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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「アサシン、Uボート U-556、着任しました。これより貴官の指揮下に入ります。」

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】UボートVIIC型 U-556
【性別】女
【外見・容姿】狼の耳と尻尾を持つ、ウェットスーツを着用した銀髪の少女。
【地域】ドイツ
【年代】1940年〜1941年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】機械、猛獣
【ステータス】筋力:C 耐久:E++ 敏捷:D 魔力:D 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

気配遮断(海):A

サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
水中にいる彼女を発見するのは、専用の装備・技術を持たない者には不可能に近い。

【保有スキル】

通商破壊:A

通商物資や人を乗せた商船を攻撃することによる、海運による物資の輸送の妨害。破壊工作に近いスキル。
相手の補給線を発見し、それを効率的に破壊する技術。サーヴァントに対してなら一時的にマスターとの魔力パスを寸断することすら可能。

深海の潜航者:A

地球上でもっとも過酷な環境の一つ、深海を往く力。『嵐の航海者』の類似スキル。
強い水圧に耐えるための強度、限られた物資での長時間の航行、光射さぬ闇の中を進むための勇気や精神力────それらを併せ持つものでなければ、そこでは忽ち海の藻屑となるだろう。
耐久への大幅なプラス補正、高ランクの単独行動スキル、精神攻撃耐性の複合スキル。

守護騎士:E-

戦艦ビスマルクを守ると立てた誓い。しかし、その誓いは果たされることはなかった・・・。

【宝具】

群狼戦術ウルフパック

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:10
自らの同型機を複数呼び出す宝具。呼び出されたUボートはC〜B相当の単独行動を持つサーヴァントとして活動できる。
偵察や陽動、物資輸送や破壊工作などに使えるが、その本領は3隻以上で執り行う連携攻撃戦術。敵の進行方向を予測し待ち伏せ、標的が侵入したのを確認したら各艦で包囲陣形を取り、これを撃滅する。



「あの時果たせなかった誓い。それを今こそ────」

誓いの証明アイト・デス・ビスマルク

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:50
戦艦ビスマルクの幻影を召喚、敵陣へは主砲による砲撃を、自陣に対しては軍楽隊による鼓舞を行う。また、この宝具が発動している間は守護騎士のランクが一時的にA+まで上昇する。
彼女は往く、あの日の約束を果たすために、そして今共に戦う仲間を守るために────

【Weapon】

『533mm魚雷発射管5基』

基本的に実体化しないで運用しているため、傍から見ると虚空から魚雷を打ち出しているように見える。

『45口径88mm単装砲1基、20mm単装機銃2基』

自身の船体を模した銃火器型複合兵装として使用している。

『防潜網カッター』

のこぎり状のワイヤーカッター、複合兵装の艦首部分に装備。
一応今の姿なら近接武器として使えないこともないが、本来は防潜網を突破するための装備。

【解説】

U-556はドイツ海軍のVIIC型Uボートの一艦であり、1940年12月7日に進水、1941年2月6日に竣工した。
ヘルベルト・ヴォールファールト艦長がU-556を受領したとき、就役祝いのセレモニーを行いたかったが、
すでに戦争状態の海軍は十分な予算を小艦艇に回せず、自腹で行わねばならなかったのだが、艦長自身も軍楽隊を呼ぶだけの金がなかった。
そこで、彼は艤装作業中に軍楽隊の練習に聞き惚れ、就役式を彼らにに演奏して貰って祝えたらと思いを抱いていた戦艦ビスマルクの艦長、リンデマン大佐に一枚の証明書を渡す。
それは、U-556がビスマルクに群がる敵を打ち倒し、ビスマルクを引っ張って母港へ連れ帰る2枚の絵が書かれたものであり、
U-556が必ずやビスマルクを守ってみせるという誓いの証明書であった。
「我らU-556一同はここに大洋、海、湖、河、小川、池および細流の支配者たるネプチューンに、
 我らの兄、戦艦ビスマルクを水上、水中、陸上および空中でどのような状況下でも助けようと望むことを宣言する。 ハンブルク、1941年1月28日、U556の艦長および乗組員」
これを気に入ったのかリンデマン大佐は快く軍楽隊を貸し出してくれたという。U-556の就役式が、ビスマルク軍楽隊の演奏のおかげで華やかなものになったのは勿論の事である。

ある日、ビスマルクの副砲訓練の際、U-556が先に2,3発射たせてもらえないかと頼んで来た。すぐに許可が出たが、なんとU-556はその初弾で曳航された標的のど真ん中を貫いてしまった。
U-556は気まずい思いをしたが、ビスマルク艦長はその腕を絶賛、騎士十字勲章の受勲を期待すると信号を送り、U-556艦長もその時は貴方と共に勲章を授けられることを望む、と返した。

1941年5月1日にキールを出港したU-556は、北大西洋で商船を襲い、1隻を大破、2隻を撃沈。5月20日には別の船団を襲撃し、商船1隻、油槽船2隻を撃沈した。
こうして上々の戦果を上げたが、燃料と弾薬が乏しくなり帰投しようとした途中、海軍本部から戦艦ビスマルクの位置を探るように命令が降る。
折も折、ビスマルクはデンマーク海峡海戦で英海軍の象徴「マイティ・フッド」こと世界最大最強の巡洋戦艦フッドを撃沈、最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズを大破させる大戦果を挙げていた。
しかしそれがイギリス海軍の逆鱗に触れ、大西洋で使用可能な全ての軍艦(戦艦7隻正規空母2隻含む総計47隻)を動員して追撃戦を受けていたビスマルクを救援するために、手近のUボートは支援に回ろうとしていたのだ。
5月24日の夕暮れ、U-556はイギリス空母アーク・ロイヤルを発見。しかしその時点で魚雷は撃ち尽くしており、絶好の機会を逃すことになってしまう。
その後、アーク・ロイヤルの位置情報を発信してビスマルクのもとへ向かい、僚艦U-73の誘導もあって夜間の対空戦闘を行っているビスマルクの近くに浮上したが、残念なことにやれることは何もなかった。

結局、僚艦U-74に任務を譲って帰投。貴婦人と忠誠を誓った騎士が交わした「誓い」は果たされず、ビスマルクは水底に消えていった。

【人物像】

騎士道精神に溢れた少女騎士。特に「護る」ことに関しては人一倍の拘りを見せる。

彼女の根幹にあるもの、それは「護れなかった」無念である。貴女を守ると交わしたあの日の誓い、それを果たすことが出来ずビスマルクの最期の戦いをを見ていることしかできなかった歯痒さと悔しさ────
それ故彼女は護ること、護り抜くことを誰よりも強く望む。もし貴方が彼女と強い絆で結ばれることが出来たのなら、きっと彼女は貴方に一枚の証明書を渡しに来るだろう。

「私はここに大洋、海、湖、河、小川、池および細流の支配者たるネプチューンに、
 アトミラール、貴方を水上、水中、陸上および空中でどのような状況下でも助けようと望むことを宣言します。」

特技:通商破壊
好きなもの:戦艦ビスマルク
嫌いなもの、天敵:空母アーク・ロイヤル
願い:あの日のビスマルクの救援
【一人称】私【二人称】貴方、アトミラール(マスターに対して)【三人称】彼、彼女

【因縁キャラクター】

戦艦ビスマルク:護ると誓った相手。もしサーヴァントとなったビスマルクと再会することになったなら、彼女はそれを喜びつつも、護れなかった負い目から彼女の前に出ることを避けようとするだろう。
空母アーク・ロイヤル:ビスマルクの仇。無条件に敵意を剥き出しにする相手。今度会ったらその澄まし顔にありったけの魚雷をぶち込んでやる・・・!
パーシヴァル:ヴォールファールト艦長のあだ名がパーシヴァルだった。一度会って話がしてみたいと思っている。

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