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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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*基本情報
【出典】『マハーバーラタ』
【CLASS】ランサー
【真名】ドゥルヨーダナ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・78kg
【容姿】邪悪な笑みを浮かべた端整な美男子。引き締まった褐色の身体を豪奢な装身具と衣装で飾っている。
【属性】混沌・悪・天
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:EX 宝具:A++

*【クラス別スキル】
**対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

*【保有スキル】
**悪の権化:EX
天命に定められた巨悪の因果。幸運値が規格外である所以。
神の加護を受け、秩序と善行を良しとする大英雄と生死を賭して戦う場合、絶対に敗北する。
その宿業は嫉妬と怨嗟で歪んだ精神性として表面化しており、生半可な精神干渉であれば無効化する。

**反骨の相:A+
神意にも正義にも従わず、野心と我欲に忠実な気性。
自らも王の器でありながら、他の王を認める事の出来ない悪徳の星である。
同ランク以下の“カリスマ”を無効化する。

**カリスマ:B-
大軍団を指揮する天性の才能。時折、既成概念に囚われない大器を見せる。
賤民や無法者にはランク以上の効果を発揮するが、正道を歩む者に対してはランクが低下する。

**戦闘続行:B
執念深い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びるスキル。
……なのだが、このサーヴァントの場合、“何度失敗しても新たに策を弄して挑む”能力としても機能する。

*【宝具】
**『&ruby(プシュピタ・ヴァジュラ){轟く胸像、咲く脚線}』
''ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人''
雷霆と花弁で編まれた肉体。破壊神シヴァと女神が創り上げた生ける神造兵器。
物理攻撃の威力を軽減する上半身と、魅了や視線誘導の効果を備える下半身から成る。
真名解放により、受けたダメージを電熱に変換する機能が発揮され、魔力放出じみた範囲攻撃や高速移動が可能となる。

**『&ruby(カウラヴァ・セーナ){王の同胞}』
''ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人''
クル・クシェートラの戦いで率いた大軍勢の中から、最大で数万人を召喚する。
自身の血族を筆頭に、臣下、同盟者、そして永遠の友情を誓った朋友を呼び出せる。
ランサーを楔に戦士を現界させる擬似的な英霊召喚であり、常時発動型・利器型であれば宝具さえも持ち込める。
但し、義理と約定から渋々参加した者も含まれており、基本的には召喚に応じない英雄も多い。
物量より個人の武力を当てにした方が有用で、言ってしまえばカルナかアシュヴァッターマンを喚ぶ宝具。

*【Weapon】
**『棍棒』
銘は無いが宝具級の逸品。
ランサーは棍術の達人であり、クリシュナをして比類無き戦士と言わしめるほどの技量を誇る。

*【解説】
古代インド叙事詩『マハーバーラタ』に登場する悪の首魁。
カウラヴァ百兄弟の長兄であり、クル国の王位を継承すべくパーンダヴァ五兄弟と敵対した。
イカサマ賭博により期限付きで王位を得るが、後に期限を過ぎても王位を返却しなかった事でクル・クシェートラの戦いが勃発。
クリシュナから大軍勢を借り、国に対する縁故を持ち出してビーシュマとドローナを味方に付けたドゥルヨーダナは勝利を確信していた。
しかし、頼りの大叔父も師範も親友も、クリシュナの非情な策を受け入れたパーンダヴァ勢に次々と討ち取られていく。
追い詰められたドゥルヨーダナは自ら指揮官として前線に立つが、五兄弟の次兄ビーマとの一騎打ちで敗北し、致命傷を負ってしまう。
そして開戦から十八日目、夜襲より帰還したアシュヴァッターマンからパーンダヴァ勢壊滅の報を聞き永眠。
死因となった致命傷は、クリシュナの教唆でビーマが反射的に犯してしまった「反則行為」により負わされたものである。
謀略を好み、暗殺を企て、卑怯な行動を繰り返した男が無法で死ぬ。正しく因果応報の最期であった。

王族・戦士階級としての矜持は極めて強く、恥辱より死を選ぶほど誇り高い。
厳格な身分制度のせいで出自を嘲笑されたカルナを庇い「英雄の力量に生まれは無関係」と言い放つ度量も垣間見せる。
カルナとの友情は打算から始まったが、次第に無二の親友として信頼するようになり、その死を知った際にはかつてないほど悲嘆に暮れたという。
典型的な小悪党であり、妄執じみた嫉妬と逆恨みで行動する敵役なのだが、どこか愛嬌を感じさせる不思議なキャラクター。
幾度の暗殺計画とルサンチマンが暴走した異常な精神性から、アサシンとバーサーカーの適性も持つ。

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