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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「私は黄衣を授かりし至尊の花。屍の野と血の河を覆う済世の菊花である」




基本情報

【出典】史実、『残唐五代史演義』『五代史平話』
【CLASS】セイバー
【真名】黄巣
【異名・別名・表記揺れ】承天応運啓聖睿文宣武皇帝、金統帝
【性別】男性
【身長・体重】182cm・81kg
【肌色】黄 【髪色】金 【瞳色】黄
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】蛇の相を持つ怪人。金髪金眼、甲冑まで金色の黄金狂い。衣装の随所に菊花の意匠があしらわれている。
【地域】中国
【年代】9世紀(835年 - 884年7月13日)
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王・蛇
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:E(A) 宝具:B

【クラス別スキル】

対魔力:C

第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B

騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】

反乱のカリスマ:B-

軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
セイバーの反乱は唐を実質的な滅亡に導いたが、十年近い戦いの末に平定された。
占拠した長安に腰を落ち着けたことで、流寇の優位性を失ってしまったことが敗因であったと伝えられる。  
セイバーのカリスマ性は象徴的な旗頭としての在り方、軍の最高統率者としては十全に機能するが、
国家運営に関してはランクが大きくダウンする。

流寇主義:A

一つの場所に留まらず、流離しながら略奪を繰り返す賊徒の在り方。
魂食いによる魔力補給にボーナス値を得る、“反骨の相”“仕切り直し”を含む複合スキル。
更に財貨や土地からも魔力を収奪できるが、このスキルランクが高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

皇帝特権:B(-)

本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは剣術、芸術、軍略、黄金律、蔵知の司書、等。
宝具『混唐宝剣』により獲得したスキルであり、宝具が喪失・機能停止した場合は失われる。

【宝具】

混唐宝剣こんとうほうけん

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『残唐五代史演義』にて仙女から授けられた宝剣。剣身に「天贈黄巣」と彫られている。身バレ不可避。
『五代史平話』では道士に与えられた桑門剣となっている。桑門は梵語「śramaṇa」の音写で、出家人を意味する。
出家を無生の世界に入るものと解して喪門とも記し、転じて人の死に纏わる悪神、死神を喪門神と呼び表す。
選定の剣として、所有者に王の威風を授けて登極に導くが、その過程は必ず血塗られたものとなる。

混唐宝剣・百花殺こんとうほうけん・ひゃっかかれん

ランク:A 種別:対軍/対都市宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:800人
宝具『混唐宝剣』の本性。セイバーが負う血腥い宿業「致令殺人八百萬」を実現する殺戮機構。
真名解放により、周囲から無差別に召し上げた魔力を黄金色の奔流に変換して「洗城」の一撃を放つ。
奔流は「洗城」の逸話により、宝具ランク以下の「都市や城塞に由来する守り」を透過して内部に流れ込む。
自身に属さぬ者を干殺し、敵軍と民衆を纏めて洗い流す、自分以外の花を全て根絶やす虐殺宝具。

満城盡帯黄金甲まんじょうことごとくおぶ、おうごんのこうを

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
詩に詠んだ理想世界、満開の菊花で埋め尽くされた黄金の地平を描き出す固有結界。 
菊花は地脈から汲み上げた魔力で咲き誇り、花園からは黄金の甲冑を着た兵士が現れ続ける。
しかし、魔力が足りないと菊花ではなく砂塵が満ち溢れ、黄ばんだ甲冑の見窄らしい兵士が生産される。
両者に戦力差は無いが、砂塵の兵士は財貨と人肉を求めて狂奔する亡者であり、世界を侵食せんと結界の外に漏出する。

【Weapon】

『混唐宝剣』

通常武装としても選択される。

【解説】

中国唐末の塩賊、反乱指導者。曹州冤句県(現在の山東省菏沢市牡丹区)の人。
塩の密売で得た財で食客を抱える一方、何度か郷貢に挙げられたが科挙に及第しなかった。
874年(875年)に挙兵した王仙芝に呼応したが、彼だけが官職を得て帰順しようとしたことで決裂。
王仙芝の死後はその残党を吸収して南下し、海外交易の中心地である広州を占拠。唐朝に同地の軍権を求めた。
交渉が不首尾に終わると、報復として外国商人を含む12万人を虐殺し、広州の交易都市としての機能を徹底的に破壊した。
その後は南方の風土病を避けて北帰。敗戦を繰り返しながらも東進し、官軍の隙を突き長江を渡河して攻め上がる。
880年末には潼関、次いで首都・長安を陥し、晴れて皇帝に即位。大斉の建国を宣言し、年号を金統に改めた。
しかし、群盗上がりの黄巣政権は統治能力、経済基盤を持たず、兵士は統率を失ってしばしば略奪を行い民心も離れた。
また、長安に腰を据えたために包囲され、食料供給を絶たれて深刻な飢饉に陥り、捕らえた人を石臼で砕いて食べたという。
882年、突厥沙陀族の李克用に大敗を喫し、長安を放棄して潰走。追い詰められた末、泰山の狼虎谷で甥に首を打たせた。
進士志望者らしく黄巣のものとされる詩が残されており、そこでは菊を題材として帝位を狙う意志を匂わせている。

五代を舞台にした小説では、幾つかの英雄的エピソードが創作された反面、八百万人を殺す宿命を負っていたともされた。
劇中の黄巣は天子に相応しい異常出生譚(妊娠から誕生まで二年以上を要した、肉塊として生まれた等)を与えられている。
更に、道士、或いは仙女から宝剣を授かるが、後に取り上げられて破滅を迎えるという共通したエピソードも持つ。
『目連三世宝巻』では釈迦の十大弟子の一人・目連の生まれ変わりとされた。
目連が地獄から母を救う際に逃げ出した八百万の魂を回収するべく、黄巣に転生して地上で殺戮を行ったのだという。

【人物】

遥か西方の異人めいた金髪、瞳孔が縦長の黄色い瞳、細長く先端が二股に別れた舌を持つ怪人。
詩作を好み勉学に励んだ読書家である一方、任侠に富み騎射を良くした文武両道の好漢、但し反乱首謀者。
幼い頃から大志を抱き、科挙の及第を目指していたが、異相ゆえに落第させられたことで挫折。
自分を否定した社会に復讐すべく反乱に乗じた……のだが、当人はそういった自身の願望を理解していない。
腐敗した国家を憂い、苦しむ民草を救わんと起ったつもりでいて、破壊を志向する己の本心に気付けないでいる。
反乱の大義として国家救済を掲げながら、場当たり的に略奪と虐殺を繰り返していたのはその為である。
自分は合理的に行動していると錯覚したまま、戦略的には無意味どころか逆効果な破壊行為を選択してしまう。
帝位に就いたのも既存社会の権威や体制を否定する意味が全てで、具体的なビジョンは終ぞ描けないままだった。

イメージカラー:鮮やかな黄色
特技:騎射、詩作
好きなもの:菊、黄色(金色)
苦手なもの:鴉、黒色
天敵:李克用、朱温
願い:大斉帝国の再建

【関連人物】

李克用

突厥沙陀族の軍閥指導者。独眼竜の異名を持ち、衣装を黒で統一した軍団・鴉軍を率いた。
黄巣を敗死させた後は朱全忠らと覇権を争い、嫡男の李存勗が後唐を興すと太祖武帝と追号された。
黄金(理想)を黒で塗り潰した仇敵として雪辱を誓う。彼に敗れた一件から黒い物を身に付けなくなった。

朱温

黄巣配下の有力武将。唐に寝返り全忠の名を賜ったが、その後は唐を滅ぼして五代最初の王朝・後梁を創建した。
黄金に染まらなかった者より、染まったふりをしていた者の方が憎らしい。いつか必ず菊花の苗床として黄金に服させる。

高駢

唐末の節度使。南詔討伐に功績を挙げた名将だが、神仙思想に傾倒し、詐欺師を重用して信望を失った。
黄巣の偽装降伏に騙され、功績を独占しようと諸藩の軍を解散させた隙に突破を許すという大失態を演じている。
以降は唐朝の要請を黙殺し、黄巣の行いを傍観して兵力を温存しようとしたが、配下に裏切られて殺害された。
実は本当に軽微な道術を修めており、黄巣は彼と戦った経験から道術や呪術への対抗手段を幾つか用意している。

目連

目蓮とも。釈迦の十大弟子の一人。上記の通り『目連三世宝巻』では黄巣の前世。
『盂蘭盆経』を元にした物語だが、より儒教ナイズされており、孝徳を推すあまり不殺生戒を蔑ろにした内容になっている。

哪吒

道教の英雄神。三年を超す妊娠期間を経て肉の球として生まれたという。
黄巣の異常出生譚は概ね彼に倣う。父に嫌われた点も一緒。『三教捜神大全』では殷郊が同様のエピソードを持つ。

黄金のサーヴァント達

金髪、金眼、金の装束、金の武装、金の魔力光、いずれかの特徴を持つ者。
黄金を纏うに相応しいか観察し、一方的に尊敬したりライバル視したり上から目線で認めたりする。

【一言コメント】

演義では単に醜い容貌とされるだけだが、黄巣の墓から大蛇が現れたという伝説と、五代の皇帝たちが蛇や蜥蜴を幻視させた逸話(やがて龍=皇帝になることを示唆するのだろう)から蛇顔に。

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