した事が、その実力を証明しているとも言える。

 ――実は、彼を忍びの達人足らしめているのは、人間心理に対する深い洞察力と、それに裏打ちされた誘導術であり、
 派手なパフォーマンスも(趣味も多分に含まれているが)成否、安危を綿密に計算した上で行っている。

『演出の為の余技に力を費やそうが、術のタネを知られようが、自分には事を為遂げる力量がある』

 それが過信や慢心ではない事を、敵対者は死の間際に思い知るだろう。

【関連人物】

風魔小太郎

 同じ忍びとして語り合ってみたい気持ちはあるのだが、お互いの立場上、胸襟を開く、とは行かないようだ。
 仮に語り合ったとしても、道順と小太郎は性格的にも仕事への態度という点でもしっくりこない間柄。

加藤段蔵

 生来のパフォーマー気質ゆえか、段蔵の忍術のみならず手品のような芸についても興味を示す。
 尤も、一番知りたいのはその体を構成する絡繰りの仕掛けなのだが。

望月千代女

 伊賀、甲賀の別なく付き合ってきた道順は、甲賀のくノ一である彼女の呪いについても知悉している。
 ……のだが、そのような事はおくびにも出さず、軽妙な語り口で相手を楽しませようとする。

杉谷善住坊

 同じ信長の狙撃に失敗した者同士としてお喋りに花を咲かせる。
 優れた観察眼、鉄砲術(火薬の知識を含む)への造詣の深さ、何より類まれな豪胆さという共通項が、彼らの間に友情を結ばせるだろう。

織田信長

 汎人類史とは異なる信長なのだが、生前出会った信長に対して抱いたのと同じ苦手意識がある。
 それは彼らが“時代の流れ”という個人の技芸では太刀打ちできないものを体現した英雄であるからなのかもしれない。

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