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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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「私は蟾宮の女主人、嫦娥。気まぐれで貴方の召喚に応じてあげたわ。人間がどうなろうとどうでもいいのだけれど、地上に彩がないのもつまらないし、まぁ、貴方の道程に少しだけ力を貸してあげる。」

「そして、僕が嫦娥様の眷属の玉兎です!この玉兎、嫦娥様と共にピョーンと!月から飛び跳ねて参りました!!これからよろしくです!!」


基本情報

【元ネタ】中国神話、中国民話、仏教説話
【CLASS】ライダー
【真名】嫦娥&玉兎
【異名・別名・表記揺れ】常娥、恒我、姮娥/玉兔、月兎、月兔、兔児爺、兔奶奶
【性別】女性/女性
【身長・体重】167cm・53kg/149cm・31kg
【肌色】白/白 【髪色】黒/白 【瞳色】月白色/酸塊色
【外見・容姿】白い虎に騎乗し、華やかな漢服を纏う貴婦人&薬師の格好をし、杵を携えたウサ耳少女。
【地域】中国、月/インド、中国、日本、月
【年代】神代(堯統治時代)/?
【属性】中立・悪/中立・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型、神性、ケモノ科(玉兎のみ)、月
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:A 幸運:EX 宝具:EX

【クラス別スキル】

騎乗:EX

 玉蟾金兎。嫦娥と玉兎は月に乗り、遥かな過去よりその姿を人々に示し続けている。

対魔力:C

 魔術への耐性を得る能力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、ライダー達を傷つけるのは難しい。

道具作成:A+

 本来はキャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成できる。
 魔力を帯びた衣や、医薬品に餅、そして材料さえ手に入れば玉兎と協力することで不死の妙薬の作成を可能とする。

同行従者:A

 二人一組のサーヴァントの特殊形式。
 嫦娥が倒れた場合は玉兎も消えるが、玉兎が消えても嫦娥は消えない。

【固有スキル】

神性:C-

 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 玉兎は帝釈天によって月に召し上げられ、その後に嫦娥の眷族となっているため神性を有する。また、本生譚においては釈迦の前世であるとされる。
 嫦娥は一度は人の身に零落したが、西王母が有する不老不死の薬を飲み干したことにより神へと返り咲いている。のだが、サーヴァントとして召喚されるに辺り、地上へと落とされた状態へと再びスケールダウンしている。
 そのため、本来は「女神の神核」を有するがそれも失われ、神性のランクも殆ど玉兎のものとなっている。

変化:C

 玉兎は本性である兎の姿から人の姿に変化している。
 嫦娥は月へ昇った際にヒキガエルになったとされ、地上に堕とされた頃の姿ではあるが、後述の宝具を利用してヒキガエルに変化することが可能。

月下美人:C+

 嫦娥のスキル。人の身に窶しても損なわれることのない静謐なる月の美貌。
 月下においてはスキルランクが向上し、月光に照らされたその美貌はある種の精神攻撃として働く。

不死壟断:B-

 夫「后羿」が西王母より賜った不老不死の薬を盗み、一人で飲み干してしまった神話に由来する嫦娥のスキル。
 対象が不死性、あるいは不死身の性質を与えるアイテムを保有していた場合、その不死性を魔力判定で無効化し、さらにその効果を自身に適用することで永遠性を独占する。
 無効化する条件として、不死性は生得的なものではなく他者より与えられたものである必要がある。また、太陽に纏わる不死性は簒奪不可。
 嫦娥はあまりこのスキルを使いたがらず、基本的に無効化までに留める。

献身の覚悟:A+

 玉兎のスキル。自己犠牲さえ厭わない慈愛の覚悟。
 防御・回復系の魔術やスキルやアイテムの使用効果に対してプラス補正がかかる。

本生譚:A

 ジャータカ。釈迦の前世とされる玉兎のスキルであり、来世にて覚者として悟りを開くことが約束されている。精
 神干渉、即死、因果律に干渉する攻撃に耐性を有する。

【宝具】

桂樹玉兎月宮図鏡けいじゅぎょくとげっきゅうずきょう

ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:300人
 嫦娥の宝具。兎に仙女、ヒキガエルや桂の木といった月を示す意匠が施された八稜鏡。その鏡面は蟾宮を映し出し、鏡越しに嫦娥へと力を与える。これにより地上に落とされた頃の姿でありながら、月の女神としての力を限定的に行使可能とする。
 具体的には夜間であれば月面の寒波の放出、重力操作、月光による精神攻撃などに加え、月の魔力によるブースト効果を得るなどが挙げられる。逆に日中や新月の夜は鏡面が暗く翳り、使用不可能となる。
 また、月餅や餅などの中秋節に関連するもの、あるいは月に由来するものを捧ぐことで宝具の出力向上を行うことが可能。

 真名開放を行うことで蟾宮の鏡像を地上へと投影し、月の理を付与することで地上から概念的に隔絶させ、あらゆる攻撃を回避する。
 神話「嫦娥奔月」の簡易的な擬似再演であり、蟾宮の中にいる嫦娥達へいくら手を伸ばそうと、水面に映る月に触れても月に触れぬようにその手が届くことはない。
 とはいえ、レンジを無視した一撃、対界や対星にカテゴライズされる宝具、太陽光や月光に由来する攻撃は隔絶を超えることが可能。

不惜身命・捨身月兎なげうつけんしん

ランク:A 種別:献身宝具 レンジ:− 最大捕捉:一人
 投げ打つ献身
 『本生譚ジャータカ』に語られる、自身を捧げものとするために火へと飛び込んだ逸話に由来する玉兎の宝具。
 自身の霊基を燃やすことにより味方の全ステータスを正常に戻し、運命力を回復させることで死から遠ざける。
 身を捧げた火が帝釈天の火であったことから燃えず生き残る逸話もあるため即死することはないが、燃やした霊基は決して回復せず、多用すると玉兎は煙となって月へと消えてしまう。あるいは月へと繋がる嫦娥の宝具へと取り込まれることで、宝具を強化することも可能。

月華天女・玉兎銀蟾げっぱく、よるをてらす

ランク:EX 種別:昇華宝具 レンジ:− 最大捕捉:2人
 月魄、夜を照らす
 嫦娥、並びに玉兎が月へと昇った逸話の再現。
 『桂樹玉兎月宮図鏡』と『不惜身命・捨身月兎』の合わせ技であり、欠けたる月を埋め合うことで月の化身「姮娥」として再臨させる宝具。
 この宝具の発動は、煙となった玉兎に包まれた嫦娥が天へ舞い上がり、浮かぶ月宮鏡の鏡面へと入り込むところから始まる。その後、鏡面から桂の種を落とし、それが地上に着地した瞬間から急成長を遂げる。成長した月桂は宙に浮かぶ月宮鏡を取り込みながら、その周囲を月世界へと作り変えていく。
 最終的に、咲き誇った巨大な桂花の中から月の化身となった「姮娥」がその姿を現すのである。

 姮娥と戦うこととは、すなわち月そのものを相手取るようなもの。月の権能を十全に振るう彼女の前において並大抵の英霊では勝負の土台にすら立つことはできない。
 しかし、そのような衛星級霊基は月世界でのみ維持できるものであり、夜が明けると侵食した月世界は消滅し、同時に姮娥の霊基は有明月のように消失していく。

 発動すれば結果的に死亡するこの宝具を嫦娥は使おうとはしない。死を恐れるがゆえというのも勿論の事、発動するには玉兎の犠牲も必須なことも要因である。そのため、この宝具を発動するのはよっぽど追い込まれてしまった時、或いはこの宝具を解放してまで成し遂げたいことがある時のどちらかに限られるだろう。
 余談として玉兎や、嫦娥の古い呼び名である姮娥のどちらも月の異名を意味する

【Weapon】

『杵』

 接近戦を不得手とする嫦娥の代わりに接近戦を行う玉兎の武器。本来は仙薬の材料を擦ったり、餅をつくための道具であるが普通に武器としても使う。

『月虎』

 月の加護を得た全長3メートルはあるホワイトタイガー。本来は玉兎が騎乗する虎であるが、今は主人である嫦娥が飛雲の代わりとして騎乗している。
 北京に伝わる「兎児爺トゥルイエ」という人形は玉兎を模っているとされ、虎に騎乗した姿で作られる。

『月の影』

 月世界を映し出す月宮鏡を通して月に住まう者達の影を呼び出し、これを使役する。玉兎達を筆頭に、ヒキガエルやヘビ、呉剛に桂の枝、そして蟹の形をした影などがライダーをサポートする。
 姮娥時はこれらに加え、時に同一視される女神「常羲」の産んだ十二人の月の影を操る。
「それにしても、蟾宮うちに蟹なんていましたっけ?」

【解説】

『嫦娥』

 中国神話『嫦娥奔月』に語られる月の女神、月精であり、『羿射九日』に語られる英雄「后羿」の妻。古来においては「姮娥」と言い、時に道教における月の女神「太陰星君」と混合されたり、月の母「常羲」と同定される。

 三皇五帝の一人である堯の時代、帝俊の子である十人の太陽が同時に天へと現れた。本来ならば一人ずつ現れるところ、全ての太陽が天に現れたことで地上は災禍に見舞われた。これを解決したのが嫦娥の夫である后羿であり、彼は太陽を一人だけ残して他の九人の太陽を射落とした。
 こうして地上は救われたが、自らの子である九人の太陽を射殺されたことに怒りを抱いた帝俊によって后羿と嫦娥は神籍を外され、地上へと落とされてしまう。
 不老不死を失った彼らであったが、后羿は崑崙山の西王母の元へと向かい、不老不死の薬を貰い受ける。それは半分飲めば不老不死に、全て飲めば神の地位を得られる代物であった。
 后羿は薬を二人で分け合い、不老不死となって地上で暮らすつもりであったが、嫦娥は后羿に預けられた、或いは盗んだ薬を一人で飲み干してしまった。
 これにより、天へと戻れるようになった嫦娥であったが、追放された天に戻ることを躊躇い、月へと逃げ込んだ。そして、后羿を裏切った報いであったのか、その姿はヒキガエルになってしまったという。
 また、妻を恋しがった后羿が嫦娥が好んだ食べ物を月に供え、これが中秋節に行われる月見の由来になったともされる。



 嫦娥が夫を裏切り、薬を一人で飲み干したのは不老不死を奪われたことで生じた「死」への恐れに起因するものであった。
 不死を奪われ、初めて「生」を知った彼女の瞳に焼きついたものは「死」という絶対の終わりであった。本来であれば不老不死であった筈の嫦娥にとって死とは異界の常識であり、無縁である筈だった。しかし、今やそれが自身にも訪れる。死といういずれ必ず来る終末を前に、彼女の心は恐怖に飲まれてしまった。
 それは一種のパラノイアとなり、不死になったとしても地上にいる限り、死から逃れられないという強迫観念に嫦娥は囚われた。故に、死、延いては争いと痛みで満ちた地上から逃れるため、彼女は后羿から預かった不老不死の薬を分け合うことなく飲み干してしまったのだ。
 それは后羿への愛を裏切る行為であり、不老不死を得られなかった后羿は弟子に謀殺されるという末路を辿った。そして、后羿の死を知り、嫦娥は初めて気がついた。自身の死には怯えていたのに、皮肉にも后羿が死ぬことを彼女は一欠片も考えていなかったということに。
 そうして彼女の心は后羿の死によって深まった「死」への恐怖と、自身が犯した裏切りの罪による深い後悔に縛られたのである。
 ……その後、「ただ一人で薬を飲み干した」その罪を西王母に問われ、彼女は月面の宮殿にて自らに課せられた罰に今でも従事し続けている。決して戻らぬ過去ともしもの未来に思いを馳せ、未だ消えぬ死の恐怖と罪に蝕まれながら──。

『玉兎』

 東アジアの伝説に語られる月に住まうとされる兎。アジア地域では月の模様は兎であるとされ、杵で何かを搗いている姿と見られる。中国では不老不死の仙薬を、日本では餅を搗いているとされる。
 月には兎がいるという伝承は戦国時代の頃より語られていたようで、紀元前2世紀頃の墳墓である馬王堆漢墓から出土した帛画(絹に描いた絵)にはヒキガエルと共に兎が月に住まう様が描かれていた。また玉兎は西王母や、嫦娥の眷属であるとされ、嫦娥の命令により地上に降りて疫病に苦しむ人々を救った伝承が語られる。
 釈迦の前世を語る仏教説話『本生譚ジャータカにおいては月の兎は釈迦の前世の一つであるとされる。兎は猿と狐と暮らしていたが、ある時彼らは力尽きた老人と出会った。三匹は老人を助けるためにそれぞれ食事を集めたが、ただ兎だけがどれだけ努力しようと何も得ることはできなかった。そこで兎は自身を食べてもらうため、狐と猿に火を焚いてもらい、火へと飛び込んだ。これに老人は帝釈天としての正体をあらわし、兎の献身を後世まで伝えるために月へと兎を昇らせた、あるいは月に兎を描いたという。

【人物像】

『嫦娥』

 内向的・受動的
 月のような静謐さを有する、物憂げな表情を浮かべた貴婦人。排他的かつ高圧的な悪女のように振る舞うが、実際は臆病でダウナーなやさぐれマダム。
 その内面は死の恐怖と夫を裏切った罪悪に苛まれており、自身の死は勿論、后羿の死により他者の、特に大切な人の死に敏感になっている。
 また、死を恐れるが故に他者を信じられず、夫を裏切ったが故に自身をも信じられない。だからこそ、もう誰かと関わりを持つ資格はないと考える彼女は孤高を装う。が、根本的に彼女は寂しがり屋だ。そのため、心を許すまでのハードルは高いが、心を許した稀有な相手には少しだらしない我儘で甘えた一面や親愛の感情、そして穏やかな微笑みを向けるだろう。

 死を恐れる嫦娥は本来ならば召喚に応じることはなく、ただ月で西王母により課せられた罰に従事し続ける筈だった。…だが、人理焼却の折に嫦娥はある人間を見た。殺されたら死ぬ身でありながら、何の力も持たないのに立ち向かい続ける人。その上、困ってる人を見捨てておけないような──まるで后羿のような── お人好しで、そんな人間を見た嫦娥はつい手を貸したくなってしまった。
 それに、何の力もないのになぜ世界を焼き尽くすような脅威に立ち向かえるのか、その理由を知りたいという思いも重なり、嫦娥はカルデアの召喚に応じるのであった。
 ───マスターとなる彼/彼女が、果たして何を語り、どんな答えを示してくれるのか、そんな期待を胸に抱きながら。
◆玉兎に対して
 眷属にして親友、精神的な支えとなる存在。同時にその献身性に負い目を感じている相手。地上に堕とされた際の姿でないと現界できず、その状態で一人で地上に降りる勇気はなかったため、眷属である玉兎を伴って召喚されている。
 サーヴァントとしての現界を本体の見る夢だと誤魔化すことで死の恐怖を紛らわしているが、それ以上に信頼できる彼女が常にいてくれるからこそ地上でも精神が安定している。
 つい甘えてしまう相手でもあり、ちょっとした我儘で振り回してしまうこともあるが、逆に天然で行動的な玉兎に振り回されるなんてこともしばしば。
 また、自己犠牲に走りがちな玉兎のブレーキ役でもあり、悪党にその献身性を悪用されないように目を光らせている。なお、「ある意味貴方がそれでは?」と言われると「私は玉兎の主人だからいいのよ」と開き直りつつ、裏でこっそりと凹む。

『玉兎』

 外交的・能動的
 ゆるーい雰囲気の言葉遣いであり、いつもコロコロと笑みを浮かべるアッパーウサ耳娘。
 凶暴な肉食獣も思わず穏やかになるような癒し系かつ天然な人物。可愛いらしいものを好み、その一環でコスプレの趣味を持つ。
 『本生譚ジャータカにて自分だけが食事を用意できなかったことを引き摺っており、自らを「取り柄のない兎」と評価してしまう傾向があるため、自己評価はかなり低い。とはいえ、月にて長い年月を嫦娥の眷属として過ごしていたことから家事スキルは申し分はなく、嫦娥の我儘もとい要求に応えるために対応力はかなり高い。
 他者の笑顔を好み、他者の悲嘆は自身の苦しみのように悲しむ利他性の化身。善悪を知りながら善悪に頓着することなく、自身の善性の赴くままに迷いなく手を差し伸べる。また、その献身に見返りを求めることはない。逆に誰かを助ける為であるならばその命を捧ぐことさえ躊躇わず、死を恐れることなく自らを犠牲とするだろう。
◆嫦娥に対して
 嫦娥の部下にして長年の親友。
 嫦娥を支えるのと同時に逃げ腰な嫦娥のストッパーでもある。絶対に困難から逃げたら後で後悔することが目に見えているからこそだ。
 また、従者として付き従う身ではあるものの、むしろ嫦娥を引っ張り回すような勢いを持っている。
 「自ら地上に降りると仰ったんですから、こんなところに閉じこもっていないで外に出ましょう!」という調子で行動を促すこともしばしば。

 玉兎は嫦娥が決して善人ではないこと、むしろ大切な人を裏切った罪深い存在であることを理解している。それでも、死を恐れ、自己嫌悪に苛まれながら寂しげな表情を浮かべていた嫦娥を玉兎は放っては置けなかったのだ。
 同時に自分では救うことのできない人であるという事実も受け入れている。もし自らを犠牲にして嫦娥の心を救えるなら、それも構わないが、それすらも彼女の重荷になってしまうだろうと悟っている。命を捧げる覚悟を持つ一方で、自分では救えない相手だとも気付いているのだ。
 だからこそ、せめて一人きりには決してさせまいと、何があろうと最後の一瞬まで嫦娥の傍に寄り添い続ける覚悟を玉兎は固めているのだ。

特技:踊り、機織り、薬膳作り/薬膳作り、餅つき、問診、お世話、早着替え
好きなもの:兎、祭り、銀木犀、月餅、ライチ、◼️◼️/嫦娥様、笑顔、餅、コスプレ
嫌いなもの:死、痛み、1人ぼっち、太陽、ナンパ、自分/誰かが苦しむこと、役に立てないこと、取り柄のない自分
天敵:后羿、天帝、西王母、根っからのお人好し/善意を利用するような外道
願い:后羿に会いたい力もなく、いつ死んでもおかしくないのに何故戦えるのか、その理由を問う/嫦娥様がその罪と苦しみからいつか解放されますように

【一人称】私/僕【二人称】貴方、お前/〇〇様、〇〇さん、貴方様、貴方【三人称】アレ、アイツ、彼、彼女、あの人/〇〇様、〇〇さん、彼、彼女、あの方

【因縁キャラクター】

后羿

 裏切ってしまった夫。自身の夫でありながらそのお人好しさを理解できず、周囲の者達を助けに行くよりも、ただ、自分のそばにいてほしかった。しかし、同時に理解はできずともその陽だまりのような優しさを持つ男を嫦娥は確かに愛していた。
 …それ以上に痛みをもたらす地上が、いずれ来る死が嫦娥には恐ろしかった、それだけの話なのだ。
 彼の信頼と愛を裏切り、薬を奪ったがために彼は弟子に殺されてしまった。その罪悪感に縛られているが、許されたいとは思わない。かといって彼に怒りを向けられることも恐ろしく、もし会えたとしてもどう振る舞えばいいのかもわからない。そのため、嫦娥は再び出会うあり得ざる機会に巡り会えたとしても后羿に再会しようとはしない。
 たとえ、心の底で「会いたい」という想いを抱き続けていたとしても。

逢蒙

 后羿を殺害した彼の弟子。裏切った自身が逢蒙を恨むことは筋違いだと頭では理解していても、どうしようもない怒りを抱いてしまう相手。

覚者

 玉兎の来世とされる、命の答えに辿り着いた者。玉兎としては彼が自身の来世であるという実感はあまりない。どちらにせよ、月に在り続ける自身と、既に輪廻より脱した彼とは関わりのない存在であると認識している。

玄奘三蔵

 経典を求め、天竺を目指した僧侶。『西遊記』にも嫦娥や玉兎は登場しており、玉兎は三蔵一行の旅路を妨害する怪物の一体として登場し、三蔵法師と婚姻を結ぼうとしていた。 三蔵一行の旅路を妨害した玉兎と、此度現界した玉兎は別兎であるらしい。とはいえ、この玉兎からしても玄奘三蔵のことは笑顔の素敵な可愛らしい人であるとは思うとのこと。
 また、三蔵法師の弟子である猪八戒、天蓬元帥が地上に落とされたのは嫦娥に強引に言い寄ったからであったりする。

虞美人

 不老不死の精霊。愛する者への愛に殉じる姿に、自身もそうするべきだったと後悔の念を滲ませる。

徐福

 始皇帝のために不死の薬を探し求めた、と見せかけて虞美人のために不死を殺す手段を求めた道士。(偽物ではあるが)不死の薬を持つという彼女に興味を持ち、近づくも『不死殺し<未達>』の存在に気づいてしまい、嫦娥は猛ダッシュで逃げた。

アルテミス

 異邦の月の女神。狩人オリオンを恋人とし、自身で射殺してしまっていても共に在ることができる彼女達と嫦娥は相性が悪い。あと、オリオンがナンパ気質なのも相まってさらに相性が悪い。

テノチティトラン(水着)

 アステカの水上都市にして月の兎……兎?彼女曰くバニーとは月の正装にして支配者の証とのことで、それを聞いた玉兎は嫦娥にバニーを着せる計画を朗らかに企てるのであった。とはいえ、当の嫦娥は割と貞淑なため、バニーを見た瞬間これを拒否。それによりなんだかんだでちょっとした騒ぎに発展するのだが、それはまた別の話。
 ちなみにだが、アステカ神話においても月の模様は兎であるとされている。アステカにおける月の兎は第五の太陽の創造神話に由来し、ナナワトルの後に火へと飛び込み二つ目の太陽となったテクシステカトルは、しかして太陽が二つあってはならないと兎をぶつけられて月になったという。

ゲーティア

 人類史を焼却し、その果てに地球を死のない星に作り変えようとした魔神。人理焼却時、彼ら側に呼ばれてしまい、その真意を知ったのならば嫦娥は死のない世界に共感して人理焼却に加担する可能性がある。彼らの作る星では死ぬこともなく、后羿とずっと共にいられるのではないかという夢を見てしまうのだ。だが、本当にそれで良いのかという迷いも同時に抱く。
 この状況に対し、玉兎は最後まで共にいるという覚悟通りに嫦娥に寄り添い続けようとする。が、同時に嫦娥が内心では迷っていることも理解しており、それは嫦娥の傷になると感じている。そのため、どうにかして嫦娥を止めようと語りかけたり、いつでも止まれるように周囲に働きかけることを試みる。
 逆に嫦娥は玉兎を人理焼却に加担させたくはなく、突き放すか、或いは安全な場所に閉じ込めようとする可能性がある。

【一言コメント】

 始めは玉兎だけでしたが、いつの間にやら嫦娥が生えてました。


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