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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「叛いた者、逆らう者、疑わしい者……。どいつもこいつも殺さなくちゃ……私が殺される前に……!」



基本情報

【出典】史実
【CLASS】アサシン
【真名】呂雉
【異名・別名・表記揺れ】呂娥姁、呂后、高皇后
【性別】女性
【身長・体重】158cm・38kg
【肌色】蒼白【髪色】黒【瞳色】紫
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】貴人の相を濃い隈と顰め面で台無しにした痩せぎすの女。宝冠歩揺と綾羅錦繍で着飾って尚も隠し切れない陰鬱さ。
【地域】中国(漢王朝)
【年代】紀元前241年 - 紀元前180年8月18日
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・女性
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:D 幸運:A 宝具:D

【クラス別スキル】

気配遮断:D

サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
但し、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【保有スキル】

垂簾聴政:A

天子に成り代わり“皇帝特権”を代行するスキル。
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
元の天子が持つ権威、才覚ではなく、アサシン自身が揮った権勢からランクが決定される。

拷問技術:B-

卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージに大きなプラス補正がかかる。
アサシンの拷問は殺傷力に優れる反面、殺意に満ち溢れているせいで、じわじわ責め苛むのは不得意。
酸鼻を極める拷問は対象者はおろか目撃者の精神さえも砕き、精神防御を持たない者であれば精神死させる事も可能。

精神汚染:D+

不安定な精神性。普段は正常な精神状態を保つが、プレッシャーに晒され続けると錯乱する。
錯乱状態に陥ると、他の精神干渉をシャットアウトするようになるが、正常な意思疎通が困難になる。
この精神汚染は、身の安全が脅かされたり、重責を負う度に段階を追って上昇する。
精神干渉の遮断確率は上がるが、疑心暗鬼に憑りつかれたアサシンの精神は取り返しの付かないところまで破綻していく。

対英雄:A

英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。
アサシンの場合、「王に対する暗殺手腕」を示す「対王」に限定される為にAランクで得ている。
王を孤立させて狙い撃つ手練手管により、王が持つ指揮統率スキルや軍勢召喚宝具を大幅にランクダウンさせる。

【宝具】

人彘圂ひとぶたごや

ランク:D+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
サーヴァントの肉体すら蝕む鴆毒ベースの調合毒が充満した小箱。
真名解放により拡大展開され、一辺四尺の小結界を形成して敵対者を閉じ込める。 
閉じ込められた者は、四肢の自由と視覚・聴覚・発声機能を封じられ、猛毒による継続ダメージを受ける。
刑死者、獄死者は脱出判定に大きな不利が付き、更に病死者、毒死者はダメージとは別に毎ターン即死判定が科される。
小箱の状態でも、設置して地雷とする、内部の毒を飲食物に盛る、投擲して炸裂弾とする等、活用の幅は広い。

罪悪滔天・土崩瓦解つみ、くにをほろぼす

ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
アサシンの治世で天変地異が頻発した逸話が、天人相関説に基き成立した自動発動型宝具。
天子が法治の支配により世界のテクスチャを固着させる呪的拘束、その反転呪法ともいうべき崩壊現象。
アサシンの陣地ではテクスチャの剥離が発生し、次第に物理法則が崩れていき、やがて世界の裏側が地表に現れる。
陣地内は幻想種が跋扈、天変地異が頻発、生物が変調を来す魔境と化し、最終的には世界からの排斥対象となってしまう。
この剥離現象は完全に制御不能。一応、敵の侵攻を妨げたりもするが、基本的にはデメリットしかない。

【Weapon】

『人彘圂』

宝具にして、魔力消費により生成される汎用魔術礼装。常に5、6個は携帯している。
調合毒は幻想種・鴆の毒をベースとしている為、抵抗にも解毒にも優れた魔術の適性が求められる。

【解説】

漢の高祖・劉邦の妻。単父(現在の山東省)の名士である呂公の娘。夫の死後に専横を極め、国を一族で占有した。
人相見を得意とした父の意向で、当時はしがない地方役人に過ぎず、既に妻子までいた劉邦に嫁ぎ、一男一女を設けた。
皇后の座に就くと、夫の留守に韓信を処刑し、一度は放免された彭越を刑死に追い遣る等、後の恐怖政治の片鱗を見せ始める。
夫の死後は、息子の恵帝、孫の少帝と後少帝の後見を務め、陳平の提言を採用して一族の者を重役に就ける事で社稷の安定を図った。
最晩年には劉邦の庶子である諸侯王を暗殺して呂氏に挿げ替え、反抗的な少帝を暗殺するなど、強硬に支配体制を固めていく。
功臣や劉氏との対立が決定的となった前180年、腋から病を発し死亡。青い犬が腋に飛び込む幻覚を見た数か月後の事であった。
今際の病床では二人の甥に決して軍権を手放さないよう厳命し、私の葬式にかまけて功臣らに隙を見せるなとまで遺言したという。
しかし、呂雉の危機感は共有されず、僅か一ヶ月半後には斉王の蜂起を発端とする「呂氏の乱」にて呂氏は賊滅される。
呂雉の外戚政治は潜在的な敵である功臣・諸王を抑える為のものであったが、そのせいでクーデターを招く本末転倒な結果に終わった。
その所業から中国三大悪女にも数えられる一方、司馬遷は『史記』にて王朝の支配者を記した「本紀」に呂雉の項を設けている。

【天人相関説】
儒教の教義の一。天と人が相互に影響を与え合っているとする思想。天人感応説とも。
人体は大宇宙の縮図たる小宇宙であり、その構造と機能は天に対応し、殊に天子の政治は世界に大きな影響を与えるという。
有徳の賢君の治世は天下泰平となり瑞獣などの吉兆が現れるが、不徳の暗君の治世では天変地異が多発し魑魅魍魎が跋扈するとされた。
呂雉の治世では天文現象や災害が頻発しており、紀元前181年に日食が起きると、これを憂いて「私のせいだ」と側近に溢している。

魔術世界における中国史上の皇帝は、地上に法の支配を敷く事でテクスチャをコーティングし、人理維持の役割を担う者である。
神代を脱してなお不安定なテクスチャを押さえ付け、人界に秩序を齎す統治機構。言わば生きた聖槍、文字通りの人柱なのだ、と設定する。
天子の支配が強固であるほど世界は安定するが、支配が揺らげば世界も揺らぎ、テクスチャの裏に潜む幻想種や異界が再び顔を出す。

【人物】

良妻賢母の末路。戦時中と皇后期の体験から精神の均衡が崩れ気味。情緒不安定で晩年の夫に輪をかけて疑り深い。
些細な言動を叛心の表れと決め付け、自身の安全が脅かされていると思い込んで怯え、恐慌した末に正常な理性と判断力を失う。
元より繊細な性格ではあったが、項羽という規格外の暴力装置に捕まった際に死の恐怖に囚われ、トラウマを植え付けられてしまった。
更に戦闘経験を持たないが故の無力感が重なり、武力に対する異常な恐怖心を持つに至る。韓信や彭越を始末させたのもこのため。
一応、自身の統治経験から兵力さえ与えなければ大丈夫だと学んだものの、今度は武力蜂起を異常に恐れるようになった。
警戒レベルは個人武勇に優れた英雄>軍勢を動員できる王>権威しか持たない功臣の順。
功臣の中でも敗走中に劉邦が捨てた劉盈と娘を拾った夏侯嬰、劉盈の皇位継承を助けた周昌や張良には深く感謝している。
権勢欲は強いが、その本質は保身。あくまで身の安全を確保するために権力を欲し、それが更なる敵意と脅威を呼ぶ負の悪循環。
完全にプレッシャーから解き放たれると、本来の穏やかで献身的な性質が蘇るが、戦闘が本分のサーヴァントの身では望むべくも無い。

イメージカラー:濃淡にムラのある紫
特技:謀殺、炊事洗濯
好きなもの:平穏無事、自らは動かず手を下すこと
苦手なもの:プレッシャー、武人、犬
天敵:項羽、陳平
願い:微塵も恐怖を感じることの無い安寧

【関連人物】

漢の高祖。父の一存で結婚させられた相手。恋慕するでも嫌悪するでもなく、夫として過不足無く敬愛している。
ある意味では、呂雉が狂気に堕した元凶。劉邦が凡俗のままであれば、呂雉は項羽に囚われることも、国を統べることもなかったのだから。

項羽

西楚の覇王。彭城の戦いで劉邦が敗れた際に義父と共に捕縛され、二年ほど人質として管理下に置かれた。
名前を聞くだけで震え上がる程の恐怖の象徴。対面したら泡を噴いて失神する。その傍らに侍る愛妾のことは全く覚えていない。

蕭何

漢の三傑。劉邦の戦いを支えた大官吏。共謀して韓信を処刑に追い込んだ。
互いに警戒し合いながらも、劉邦の権威を勝手に利用しつつ保身を図るところでは息の合った関係。

韓信

漢の三傑。劉邦の戦いを支えた大将軍。既に実権は取り上げられていたが、劉邦の留守中に謀反の疑いで処刑した。
武力を恐れる呂雉にとって、野心をチラつかせる当代最強の武将などという潜在的脅威は殺してしまう以外に無かった。

張良

漢の三傑。劉邦の戦いを支えた大軍師。頼みに応じて劉盈の廃立を避けるための良策を授けてくれた恩人。
張良が仙人となるべく断穀に努めていることを知ると、どうして自分を痛め付けるのかと強引に食事を摂らせている。
言動も物腰も上品だし、さすが軍師は野卑な武人連中とは違うわ、と呂雉は思っているが、実のところ張良はかなりの武闘派である。

陳平

魏咎、項羽の下を経て劉邦に仕えた軍師・政治家。呂雉に阿っていたが、その死後にクーデターを起こして呂氏を一掃した。
最優先警戒対象。次があれば何かする前に始末しておくつもり。実は保身第一の行動原理が似た者同士。

戚夫人

劉邦の愛人。息子の劉如意を皇太子にしてほしいと劉邦に強請ったので、報復として人豚に貶めて惨殺した。
潜在的脅威度は低かったが、地位を奪われかけたことで最優先抹殺対象に。その残虐な仕儀は呂雉が抱いた恐怖と憎悪の表れ。

呂産、呂禄

甥たち。それぞれ相国・上将軍に就け、南軍・北軍の支配権を与えて盤石の態勢を整えた。
死後の顛末を知った今、もはや呂雉は血族すらも信頼することはない。
劉邦の孫。呂雉の前で呂氏の賊滅を仄めかした歌を歌い、実際に「呂氏の乱」では呂産や呂更始を殺している。
恐れを知らない凶暴な武人、という呂雉が最も恐れる人物像。軍権を持たない為に捨て置いたが、殺しておくべきだったと悔いる。
匈奴の皇帝。白登山の戦いで劉邦を破り、漢に従属的な条約を結ばせた。劉邦の死後、呂雉に挑発的な手紙を送り付けた。
項羽を倒した夫を倒した蛮族の親玉とかいう悪夢の存在。直に対面した項羽ほどではないが、名前を聞くだけで跳び上がる程度には恐れている。

武則天

唐の皇帝。中華史上、唯一の女帝。同じく中国三大悪女に数えられる。立場や性格で共通項が多い。
手に掛けた者の怨霊が変じた獣(あちらは猫で、こちらは犬)を嫌う点も似る。

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