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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。




「わたしは、お前の、"間違い"より生まれたもの.....ゆるさない」



「"わたし/間違い"を、認めろ.....!!」



基本情報

【元ネタ】櫛引八幡宮の伝承、『谷の響』、河童伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】メドチ
【異名・別名・表記揺れ】メドツ
【性別】無性(女性的風貌)
【身長・体重】141cm・34kg
【肌色】灰白【髪色】黒【瞳色】深い水色
【スリーサイズ】65/55/82
【外見・容姿】欅の木の様な白い肌をしたおかっぱ髪の美少女
【地域】日本 青森県
【年代】江戸時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魔性・神性・非ヒト科・子供
【ステータス】筋力:B+ 耐久:B+ 敏捷:B++ 魔力:A+ 幸運:E 宝具:B+

イメージ画像〔Picrew〕

【クラス別スキル】

狂化:A

 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
 身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。
 クラス別スキルであると同時に河童としての種族特性及び製作者おやに破棄され破綻した思考回路が合わさったもの。
 理性が存在し、会話も可能である。
 ただし河童である彼女に人間の価値観は通用しないため、意思疎通ができるとは限らない。

道具作成:B+

 魔力を帯びた器具を作成可能。純粋な木彫技術は製作者に一歩譲るが、河童の妙薬なども作成可能。

【保有スキル】

水妖の魔:A

 河童、水に棲む妖の異能および魔性を表すスキル。
 天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出(水)、等との混合スキル。

左の右:EX

 「右に出るものなし、故に左」と語られた伝説的職人左甚五郎が仕事を手伝わせる為に作り出した木彫人形であるバーサーカーもまた、かの名工の"右腕"として卓越した技量を持つ。
 左甚五郎が持つ、自身よりも彫刻技術が高い相手が周辺に存在する場合、それを上回るように技量に上方修正が掛かる効果はない。
 ...しかし、名職人たる左甚五郎の数少ない"しくじり"の結果生み出されたバーサーカーは左甚五郎と相対した時、彼の技量を上昇補正がないフラットな状態に固定する。

人造神肢(木彫):A

 全身が人造の機構、特に木彫で作成されている。
 左甚五郎に人夫として彫り出された後、自身を荒ぶる水神、水妖として彫り直している。
 変化スキルも内包しており、自身を高速で"彫り直す"ことで姿形を変える。

構造欠陥:D

 器物系英霊版の病弱スキル。名工の誤り、その証明。
 左右で繋がった腕が抜けやすくなっており、下方向に力を込めながら強く引くと腕が抜けてしまう。
 ...最も"関節部の構造を見抜く技量"と"バーサーカーを超える筋力の持ち主"でなければ引き抜く事はほぼ不可能。
 このスキルはバーサーカーの技量では改良、改善できない。

【宝具】


「伏魔の宮、魍魎の社、我が御霊御柱とし顕れよ、穢れの祭殿よ!!」

水神権現・伏魔八幡宮みづちごんげん・ふくまはちまんぐう

ランク:B+ 種別:対陣宝具 レンジ:50〜70 最大捕捉:500人
 魔に堕ちた大黒柱を核とした事で伏魔殿へと変貌した櫛引八幡宮を魔力によって展開する。
 自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、固有結界とは似て非なる大魔術。
 社内は自身の魔性と神性を強化する"祭殿"にして自身の職人技術を引き出す"工房"でもあり、立ち並ぶ樹齢数百年の老木から大量の河童を彫り出して使役し、"材料"としての格が向上した自分自身を蛟...即ち水神なる竜種に彫り直して圧倒的な暴威を振り撒く事も可能。
 世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持でき、カスタマイズや構造変化、機能強化も可能。


「御霊に触れ、心を喰らう、是魔性の絶技なり」

心頭滅却・腑抜きマインドプラッカー

ランク:B 種別:対心宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 バーサーカーに生まれながらに備わった機能、もしくは超抜級の絶技。
 ───心をも刻み込む神業は魔性に堕ちた事で心を抜き喰らう魔の技へと反転した。
 相手を文字通り「腑抜け」にしてしまう。
血を流さず臓腑を抜く。場所さえ間違えなければ、相手はたちまち死ぬ。
 さらに真名解放により限定的な「精神への物理干渉能力」を発揮し、相手の体内に手を突き入れる事で"精神そのもの"に掴みかかり、抵抗判定に失敗した者の精神を尻子玉に変換して奪い去る。
 尻子玉は魔力リソースとして活用可能。

【Weapon】

『ウォーター鑿&ウォーター彫刻刀など』

水の魔力を固めて作った彫刻道具。
道具作成や武器として扱う他、自分自身を彫り直したり研磨して最適な状態を保つ。

『使い魔(木彫)』

木彫り人形の使い魔を作成、使役する。
彫り出された使い魔は木彫りという構造のくびきから解き放たれ元の生物のように行動するが、知性はなく、頑強さは素材とした木材の質や強度、神秘性に左右される。
第一宝具内で作成された河童と蛟のみは元とした幻想種に匹敵する完成度を誇る。

『伸縮腕』

のびーる腕。片腕を縮めることでもう片方の腕の攻撃レンジを倍化できる。

【解説】

 青森県に伝わる河童の一種。10歳程の子供の様な姿をしているが、時に少女の姿となり人間を誘惑し水底へと引き摺り込む。
 狙った人間の友人親族へと化けて川に誘き寄せることもあるという。
 津軽弘前の郷士・平尾魯遷の著書『谷の響』によると、ある時川でメドチに襲われ溺れかけた子供を助けた人が子供に水を吐かせていると、肛.門から1尺6,7寸ほどの長さの巨大な頭を持つ平たい身体の異形が這い出て来て狂いのたうち回り川へと逃げ去ったという。

 また、青森県の櫛引八幡宮には、このメドチの発祥にまつわる伝承がある。
 「右に出る者なし」と語られし名工左甚五郎が依頼を受けて八幡宮の本殿を建てる際、あろうことか柱の寸法を間違って余分な所へ穴を開け、ヌキを通してしまった(或いは間違った長さに切ってしまった)。
 左甚五郎ともあろう者が、間違ったでは済まされぬ...とこっそり間違った柱の部分を切り取り、馬淵川に捨てようとすると柱が喋り出す。
 「わたしは元々西八甲田山の山の中に育ったケヤキの樹だ。立派なお宮の大黒柱に使われるというので、喜んで運ばれて来た。それを自分が間違ったというので、ぶった切って、川へ投げ込まなくてもよいではないか」
 それを聞いた甚五郎は「何を言う、ケツでも喰らえ!」と罵倒して柱を馬淵川へ捨てた。
 その柱は化生してメドチになり、人を襲う様になった。
 故に、メドツの左右の手は柱のヌキのように繋がっており、右手を引っぱれば左手が短くなって右が伸びるようになっているという。

 また、異説では甚五郎が八幡宮建築時に作成、使役した木偶人形と木屑を本殿完成後に川に捨てると、それらがメドツとなったともいわれる。

 ───柱を切り間違え、穴を開け間違えた甚五郎は自身のミスの補填とリカバリーを行う為に、切り取った"柱"を木彫り人形に彫り直し、自分の手伝いをさせた。
 木彫り人形はよく働き、甚五郎を助けたが、期限通りに本殿が完成した後に大量の木屑と共に廃棄された。
 自分が犯したミスを目につかぬ場所に投げ捨てる様に。
 ───ただ、使い捨ての人手として作られ、棄てられるだけなら憎悪は生じなかっただろう。
 左甚五郎ともあろう者が、己の間違いを認めず隠そうとするはずがない。
 間違いによって生み出され、間違いを補填するた為に働き、間違いを隠す為に廃棄された...それが人形には許せなかった。
───生まれた事が間違いである事すら認められず、拒絶されたのだから。
 そして最期の罵倒により、人形が魔に堕ちる事は決定付けられた。
 「尻だけでは足りぬ、臓腑も、血肉も、心も喰らってやる...お前が間違いを認めぬ限り...!!」

【人物・性格】

 ダウナーな木彫り河童人形ガール。人に棄てられたものである為、人間不信気味。
 技術者や職人の類には興味を示すが、自分の間違いを認めない者には烈火の如く怒り散らす。
 間違いを認めたなら許す。

イメージカラー:欅の灰白と深い水色
特技:彫刻、土木作業
好きなもの:彫刻、馬肉、尻子玉
嫌いなもの:左甚五郎、間違いを認めない者
天敵:鷹、左甚五郎
願い:「"間違いわたし"を、認めろ、"甚五郎お父さん

【一人称】わたし【二人称】あなた、お前、呼び捨て【三人称】奴ら

【コメント】

青森サーヴァント練ろうと思ったらつい最近知った方の名前が目についたので参考にしつつ形にした。

どなたでも編集できます