全国各地に散らばる浦島太郎伝説に登場する、海底に沈む竜宮城の姫。
浦島太郎は海辺で苛められた亀を助けた恩返しに竜宮城に連れられて、宴の後に現世に帰れば数百年後。
その真実に絶望し禁忌の玉手箱を開ければ、彼は白い煙に消えた。禁忌を破れば因果応報は免れないことを示す寓話ともされる。
かの有名な浦島太郎の童話だが、真実は異なる。
広くも狭い竜宮城で鬱屈してた彼女に、現世から来た浦島太郎は淀んだ彼女の気持ちを晴らした。
楽しい彼との宴の中で、彼女は知らなかった。神と人との間に流れる時間が違うことを、彼女の三日間が彼の数百年に相当することも。
一度現世に帰っても、また竜宮城に遊びに行けるように玉手箱に彼の魂を仕舞い込んで見送った…もう二度と会えないと知らずに。
イメージカラー:マリンブルーとディープブルー
特技:舞踊、機織り、料理
好きなもの:浦島太郎、彼との戯れ、サメ映画
嫌いなもの:離別、クラゲ
天敵:特になし
願い:彼の再開と竜宮城での同居