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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

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*基本情報
【出典】『ローランの歌』、『恋するオルランド』及び『狂えるオルランド』
【CLASS】セイバー
【真名】ローラン
【性別】男性
【身長・体重】187cm・98kg
【容姿】高貴な血筋を窺わせる、快活な笑顔の似合う偉丈夫。派手に装飾された実用性の薄い甲冑を着込んでいる。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:E 幸運:B 宝具:A++

*【クラス別スキル】
**対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

**騎乗:B
騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

*【保有スキル】
**聖霊の加護:A
聖霊からの祝福によって、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。
その発動は一騎討ちに限定され、セイバーが騎士道に悖る行為を犯せば効果を失う。

**戦闘続行:A
不屈の闘志。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
圧倒的な戦力差の中でも戦い抜き、息絶えるまで角笛を吹き続けた。

**騎士道精神:A+
忠義と勇猛を尊び、婦人を敬い弱者を庇護する倫理規範。
他者の身や尊厳を守る戦闘に際して有利な補正が加わり、戦意を挫く性質の精神干渉を無効化する。
高潔な精神を表す反面、視野狭窄に陥り易く、ランクが高過ぎると人の話を聞かなくなる。

**殿の矜持:A
撤退戦、防衛戦などの不利な状況で機能するユニークスキル。
セイバーの場合はロンスヴォーの戦いで発揮された力が技能化したもの。
宝具との組み合わせで、対軍宝具すら耐え抜く。

*【宝具】
**『&ruby(ポ・ド・ディヤマン){金剛完膚}』
''ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人''
金剛石の硬さを誇るセイバーの肌。常時発動型宝具。
物理攻撃の威力からBランク分の防御数値を差し引き、刃物による攻撃ならばランクを問わず完全に遮断する。
但し、不浄に接し続ける足裏は効果が適用されず、体内への衝撃やダメージもシャットアウト出来ない。

**『&ruby(シュヴァリエ・ドヌール){騎士は徒手にて殺めず}』
''ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:30人''
武器の無い状況下、その場の物を利用して戦ったエピソードが昇華された宝具。
手にした物が「武器になりそう」であれば、Dランク相当の擬似宝具として扱う事が可能。
振り回して殺傷力を持つ物なら何でも宝具化出来るが、セイバーがピンと来ない近代兵器や騎乗物は対象外となり得る。
他者の宝具を手にした場合、従来のランクのまま支配下に置かれるが、真名解放は封じられる。
無手で殺すは獣の所業。騎士たる者、刃を以て気高く戦うべし。

**『&ruby(デュランダル){不毀の極聖}』
''ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1''
かつてヘクトールが担い、後にシャルルマーニュが天使から授けられた聖剣。
元は特殊な謂れを持たない剣だったが、天界で再調整が施された事で神造兵器と化した。
伸長機構が失われた柄には、代わりに四つの聖遺物が納められており、それぞれが優れた魔力炉として機能する。
不滅の刃を意味する銘通り不壊の性質を備え、魔性や死霊、悪属性の者に対する特攻を秘める。

**『&ruby(デュランダル・フリオーソ){狂い奔れ、不毀の極聖}』
''ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人''
四つの聖遺物を全力稼働させた『不毀の極聖』から放たれる光の波動。
過剰供給される魔力を強引に抑え込み、意図的にオーバーフローを起こす暴発宝具。
本来は想定されていない運用法であり、不壊の『不毀の極聖』と頑丈な肉体を誇るセイバーだからこそ可能な荒業。
純粋なエネルギー量なら対城宝具にも匹敵するが、威力が広域に分散してしまう性質上、対軍に分類される。

*【Weapon】
**『&ruby(オリファン){遅かりし呼び声}』
水晶と黄金で装飾された象牙笛。
宝具化しておらず特別な効果を持たないが、セイバーの直接的な死因となった物品。
いざとなれば『騎士は徒手にて殺めず』で武器化して敵をぶん殴る。

*【解説】
ブルターニュ辺境伯にして、シャルルマーニュ十二勇士が筆頭。イタリア語読みではオルランド。
『ローランの詩』では武勇を讃えられ、『恋するオルランド』『狂えるオルランド』では物語の中心に据えられるフランスの大英雄。
鎧を纏い、騎馬を駆り、天使から賜った聖剣を振るう聖騎士として、後世の騎士像に多大な影響を与えた。

*【人物・性格】
勇猛果敢で正義感に溢れ、戦を恐れず貴婦人に敬意を払う騎士の鑑。
但し、直情径行な性格のトラブルメーカーで、信仰や忠節より私情を優先する事も多い。
断じて悪人ではないが勢い任せの暴走癖があり、それが自身や周囲に禍を齎すケースもあった。

実は、神秘の残る当時としても異常な身体能力のせいで幼少期から無意識の疎外感を抱えていた。
実力者揃いの十二勇士ですら純粋な膂力や強度で並ぶ者は無く、それが一層ローランの寂しさを強めた。
騎士道への過剰な傾倒は「人間らしさ」を表現する擬態に他ならず、奇矯な言動の大半は人間アピールが空回ったもの。
ファッションと称して不要な鎧を着込むのも、丸腰で敵と戦う時にわざわざ武器の代わりを探すのも、それが常人ならば自然な行為だから。
ローランにとっては騎士道の証明=人間性の証明である為、時に合理性や他者の忠告を無視してまで騎士の体面に執着してしまう。
結局、ローランは人間性を求めながら、最期まで己を人間らしく見せかける事に拘り続けた。
それこそが逆説的に人外であるという事実を証明するのだと気付くこと無く、ローランは愛すべき仲間を道連れに破滅した。
 
*【コメント】
ぼくのかんがえたさいきょうのろーらん。オルランドとの折衷。
出自や逸話で共通項の多いランスロットを参考にスキルや宝具を設定した。
公式からは露出狂という性的倒錯者に設定されてしまった無辜の怪物。

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