千匹皮をベースにラーフ(ケートゥ)を組み込んだ幻霊融合体。
千匹皮。グリム童話の一篇、「千匹皮」の主人公である姫。血の繋がった父王に求婚され、千匹の獣の毛皮を繋いだコートで正体を隠し城から逃れるが、物語の最後にはその父王と結ばれハッピーエンドとなる…という物語の主役。この通り話が捩れて奇妙な物語であり、様々な解釈が存在する。
ラーフ、ケートゥ。インド神話において日蝕と月蝕を引き起こすとされた不死身のアスラ。ラーフは不死の霊薬アムリタを作る場において神に紛れてアムリタを口にしたが、太陽と月に告げ口され、ヴィシュヌに首を切られた。だが首は既に不死身になっていたため、告げ口したことを恨み太陽と月を呑み込む存在となった。ケートゥはラーフの首から下でありこちらも蝕を引き起こす存在とされたが、実際にはこれは後付けでそう解されたものらしい。
着ぐるみを纏った、獣じみた佇まいの少女。片言の中に唸り声すら交えて会話をする。知能が低下しているのか、思考が固定されているためか、複雑な会話は不可能。本来はお淑やかでクレバーな少女であり、狂化した現在もその名残を残し、マスターや仲間には従順で暴れるようなことはない。
その思考を染め上げるのは、血の繋がった父への道ならぬ恋情、倫理に引き裂かれる心。マスターのことを父と誤認するような言動も時折見受けられるが、あまり確たる一貫性は無い。
「
カエルの王様」に作成・召喚された「七人の姫」の一騎。役割は純粋な戦闘員、特攻隊長、あるいは愛玩動物。
《FGO性能》
千匹皮
クラス:バーサーカー
レア度:☆5
基本ステータス:HP12825/ATK11926
コマンドカード:QAABB
《クラススキル》
◆狂化:C
自身のBusterカード性能をアップ
《固有スキル》
◆百獣の毛皮:B++(CT7〜5)
自身の攻撃力をアップ(3回)&防御力をアップ(3回)&必中状態を付与(1ターン)&スター集中度をアップ(1ターン)
◆不滅の首:A-(CT8〜6)
自身にガッツ状態を付与(5ターン・3回)&「ガッツ発動時に自身のNPを増やす+スターを獲得」する状態を付与(5ターン)&スター集中度をアップ(1ターン)
◆惑乱の黄金の髪:C(CT8〜6)
自身を除く味方全体にターゲット集中状態付与(1ターン)+自身のスター集中度をアップ(1ターン)
《宝具》
『纏うは黄金の日&纏うは白銀の月』
ランク:B 種別:Buster
自身のBusterカード性能をアップ<OC>(3ターン)&Artsカード性能をアップ<OC>(3ターン)+敵単体に攻撃[Lv]+味方全体のNPを増やす
《性能》
回避・無敵こそ持たないが、全スキルが強力な防御スキルになっている耐久型バーサーカー。と同時に全スキルにスター集中が付いていてこれで火力を伸ばす仕組み。しかし自力でのスター生産はガッツ発動時に限られ、複合であるため欲しいタイミングで効果を出すことが中々難しい。